幼馴染御曹司と十日間の恋人契約で愛を孕んだら彼の独占欲が全開になりました
花嫁になる日
それから約二ヵ月後の、真冬の頃。
無事に式の日がやってきた。
今まで会ったり過ごしたりしてきたところよりさらに格式が高い、大きなホテルでの挙式と披露宴。
沙也が選んだドレスは、定番のプリンセスラインの、ピュアホワイト。
アクセサリーはシルバーをメインに、パールやビジューを上品に加えてもらった。
髪はすっきり、アップヘアにして、長めのヴェールと花の飾りをつける。
控え室で支度を進めていると、こんこんとドアが叩かれた。
もうほとんど完成だったので、スタッフが「はい」と応答した。
「沙也、お支度はどう……、まぁ、綺麗ね!」
訪ねてきたのは母だった。
黒留袖をきっちり着こなしていて、腕に洋斗を抱いている。
沙也のドレス姿を見て、ぱっと顔を明るくしてくれた。
最終調整はあとにすることにして、沙也は入り口へ向かう。
無事に式の日がやってきた。
今まで会ったり過ごしたりしてきたところよりさらに格式が高い、大きなホテルでの挙式と披露宴。
沙也が選んだドレスは、定番のプリンセスラインの、ピュアホワイト。
アクセサリーはシルバーをメインに、パールやビジューを上品に加えてもらった。
髪はすっきり、アップヘアにして、長めのヴェールと花の飾りをつける。
控え室で支度を進めていると、こんこんとドアが叩かれた。
もうほとんど完成だったので、スタッフが「はい」と応答した。
「沙也、お支度はどう……、まぁ、綺麗ね!」
訪ねてきたのは母だった。
黒留袖をきっちり着こなしていて、腕に洋斗を抱いている。
沙也のドレス姿を見て、ぱっと顔を明るくしてくれた。
最終調整はあとにすることにして、沙也は入り口へ向かう。