実風 ココロさんの作品一覧

大切な人へ...

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 「楓...起き..て」 「う.ん?」  「起きて楓」 「おはょぅ、椿」  「おはよう楓」ニコッ 彼は私の兄の椿、椿は大学の4年生の時、卒業したら結婚するはずだった彼女がいた 私も彼女とは仲が良く時々家に遊びに来ていた... そんなある日椿と彼女はクリスマスの時に一緒に遊びに行くはずだったが 椿を迎えに来た彼女が椿の前でスリップした一台の車に跳ねられ亡くなってしまった だから私は決めた...椿を支えるんだって 「楓...楓!」 「何?椿」 「さっきから呼んでたのに何かあったか?」 「えっ?何もないよごめん考え事をしてたの」 「そう、ならいいんだけど」 「じゃあ私着替えてくるね先にリビングへ行っててくれないかな?」 「わかったよ」 そう言って出ていく椿 「さて着替えますか」 私は着替えを終わり椿のいるリビングへ向かった ガチャ 「おはよう!!」
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