雨乃めこさんの作品一覧

【短編】ファースト・キスはあなたの部屋で

総文字数/3,072

恋愛(純愛)11ページ

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いつもの部屋。 いつもの匂い。 いつもの彼。 土曜日の午後3時。 毎週決まって向かうその部屋で。 「…キス、したことある?」 『さぁ』 「どんな感じなのかな?」 『…どんな感じって…そりゃ…』
【短編】弱った君が愛おしい

総文字数/4,909

恋愛(純愛)11ページ

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口が悪くて意地悪で いつもは最低最悪の幼なじみだけど… 今日、そんな幼なじみが風邪をひいた。 「…うぅ、だりぃ」 いつもは大嫌いだけど、 「…それは、食べられる」 潤んだ瞳でゼリーを見つめる 弱った君は、 今日だけすごく愛おしいんだ。
【短編】くすぐって真夏日

総文字数/9,302

恋愛(純愛)23ページ

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キミの手首を掴んだのを、 外の気温のせいにする
【短編】君と卒業式

総文字数/3,618

恋愛(純愛)14ページ

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今日は卒業式。 君と同じ学校の制服を着るのも最後。 そんな日だから。 中学卒業ともう1つ。 卒業しようと思うんだ。
【短編】こたつとみかん

総文字数/5,309

恋愛(純愛)15ページ

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一年に一回。 年末年始に一度だけ、 幼なじみのあいつが 今年も帰って来た。 「かーいくねぇな、相変わらず」 ちょっと乱暴で手荒な幼なじみは また少し大人になっていて なんだかムカついた。 「本当に寝てんの?」 久々に聞いた彼の穏やかな声に 閉じていた瞼が動いて…。 今年もまた、胸が鳴ってしまった。
【短編】井上さんの毛先が今日も

総文字数/3,864

恋愛(純愛)11ページ

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癖っ毛で、クルンとした彼女の細い毛先が。 授業中、さりげなく揺れるたびに。 勝手に上がってしまう口角を隠すように、 僕は毎回、頬杖をつく。 「井上さんの髪、いいよね」 誰かがそういったとき、 知っているのは僕だけでいいと思った。 一度でいいから触れてみたい。 窓から流れてくる風に、彼女の髪がなびくたび シャンプーの香りが鼻をかすめて 「触りたい」
【短編】お菓子な関係

総文字数/5,295

恋愛(純愛)13ページ

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スイーツ作りが好きな私と スイーツを食べるのが好きな彼 そんな私たちは、 放課後の家庭科室で 一緒に過ごす。 クラスメイトでも 友達でも 恋人でもない なんとなくそうなった お菓子な関係。
【短編】黒板に、その2文字を

総文字数/4,591

恋愛(学園)16ページ

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「先生」 私がそう呼ぶと 「何」 不機嫌そうに眉間にしわを寄せるあなた。 「なんでもないっ」 そう言って笑う私を 「吉田うるさい、減点」 先生はいつだって、冷たくあしらう。 ねぇ、 先生が思ってる以上に 私は先生でいっぱいだよ
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「快斗のこと…ずっと好きだったんだ」 もうずっと昔から 私は幼なじみの彼と結ばれる 運命だと思っていた。 それなのに。 「ごめん、葉月とは付き合えない」 嘘でしょ。 呆気なく散ってしまった、 私の長い長い片想い。 落ち込んでる私の前に現れたのは。 「先輩振られたんですかー?」 「可哀想だから、 デート誘ってあげましょうか?」 大嫌いな後輩でした。 君とデートなんて行くわけないでしょ。 「先輩が好きだよ」 多分。 ────────── (18) 椎名葉月 (しいな はづき) (16)白山 新 (しろやま しん) ─────────── 野いちごオススメ作品に掲載されました! 本当にありがとうございます!!
【短編】後ろの席のうさぎくん

総文字数/2,352

恋愛(学園)12ページ

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後ろの席の彼は いつも私にちょっかいを出してくる 「やめて」と訴えても聞いてくれない いい加減にしてよ 『シャンプーいい匂いだね』 意地悪に耳元でそう言ううさぎみたいな彼。 明日はどんなイタズラをされるだろう。 ──────────── 野いちごオススメ作品に掲載されました!! ありがとうございます!!
【短編】メロンソーダに溺れる

総文字数/5,460

恋愛(純愛)14ページ

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午後7時。 普段は背中しか見せない彼が、 『ジュケンセーがこんなところでぼーっとしてていいの』 今日は、こちらを向いている。 なぜだ。 『ガキっぽいの飲んでるね』 そんな彼の声に パチパチッと胸が鳴って。 「うるさいな……」 そう言って止めた息が、 ブクッとストローから溢れて。 「そういう、菅原だって……」 『ん?なに?よく聞こえない』 初めての距離に、 シュワシュワと世界が弾けた。
【短編】不機嫌な最下くん

総文字数/4,518

恋愛(純愛)12ページ

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クラスメイトの最下くんは 女の子みたいなすっごく可愛い男の子。 子犬みたいなクリクリした目と ふわふわの髪や小柄な体は 完全に小動物。 だけど…。 いつもふわふわしてるイメージの彼は 『最下くん、可愛いね!』 『……』 私が話しかけると、何故だかいつも ムッとする。 私、なにかしたのかな? *・゜゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゜・ 三好 乃々(みよし のの) × 最下 佑人 (もか ゆうと) **・゜゜・*:.。..。.:*:.。. .。.:*・*・゜゜・*:. 『この手、自分の力だけでどけてみなよ』 オオカミへと豹変する彼にドキドキして…? 可愛い最下くんはどこにいったのー?! 『俺だって、ちゃんと男だよ』
【短編】隣の君に恋する瞬間

総文字数/4,777

恋愛(純愛)18ページ

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昨日まで ただのクラスメイトだった君に 気づいたら恋をしていた
みだらなキミと、密室で。

総文字数/129,751

恋愛(純愛)300ページ

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「ウミちゃんといっしょがいい!」 可愛“かった” そう。 幼なじみが、可愛かったのは、 もうずっとずっと過去の話。 「夜道に女の子ひとりは危険でしょ」 疎遠になっていた幼なじみと、 まさか数年ぶりに話すことになるなんて。 「羨ましかった?キスしてるの」 だけど、可愛かったあの頃とはだいぶ、 見た目も人格も変わってしまったわけで。 「……海風もしてみる?」 今の彼に名前なんて呼ばれたくなくて。 「だいっきらい!」 そう突き放したせいで──────。 ゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜゜+. 芳川 海風(ヨシカワ ウミカ) × 有馬 遥琉(アリマ ミチル) ――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜゜+.―― 「ちゃんと責任取ってよ」 「今日から、海風のものは俺のもの」 突然いいがかりをつけられて ふたたび関わることになって もう、とっくに忘れてたはずなのに。 「答えないともっとすごいキスするけど」 どんな夜道よりも キミがいちばん 危険だ──────。
【短編】空っぽのプール

総文字数/6,128

恋愛(純愛)18ページ

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きっかけはしょうもなくて 馬鹿げていて 夏の日差しに照らされた君の姿に 胸がザワザワしちゃうのを 全部夏の暑さのせいになんかできなくて 君らしくない切ない顔とか 君らしくない嘘っぽい本当の話とか 汚れた水と一緒に 全部流すつもりだったのに…。 私たちはきっと 来年も再来年も 今年の夏を思い出すだろう。
【短編】泣き顔記念日

総文字数/6,315

恋愛(純愛)20ページ

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失恋した君が 今日、 初めて僕の前で泣いたんだ 強がりでガサツで 変なとこ素直じゃない君の 唯一、君が君で居られる場所に 僕はいつだってなってあげるから だから、ずっと そばにいてよ
キミが可愛いわけがない

総文字数/94,639

恋愛(純愛)238ページ

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背が高くて、明るく元気で 声は大きいし、ガサツ。 そんなキミのことを、昔は本気で男の子だと信じてた。 俺の憧れで戦友といっても過言じゃない。 「はぁー?お前のどこが女なんだよ」 ずっとそう思っていたし、 ずっとそう自分の心に言い聞かせてきた。 それなのに…。 最近、あいつと話すキミを見ていると、すごく胸が苦しくなるんだ。 いつかキミが、俺のそばから消えちゃったらなんて考えて…。 ずっと俺だけのキミでいてほしいなんて、 わがままなのはわかってるんだ。 *.○。・.: * .。○・。.。:*。○。:.・。*.○*. 河西 柚希(カワニシ ユズキ)・17 昔から男っぽくガサツ。 ショートボブがよく似合う女の子。 × 楠木 芽郁(クスノキ メイ)・17 柚希の幼なじみ。 ルックスがよく女の子からモテる。 *.○。・.: * .。○・。.。:*。○。:.・。*.○ 横顔とか 寝顔とか いちいち横目で確認してはドキドキして。 ガサツでうるさいキミが 可愛いわけがないのに。
由良先輩はふしだら

総文字数/119,178

恋愛(純愛)300ページ

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ずっと遠くから見ていた 憧れの彼と────。 まさか付き合うことになるなんて… 『いいよ』 そう言ったあなたは、 すごく切なそうだったのをよく覚えている。 例え、先輩の本当に大切な人が 私じゃなくても 『先輩のそばに居られるのなら』 *・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。*゜ 小柴 美子(コシバ ミコ) × 由良 広真 (ユラ ヒロマ) ・*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。* 『私のこと利用してくれるだけでいいと思えるくらい、私は先輩のことが好きだから』 確信してそう言えるから。
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黒川くんと付き合い出してから、月日は流れ 私たちは、高校最後の夏休みに入ろうとしていた そんな時────── 『久しぶり、沙良』 昔、私がお世話になった 7つ年上のお兄ちゃん “ こうちゃん” が突然私のうちに住むことになって?! 『臨時教師としてやってきました、 藤枝 洸です』 そしてなぜかこうちゃんが、 私のクラスの副担任?! 『綺麗になったね』 『見たいな、沙良の水着姿』 高校最後の夏休みは、憧れだったこうちゃんも一緒?! 大人になった彼はなんだかすごくドキドキさせてくるし…。 『良いんじゃない?あいつと仲良くすれば』 『悪いけど、今は沙良と話したくない』 黒川くんはすごくご機嫌斜めで…。 *・゜゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゜・ 学年1の美少女。 銀髪少年、南夏と付き合っている。 姫野 沙良(ヒメノ サラ) × 基本、クールで目つきが鋭い でも彼女の沙良をかなり溺愛している。 黒川 南夏(クロカワ ナツ) **・゜゜・*:.。..。.:*:.。. .。.:*・*・゜゜・*:. 『ほんっと、男ってありえないっ!』 美蘭(ミラン)ちゃんや音楽(オトラ)くんもケンカになっちゃって… みんな揃って別れの危機?! どうなる最後の夏休み!!!! ※こちらは『銀髪ヤンキーくんの溺愛』の番外編となります。作品を読む前にそちらから読むことをお勧めします。
あの日、君と見た青空を僕は忘れない

総文字数/70,457

恋愛(キケン・ダーク)130ページ

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高3の始業式。 屋上で寝ていた僕に 声をかけた君。 僕は冷たくあしらったけど 君は覚えているかな。 あの日君と見た青空は、桜の花びらが一面に広がっていて 心の底から綺麗だと感じた。 はじめて、一瞬だけ 生きてて良かったと思えたんだ。 ────── 黒田 大翔 (くろだ ひろと) 学校1の不良。 入学初日で事件を起こしたことで学校中から恐れられている。 岡本 幸 (おかもと さち) 黒田の高校に転入してきたクラスメイト。 人一倍明るく、一生懸命な女の子。 クラスの学級委員。 ────── 誤字脱字、直し中。
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