どん底貧乏美女は夢をあきらめない
どん底貧乏美女は結婚するも熟女に翻弄される
それからはあれよあれよという間に、美玖の実家に大吾が挨拶に行ってくれて、結婚式もあわただしく行われた。
榊家としては長男の結婚式でもっと大きな式場で招待客も榊グループの関係者を呼びたいという事だったが、大吾は頑として受け付けなかった。
KAI空間設計事務所としての取引先を呼ぶならまだしも、榊グループは弟の昇平が継ぐのだから昇平の結婚式の時に大々的にやればいいと言って家族と友人、大吾がお世話になった前の会社の関係者や恩人そう言う人達だけのこじんまりした結婚式とパーテイ―になった。
長野から家族全員が上京してきてくれた。
大吾とあいさつに行った時には、大学入学時に長野を出て以来だったので、弟たちも大きくなって8年ぶりの再会に涙涙の夢野家だった。
母が美玖には、就職後は毎月8万も仕送りをしてもらっていたお陰で弟たちも何とか大学に通わせることができたと言って感謝してくれて、後はもう大丈夫だから結婚を機に仕送りはいらないと言ってくれた。
でも美玖は少し減らして仕送りは続けるつもりだと大吾には言ってある。
大吾は美玖が毎月8万も仕送りしていて奨学金の返済もあったのだから、それは節約生活になるよなと言って驚いていた。
貧乏節約生活を楽しんでいつも明るく生きてきた美玖を尊敬すると言ってくれた。
そしてぬくぬくと育った自分が恥ずかしいとも言っていたが、それはまた別の話でなにも無理して苦労することはないのだ。
与えられた場所で与えらた環境を生かして前に進むことが素晴らしいことなんだと思う。
大吾は榊グループと言う大きな会社を継ぐことより自分の力と才能で会社を興し成功してきたのだ、それは誰でもできる事ではない。
大吾だからできたのだから、そっちの方が尊敬に値すると美玖は真摯に大吾を誇りに思うと言った。
そしてそんな人と結婚できたことが美玖の人生一番のラッキーな事だと言って大吾を有頂天にさせた。
新婚初夜はまたまた厚いもとい熱い夜となったのだった。
大島からは母の妹の叔母が付き添ってくれて、祖母は直接東京に船でやってきてくれた。
大吾がホテル・ラ・ルミエール東京のスイートを3部屋もとってくれて、結婚式の前の日から3泊で予約してくれたのだ。
皆ゆっくり東京見物が楽しめるようにと、大吾の気遣いとやさしさに夢野家は感謝しきりだった。
祖母もご機嫌で初めての東京と、ホテルのスイートルームには目をむいていた。
ザ、田舎のおばあちゃんが、皆をほっこりさせてくれた。
大吾のお母様となぜか祖母が意気投合、何故感性が合うのかわからないが、話を聞いていても話題がかみ合っていないのに最後はそうですよねえ見たいな感じで不思議な二人だった。
でも皆ニコニコと楽しい温かい雰囲気の結婚式になった。
大吾は美玖のウエデイングドレス姿に、美しすぎると言って絶句していた。
美玖は大吾の額をあらわにし後ろに髪を流したスタイルがめちゃくちゃ似合っていて、黒のフロックコートが背の高いスタイルの良い大吾にはぴったりでどこかの王子様の様だと言って頬をそめた。
祖母は美玖そっちのけで大吾と何枚も写真を撮っていた。
そして叔母に私が死んだらこの写真を棺桶に一緒に入れてねと言ってみんなの笑いを誘っていた。
こんなイケメンと一緒に棺桶に入れるなんて僥倖だと言ってほくほくしていたが、棺桶に一緒に入れられる方の大吾は苦笑するしかなかったのではと、美玖は申し訳なかった。
夢野家と祖母と叔母の一行6名は、結婚式も東京観光もわちゃわちゃ楽しんで、大満足で帰っていった。
榊家としては長男の結婚式でもっと大きな式場で招待客も榊グループの関係者を呼びたいという事だったが、大吾は頑として受け付けなかった。
KAI空間設計事務所としての取引先を呼ぶならまだしも、榊グループは弟の昇平が継ぐのだから昇平の結婚式の時に大々的にやればいいと言って家族と友人、大吾がお世話になった前の会社の関係者や恩人そう言う人達だけのこじんまりした結婚式とパーテイ―になった。
長野から家族全員が上京してきてくれた。
大吾とあいさつに行った時には、大学入学時に長野を出て以来だったので、弟たちも大きくなって8年ぶりの再会に涙涙の夢野家だった。
母が美玖には、就職後は毎月8万も仕送りをしてもらっていたお陰で弟たちも何とか大学に通わせることができたと言って感謝してくれて、後はもう大丈夫だから結婚を機に仕送りはいらないと言ってくれた。
でも美玖は少し減らして仕送りは続けるつもりだと大吾には言ってある。
大吾は美玖が毎月8万も仕送りしていて奨学金の返済もあったのだから、それは節約生活になるよなと言って驚いていた。
貧乏節約生活を楽しんでいつも明るく生きてきた美玖を尊敬すると言ってくれた。
そしてぬくぬくと育った自分が恥ずかしいとも言っていたが、それはまた別の話でなにも無理して苦労することはないのだ。
与えられた場所で与えらた環境を生かして前に進むことが素晴らしいことなんだと思う。
大吾は榊グループと言う大きな会社を継ぐことより自分の力と才能で会社を興し成功してきたのだ、それは誰でもできる事ではない。
大吾だからできたのだから、そっちの方が尊敬に値すると美玖は真摯に大吾を誇りに思うと言った。
そしてそんな人と結婚できたことが美玖の人生一番のラッキーな事だと言って大吾を有頂天にさせた。
新婚初夜はまたまた厚いもとい熱い夜となったのだった。
大島からは母の妹の叔母が付き添ってくれて、祖母は直接東京に船でやってきてくれた。
大吾がホテル・ラ・ルミエール東京のスイートを3部屋もとってくれて、結婚式の前の日から3泊で予約してくれたのだ。
皆ゆっくり東京見物が楽しめるようにと、大吾の気遣いとやさしさに夢野家は感謝しきりだった。
祖母もご機嫌で初めての東京と、ホテルのスイートルームには目をむいていた。
ザ、田舎のおばあちゃんが、皆をほっこりさせてくれた。
大吾のお母様となぜか祖母が意気投合、何故感性が合うのかわからないが、話を聞いていても話題がかみ合っていないのに最後はそうですよねえ見たいな感じで不思議な二人だった。
でも皆ニコニコと楽しい温かい雰囲気の結婚式になった。
大吾は美玖のウエデイングドレス姿に、美しすぎると言って絶句していた。
美玖は大吾の額をあらわにし後ろに髪を流したスタイルがめちゃくちゃ似合っていて、黒のフロックコートが背の高いスタイルの良い大吾にはぴったりでどこかの王子様の様だと言って頬をそめた。
祖母は美玖そっちのけで大吾と何枚も写真を撮っていた。
そして叔母に私が死んだらこの写真を棺桶に一緒に入れてねと言ってみんなの笑いを誘っていた。
こんなイケメンと一緒に棺桶に入れるなんて僥倖だと言ってほくほくしていたが、棺桶に一緒に入れられる方の大吾は苦笑するしかなかったのではと、美玖は申し訳なかった。
夢野家と祖母と叔母の一行6名は、結婚式も東京観光もわちゃわちゃ楽しんで、大満足で帰っていった。