幼馴染御曹司と十日間の恋人契約で愛を孕んだら彼の独占欲が全開になりました
本当のプロポーズ
ホテルの正面玄関前、乗降場で沙也たちは車から降りた。
目暮はこのまま次の仕事へ行くと言っていて、沙也は改めてお礼を言って、彼と別れた。
ホテルに入り、奥のエレベーターへ向かう。
「この間と同じようなティールームだけど、いいかな?」
清登は沙也と洋斗をエスコートしながら聞いてきた。
「うん。お任せするよ」
シンプルに答えた。
きっともう予約されているだろうし、清登が決めてくれたなら、良いところなのだろう。
沙也が抱っこしている洋斗はもちろん、ホテルなど初めてなのだ。
緊張と驚き、興味でいっぱいになってしまい、沙也の腕から乗り出してきょろきょろしていた。
「きらきらぁ~」
感動の声を出す。
確かにどこもかしこも、華美で上品で、きらきらだ。
「シンデレラのお城みたいだねぇ」
おかしくなるやら、愛おしくなるやらの沙也は、洋斗に向かって優しく言った。
洋斗はこくこく頷いて、あちこち指差してくる。
目暮はこのまま次の仕事へ行くと言っていて、沙也は改めてお礼を言って、彼と別れた。
ホテルに入り、奥のエレベーターへ向かう。
「この間と同じようなティールームだけど、いいかな?」
清登は沙也と洋斗をエスコートしながら聞いてきた。
「うん。お任せするよ」
シンプルに答えた。
きっともう予約されているだろうし、清登が決めてくれたなら、良いところなのだろう。
沙也が抱っこしている洋斗はもちろん、ホテルなど初めてなのだ。
緊張と驚き、興味でいっぱいになってしまい、沙也の腕から乗り出してきょろきょろしていた。
「きらきらぁ~」
感動の声を出す。
確かにどこもかしこも、華美で上品で、きらきらだ。
「シンデレラのお城みたいだねぇ」
おかしくなるやら、愛おしくなるやらの沙也は、洋斗に向かって優しく言った。
洋斗はこくこく頷いて、あちこち指差してくる。