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GEENA
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祖父母との生活
GEENA /著

総文字数/785

ノンフィクション・実話1ページ

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私が物心ついたときには、父はもういなかった。 母も家にはいなかった。 私の世話は祖父母がしていて、祖母のことを母だと誤解しそうな状況だった。 母は、気性のきつい人で、たまに祖父母の家に顔を出す。 そして、私に、怒鳴ったり、ビール瓶で殴ろうとしたりした。 たまに来る母に甘えたかった私が、じゃれると母がうざかる。 泣くと、叩かれる。泣き虫が嫌いだ、メソメソ泣くなと、まだ、幼稚園児の私に言う。 いつしか、母が来るたびに、ドキドキするようになった。 きつい香水の臭いがまとい、きついメイクをして、いつも、カリカリしていた母。 正直、母が来るのが恐かった、母の香水の臭いを嗅ぐたびに、足が震え、笑顔がひきつった。 母は、スナックで勤めている。 後から知った話、母は、私が3歳にもならない時に父とは離婚したと言う。 写真は、父が移っている部分が切り取られている ので、顔すら知らない。 それでも、まだ、祖父母が元気なときは、まだ、よかった。 たまに来る母の顔色をうかがいながら、祖父母とは、仲良く生活していた。 それなりの幼稚園生活だったと思う。 そして、小学生になった 続く。
生まれたての卵
GEENA /著

総文字数/0

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これは、私が産まれたときの物語。

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