上司と始める秘密の子作り契約?!~あなたのことを好きになってもいいですか~
エピローグ
オフィスでは朝のミーティングが行われて連絡事項を告げていた。
黙って業務連絡を聞いている不破の端正な顔を盗み見しているあかりは若干見惚れている。今までオフィスではあまり見ないようにしていた。無駄に意識するのは避けようとより意識していた気がする。
(だってやっぱりかっこいいんだもんなぁ……)
不破との関係がまた変わった。良い方に、夢のような関係に変わってより今までのかっこよさに色が付いた。
華やかで煌めいて、眩しい。好きな人と自覚すると今まで見えていなかった色が鮮明に彩りだしてあかり自身が戸惑っている。
「各自ほかに何か連絡とかない?」
部長の不破の声にメンバーは特に発言しそうな雰囲気もない。見惚れていたあかりもハッとした。ぶっちゃけ話をちゃんと聞いていなかった。これはまずい、すでに業務に支障を出し始めている。反省反省、そんなことを脳内でぶつぶつ呟いていたら不破がフイに声をあげた。
「俺からひとつ連絡がある。全員に周知していてほしいからここで言わせて?天野」
「へ?」
いきなり名前を呼ばれてあかりは間抜けな返事をした。
「こっち」
手招きまでされて余計に首を傾げつつも不破の元に足を寄せた。
黙って業務連絡を聞いている不破の端正な顔を盗み見しているあかりは若干見惚れている。今までオフィスではあまり見ないようにしていた。無駄に意識するのは避けようとより意識していた気がする。
(だってやっぱりかっこいいんだもんなぁ……)
不破との関係がまた変わった。良い方に、夢のような関係に変わってより今までのかっこよさに色が付いた。
華やかで煌めいて、眩しい。好きな人と自覚すると今まで見えていなかった色が鮮明に彩りだしてあかり自身が戸惑っている。
「各自ほかに何か連絡とかない?」
部長の不破の声にメンバーは特に発言しそうな雰囲気もない。見惚れていたあかりもハッとした。ぶっちゃけ話をちゃんと聞いていなかった。これはまずい、すでに業務に支障を出し始めている。反省反省、そんなことを脳内でぶつぶつ呟いていたら不破がフイに声をあげた。
「俺からひとつ連絡がある。全員に周知していてほしいからここで言わせて?天野」
「へ?」
いきなり名前を呼ばれてあかりは間抜けな返事をした。
「こっち」
手招きまでされて余計に首を傾げつつも不破の元に足を寄せた。