王子の片思いに気付いたので、悪役令嬢になって婚約破棄に協力しようとしてるのに、なぜ執着するんですか?
聖女に妃教育を1
私が思いついた作戦は、
さつき様にも妃教育を受けてもらおうというものだった。
今まで聖女であるさつき様がいるにも関わらず、
碧人様の婚約候補にならなかったのは、
もちろん先に私が婚約していたからというのもあるものの、
まださつき様のマナーが完璧ではないからというのもある。
もしさつき様が完璧なマナーが身についたら、
聖女を王子の婚約者へという意見も出てくるだろう。
ー魔力と違って、マナーは努力すれば身につくしね…。
そのため、私は明日さつき様を誘うことにして、
妃教育の先生に
「予定が合えば友達も連れて、明日お茶に伺います」と手紙を出した。
次の日、教室につくなり、
またさつき様を呼び出した。
「さつき様今日放課後空いてませんか?
王室で妃教育の先生とお茶するのですが、ご一緒しませんか?
マナーについても色々教えてもらえるかもしれません。」
「王室行ってみたいです!
マナーも教えてもらえるなんて…
是非御一緒させてください!」
ーよし、上手く行った!
碧人様にはお昼休みに伝えよう。
そう思いながら、二人で教室に戻った。
さつき様にも妃教育を受けてもらおうというものだった。
今まで聖女であるさつき様がいるにも関わらず、
碧人様の婚約候補にならなかったのは、
もちろん先に私が婚約していたからというのもあるものの、
まださつき様のマナーが完璧ではないからというのもある。
もしさつき様が完璧なマナーが身についたら、
聖女を王子の婚約者へという意見も出てくるだろう。
ー魔力と違って、マナーは努力すれば身につくしね…。
そのため、私は明日さつき様を誘うことにして、
妃教育の先生に
「予定が合えば友達も連れて、明日お茶に伺います」と手紙を出した。
次の日、教室につくなり、
またさつき様を呼び出した。
「さつき様今日放課後空いてませんか?
王室で妃教育の先生とお茶するのですが、ご一緒しませんか?
マナーについても色々教えてもらえるかもしれません。」
「王室行ってみたいです!
マナーも教えてもらえるなんて…
是非御一緒させてください!」
ーよし、上手く行った!
碧人様にはお昼休みに伝えよう。
そう思いながら、二人で教室に戻った。