俺様同期の執着愛
4、やらかした夜
【綾芽のターン】
「ねえ、柚葵クン……なんで私たち、こんなところにいるんだっけ?」
「終電逃したあげく気分が悪くなったから休みたいと言ったんだよ、綾チャンが!」
私たちは白のバスローブを着用して、ふたりでベッドに並んで座っている。
柚葵はスマホでゲームをしていて、私は枕を抱きしめながらスマホで明日の始発の電車を確認している。
「でも、お風呂入らなくてよくない?」
「俺、風呂入らないとベッドに横になれないタイプ」
「神経質なの?」
「綺麗好きと言えよ」
ああ、なんでこんなことになってるんだろう?
いくらなんでも柚葵とラブホテルにいるなんてバカなのかなー私は。
すごく気まずいけど、一応確認はしておこうと思う。
「あのさ、私は休憩しに来ただけだから」
「だから休憩3時間で入ったじゃん」
それで本当に休憩する奴はまずいないんだけど、柚葵となら本当に休憩で済みそうな気がしてきた。彼はまったくこっちを見ないんだもの。
まあ、変な気を起こされても困るし、ここは安心してもいいのかな。
「じゃあ、私は仮眠を取るから」
「おう、おやすみ」
柚葵は私を一切見ずにそう言った。
なんだ、本当に心配しすぎただけだったわ。
「ねえ、柚葵クン……なんで私たち、こんなところにいるんだっけ?」
「終電逃したあげく気分が悪くなったから休みたいと言ったんだよ、綾チャンが!」
私たちは白のバスローブを着用して、ふたりでベッドに並んで座っている。
柚葵はスマホでゲームをしていて、私は枕を抱きしめながらスマホで明日の始発の電車を確認している。
「でも、お風呂入らなくてよくない?」
「俺、風呂入らないとベッドに横になれないタイプ」
「神経質なの?」
「綺麗好きと言えよ」
ああ、なんでこんなことになってるんだろう?
いくらなんでも柚葵とラブホテルにいるなんてバカなのかなー私は。
すごく気まずいけど、一応確認はしておこうと思う。
「あのさ、私は休憩しに来ただけだから」
「だから休憩3時間で入ったじゃん」
それで本当に休憩する奴はまずいないんだけど、柚葵となら本当に休憩で済みそうな気がしてきた。彼はまったくこっちを見ないんだもの。
まあ、変な気を起こされても困るし、ここは安心してもいいのかな。
「じゃあ、私は仮眠を取るから」
「おう、おやすみ」
柚葵は私を一切見ずにそう言った。
なんだ、本当に心配しすぎただけだったわ。