忘れられない恋
嘘と真実♡
*
時は現在に戻り、
俺は画面の割れたスマホを新しいスマホに変えるため、店内に並べてあるスマホを眺めていた。
どれにしようか。
たくさんスマホがあって、正直どれにしようか決めかねている。
最新機種にするか、高性能なスマホにするか、それともデザイン性を取るか。
どれも捨てがたい。
「あの……」
俺がスマホ選びに夢中になっている時だった。
近くにいた女性スタッフがやってきて、俺に声をかけてくる。
「いらっしゃいませ。今日はどういったご……」
女性スタッフの口が何故か止まり、不思議に思ったが、女性スタッフはまた口をゆっくりと動かした。