慈朗さんの作品一覧

初恋の証   (BL
慈朗/著

総文字数/15,344

恋愛(純愛)5ページ

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佐伯は高校の同級生だった宮田に片思いをしていた。 打ち明けられない恋。 誰にも言えない想い。 報われることのない初恋。 失いたくないから、好きだと言わない――。 例え報われなくても、構わない――……。 ※BL(同性)モノです※
嘘つき狼
慈朗/著

総文字数/457

詩・短歌・俳句・川柳1ページ

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嘘つきな男。体を許したら、サヨナラ。
Again――恋と花は散り逝いて――
慈朗/著

総文字数/8,165

恋愛(純愛)3ページ

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 突如訪れた初恋の終わり。  あの頃 俺はまだ幼くて、愚かで、無知だったから、君の言葉の意味も君が抱いていた悲しみも優しさも、わからなかった。  ただ砕けた初恋の残骸を見つめて、自暴自棄になっていた。  本当に、どうしようもないよな。  俺っていつもいつも、救いようがないほど馬鹿だ。  もしもあの時に戻れるならば、君を抱きしめて離さないのに。何があっても、絶対に君をいかせないのに。  なあ、怒ってくれよ。 「バカ」って、 「何も知らなかったくせに」って、 「全部アンタが悪いんだ」って、  怒ってくれよ。  責めてくれよ。  怒鳴ってくれよ。  昔みたいに、あのツンとした態度で俺を叱ってくれよ。  ………。  笑ってくれ。  笑ってくれ。  笑ってくれ。  頼むから、また、俺に笑ってくれ。  笑顔を見せてくれ。  笑ってくれ。  笑ってくれよ。お願いだ。お願いだ……。  どうか、どうか……――志帆。 ----------------------------- 隆二と志帆。 幼馴染みで恋人でもあった二人は15の春に別離した。 志帆の言葉の意味、そして隆二を待ち受ける真実とは--。
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