プロフィール

花袋 一
【会員番号】958333
𓍯 ⸝⸝⸝⸝ㅤ

花袋 一(かたい はじめ)です

お話を書くこと、ポケモンと冬が好き
小さい頃の愛読書はダレン・シャンでした


▽いま好きな要素
  幼なじみ(熱が一向に冷めませんтт)/拗らせ
  ツンデレ/主従関係(次は主従で書きたいかも…)

作品一覧

ハイドアンドシーク

総文字数/88,281

恋愛(キケン・ダーク)219ページ

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編入先の男子校で再会したのは、 人を惹きつけながらも容易には寄せつけない 美しい棘を纏った孤高の皇帝 そんな彼はわたしの幼なじみで ────好き、だったひと 「……お前、ずっとなに隠してんの」 ⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘ 東雲 統理 シノノメ トウリ × 鹿嶋 恋 カシマ レン ⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘ 愛されたいし、愛したい 本当は愛が欲しくてたまらない 「こんなんでへばってたらこの先もたねーぞ」 彼から貰う愛がたとえ虚構だったとしても その愛がわたしを満たしてくれる こんなの、苦しくなるだけなのに . . 「……れん。 お前、それ」 「東雲さん、わたし、本当は──」 〖 ハイドアンドシーク 〗 その愛は美しい闇の形をしている 2023.9.29 ~
不器用オオカミとひみつの同居生活。

総文字数/161,204

恋愛(キケン・ダーク)403ページ

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16の冬、私はコンビニで不良をひろった。 「うちに来ますか?」 その一言がすべてのはじまり。 * . ✩ なぜ誘ったの? 「特に理由はないです」 なぜついて行ったの? 「別に。気分」 不器用同士の同居生活は 無関心からのスタートだった。 * 虚弱体質なアンニュイ系女子 ただしワーカホリック 茅森(かやもり) × 無気力気まぐれヤンキー ただし朴念仁ではない 花平(はなひら) * 「花平くんは服を着てください」 「偶発的に混浴してくんな茅森」 お互いの事情には一切干渉せず、 名前すらも知らない日々。 だけどふたりで食べるご飯は いつもより美味しかった。 ・ ・ ・ 。 * 「なあ茅森、噛んでいい?」 「…それで花平くんの気が済むのなら」 角砂糖がミルクに溶けるように 甘く、甘く落ちていく。 *不器用オオカミとひみつの同居生活。 総合ランキング1位 本当にありがとうございます! 2020.3.12 ~ 2020.6.23
ブルー・ロマン・アイロニー

総文字数/117,381

青春・友情239ページ

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◇ しょうがない そう自分に言い聞かせて生きてきた ◇ 人間と見分けがつかないくらい、 人間にそっくりなロボット──アンドロイド それらが普及する世界で、 わたしの前に現れたのは 黒を身に纏ったアンドロイドだった 「わたしに家族はいない」 「よし、なるか。家族に」 けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう 「なあ、名前を教えてくれよ」 「アンドロイドなんて大嫌い」 これは人間とアンドロイドが ほんとうのさいわいを見つけるまでの物語。 ──────どこまでもどこまでも、 僕たち一緒に進んで行こう
好いも甘いもしらぬまま

総文字数/0

恋愛(学園)0ページ

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「茉宵ちゃんチューして」 「五色先生、ほんと黙ったほうがいいですよ」 (いつか書きたいお話です)
吐き出してメルトハート

総文字数/5,825

恋愛(純愛)15ページ

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バレンタイン それは世の乙女たちの決戦日 想い人に気持ちを伝える乙女、後を絶たず "今年も……まあ、いっか" なんにもしないわたしに 神さまは痺れを切らしたのか 「口からチョコ出るようになっちゃった」 「なんて?」 吐き出してメルトハート . . ──お前と一緒ならそれでもいいよ、俺は 2023.2.9

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レビュー一覧

★★★★★
2022/03/27 22:54
守り、守られ、対等の関係。

お約束三か条 いち、朝倉百々の休み時間は牙城くんのもの に、朝倉百々は困ったときには牙城くんを頼らなければならない さん、朝倉百々は休日に牙城くんに会ってはならない 「(監禁)されたくなかったら守ってね、約束」 「……ぬ、ん」 ⑅⃛ ⑅⃛ ⑅⃛ 牙城くんからのちょっと(ちょっと?)重い独占欲に包まれている百々ちゃんは苦しくて、もやもやしている。 それは牙城くんが誤解されているから。ほんとうは優しい人なのに、いい人なのに。 "牙城くんを守りたい" 作中、百々ちゃんは何度もそう口にしています。守られてばかりじゃだめだって、牙城くんのためなら傷ついてもかまわないって。覚悟を決めている百々ちゃんはどんな女の子よりも強くて、魅力的で、かっこいい。 繊細で不器用な百々ちゃんと牙城くんの恋。もちろん一筋縄ではいきません。ふたりの迎える結末を、ぜひその目に焼き付けてください。

お約束三か条

いち、朝倉百々の休み時間は牙城くんのもの
に、朝倉百々は困ったときには牙城くんを頼らなければならない
さん、朝倉百々は休日に牙城くんに会ってはならない

「(監禁)されたくなかったら守ってね、約束」
「……ぬ、ん」


⑅⃛ ⑅⃛ ⑅⃛

牙城くんからのちょっと(ちょっと?)重い独占欲に包まれている百々ちゃんは苦しくて、もやもやしている。
それは牙城くんが誤解されているから。ほんとうは優しい人なのに、いい人なのに。

"牙城くんを守りたい"

作中、百々ちゃんは何度もそう口にしています。守られてばかりじゃだめだって、牙城くんのためなら傷ついてもかまわないって。覚悟を決めている百々ちゃんはどんな女の子よりも強くて、魅力的で、かっこいい。

繊細で不器用な百々ちゃんと牙城くんの恋。もちろん一筋縄ではいきません。ふたりの迎える結末を、ぜひその目に焼き付けてください。

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★★★★★
2021/09/23 22:29
ネタバレ
さわってほしい、ふれるなキケン

「俺だってずっと本気なんだよ」
冷たくて、強引で──────
いつだって狼くんはぶっきらぼうだった。



ひな。
こちらのヒーロー狼くんは、ひなちゃんのことをほとんど名前で呼んでいます。お前でも、あんたでもなく、ひな。ここに愛を感じられずにはいられませんでした。ズルい、ずるい、溺愛じゃん!ほわ〜〜〜〜><
近所のおばちゃんのように「あらあらあら...」と終始にんまりしながら読み進めました。

結季作品最大の魅力であるピュアな等身大の恋模様。そこに拗らせオオカミという一滴のスパイスが落とされることでさらにピュアが際立っています。すき。

悶きゅんの連続です。(心臓がもたないので覚悟を決めてから)ぜひご一読ください!

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★★★★★
2020/10/28 23:03
ネタバレ
Broken down,

小説家は感受性が高く繊細であり精神疾患を抱えやすい、昔どこかで聞いた言葉を思い出しながら読み進めました。そして最後の一文、ですね。ぞくりとも、どきりともしました。

平坦な会話文で、それでいて次第に迫っていく物語の主題。とくに2頁9行目からの文字に筆者さまの強い思いが込められているように感じました。
自分が、自分の創作物の価値を知っているうちはいい。じゃあ、もしそうすることができなくなったら? 世界に蔓延る言葉や文字に汚染されてしまったら? "僕"のように、自分が何者かわからなくなってしまうのでしょうか。

彼女、きみ、ロンドン橋落ちた、きみ、ロンドン橋落ちた、落ちた、落ちた。

まるで文豪作品を読んでいるかのようでした。
本当に素敵な文学をありがとうございます。

My fair lady.

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★★★★★
2020/07/25 17:27
相棒は、ひとりじゃない。

お前はまだ世界を知らない。 それがかつての相棒、鷹目の最期の言葉だった。相棒を失った元殺し屋・兎はとある少女と出会う。 「私は鷹目の娘だ。お前、私を守れ」 「無理だ。俺は鷹目がいない限り、戦わない」 「大丈夫だ…私を信じろ」 「おいニカ!目を覚ませ!」 俺たちは途方もない旅に出る。 謎の追っ手から逃げるために、相棒が残したメッセージを解くために。 ────『世界』を知るために。 * 高島さんの作品はいつだって強いメッセージが込められています。前作とはまた違う観点でありながら、高島さんが大切にしているものが今作にもちゃんと込められていました。 登場人物に吹き込まれた命。考えも性格も違う。世界を知っている者、まだ知らない者。そして受け継がれる想い。物語はどのような結末を迎えるのか、そして相棒の言う『世界』とは何か。 エメラルドグリーンの瞳に映るのは──。 ぜひご一読ください。

お前はまだ世界を知らない。


それがかつての相棒、鷹目の最期の言葉だった。相棒を失った元殺し屋・兎はとある少女と出会う。

「私は鷹目の娘だ。お前、私を守れ」
「無理だ。俺は鷹目がいない限り、戦わない」


「大丈夫だ…私を信じろ」
「おいニカ!目を覚ませ!」

俺たちは途方もない旅に出る。
謎の追っ手から逃げるために、相棒が残したメッセージを解くために。
────『世界』を知るために。


高島さんの作品はいつだって強いメッセージが込められています。前作とはまた違う観点でありながら、高島さんが大切にしているものが今作にもちゃんと込められていました。

登場人物に吹き込まれた命。考えも性格も違う。世界を知っている者、まだ知らない者。そして受け継がれる想い。物語はどのような結末を迎えるのか、そして相棒の言う『世界』とは何か。

エメラルドグリーンの瞳に映るのは──。
ぜひご一読ください。

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★★★★★
2020/07/06 09:25
ネタバレ
パイナップル


どんな理由があれど、私は多岐くんの恋人なんだ。





ずっと多岐くんの内面を見ていて、好きだという気持ちを曲げなかったひなたちゃん。
クズだろうクズじゃなかろうが、自分の好きな人には変わりない。

ポジサイコのひなたちゃんは、どれだけ悪口を言われてもイヤミを言われても(的場くん以外には)絶対にやり返したりはしませんでした。

強くて、優しくて、恋をしてだんだん女の子っぽくなっていくひなたちゃんに絆されないわけがないよね多岐くん。犬飼先生が高校生だったら危なかったね多岐くん。胸きゅんと青春をいただきました。


あと、野坂さん毎回ギャグセン高くて好きです...「おい、たきろう」に不意打ちでやられました、ありがとうございます。でもMVPはパイナップルみたいな顔です。このパワーワードは一生忘れません。

笑いと感動の詰まった素敵な物語でした。
ありがとうございました!

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好きな作家

  • 伊坂幸太郎
  • 島本理生
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