お菓子の国の王子様〜指切りした約束から婚約まで〜花村三姉妹 美愛と雅の物語
8姫と悪魔 #3
美愛サイド
美愛サイド
なんだか全身が温かくて気持ちいいし、安心。あれ?でも、プードルのBon Bonってこんなに固かったっけ?
眠気まなこを開けると、目の前は一面ネイビーブルー。
......えっ、なんだか体が思うように動かない。
何だろう、背中に何か感触がある。
ゆっくりと上を見上げると、雅さんの寝顔が‼︎
驚いて息を飲み、思わず小声でささやいてしまった。
「えっ、えーー、どういうこと? なんで雅さんのベッドで一緒にいるの? 覚えていない、覚えていない。今動いたら雅さんを起こしちゃうよね? どうしよう? でも、もう少しこのままでいたいな。お願い、もう少しだけ」
この心臓の鼓動よ、鎮まれ!
雅さんに気づかれちゃうよ。
ハァ〜、温かい。
雅さんにこうやって抱きしめてもらえるのが好き。
時が止まっちゃえばいいのに。
なんだか全身が温かくて気持ちいいし、安心。あれ?でも、プードルのBon Bonってこんなに固かったっけ?
眠気まなこを開けると、目の前は一面ネイビーブルー。
......えっ、なんだか体が思うように動かない。
何だろう、背中に何か感触がある。
ゆっくりと上を見上げると、雅さんの寝顔が‼︎
驚いて息を飲み、思わず小声でささやいてしまった。
「えっ、えーー、どういうこと? なんで雅さんのベッドで一緒にいるの? 覚えていない、覚えていない。今動いたら雅さんを起こしちゃうよね? どうしよう? でも、もう少しこのままでいたいな。お願い、もう少しだけ」
この心臓の鼓動よ、鎮まれ!
雅さんに気づかれちゃうよ。
ハァ〜、温かい。
雅さんにこうやって抱きしめてもらえるのが好き。
時が止まっちゃえばいいのに。