嫌いなものは病院なの
健康診断
玲菜side
-学校のHRにて
先生「プリント配るぞー」
げッ!!
”健康診断のお知らせ”!!?
うちのクラスは…3週間後の金曜日、、、。
さぁて、どう切り抜けるか。
この情報が悠くんにバレたら絶対学校休むことはできないから知られないようにしないと!
、、、と言うことで、小さくちぎって学校のごみ箱に捨てた。
そして健康診断前日の朝。
悠くんの勤務は、、、今日から当直!!! 明日は潤くんも早出!
「!!!最高じゃん!」
悠「ん?何がそんなに嬉しいの?」
っやば。
「え、あ、今日友達と放課後遊びに行くことになったの!」
悠「そうなんだ。俺当直だけど、あんまり遅くならないように帰るんだよ?」
「はいはーい!」
セーフ!!?
、、、待てよ。咄嗟に遊びに行くとか言っちゃったけど、友達と遊びに行った次の日に学校休むって怪しいよね?
-学校にて
先生「明日は朝から健康診断だから、みんな遅刻しないように気を付けること!」
ピコン♪
〈夜ご飯用意してるけど、食べなかったらそのまま置いといていいから!〉
悠くんからのLINE。
作戦決行!
〈ちょっとしんどいから遊びに行くのやめた。明日も学校だしご飯食べて早めに寝るね!〉
前日から少し体調悪いアピールしとく。
多分仕事中はそんなにスマホ見れないから「これで良し!」
どうかこのまま上手くいきますように!
悠馬side
玲菜の夕食だけ準備して出勤。
平和でありますように、、、。
〈ちょっとしんどいから遊びに行くのやめた。明日も学校だしご飯食べて早めに寝るね!〉
玲菜からちょっと気になるLINEが届いてたけど返信することもできず、すっかり忘れて気づけば翌朝。
「、、っあ、そー言えば!」
と玲菜の様子を確認しようとスマホを開くと着信履歴が1件
「ん?学校?!、、、学校休んだのか?」
とりあえず学校に折り返しの電話。
<もしもし、お世話になっております。五十嵐玲菜の兄です。>
「、、、え!?あ、はい、すみません。妹とも相談してみます。」
まさかの事実を知り、なんとなーく玲菜の意図が読めた気がした。
健康診断だったとは、、、。
小児科に行くと、、、見つけた!
「潤、お疲れ!ちょっといい?」
潤「あ、悠馬おつかれー。どうした?」
「玲菜から何か聞いてない?」
潤「玲菜?いや、今度の休みいつ?とは聞かれてたけど、、、何かあった?」
「実は、、、」と学校の先生からの話も含めて伝える。
話が進むにつれて潤もなんとなくわかったのか、苦笑い。
潤「うーん、さすが!としか言いようがないね、君の妹さんは(笑)」
「いや、お前の彼女でもあるだろ?(笑)」
潤「んで、これから学校連れてくの?」
「時間的に無理だし、どうせ学校からどっかで検診受けろって言われるだろうから」
潤「神谷先生にも伝えなきゃだなー。どんな顔するかな(笑)」
ケラケラ笑う潤だけど、俺はこれから玲菜と話さないといけないのよ、、、。
「もぉ笑い事じゃないぞマジで。当直平和だったのに一気に地獄だよ」
はぁ、、、。何をどう話そうか、、、。
考えながら帰宅。
結局玲菜のLINEの返信忘れてたわ。
「ただいまー」
荷物を置いて玲菜の部屋へ。
”トントントン”
「玲菜、ただいま。大丈夫か?」
-学校のHRにて
先生「プリント配るぞー」
げッ!!
”健康診断のお知らせ”!!?
うちのクラスは…3週間後の金曜日、、、。
さぁて、どう切り抜けるか。
この情報が悠くんにバレたら絶対学校休むことはできないから知られないようにしないと!
、、、と言うことで、小さくちぎって学校のごみ箱に捨てた。
そして健康診断前日の朝。
悠くんの勤務は、、、今日から当直!!! 明日は潤くんも早出!
「!!!最高じゃん!」
悠「ん?何がそんなに嬉しいの?」
っやば。
「え、あ、今日友達と放課後遊びに行くことになったの!」
悠「そうなんだ。俺当直だけど、あんまり遅くならないように帰るんだよ?」
「はいはーい!」
セーフ!!?
、、、待てよ。咄嗟に遊びに行くとか言っちゃったけど、友達と遊びに行った次の日に学校休むって怪しいよね?
-学校にて
先生「明日は朝から健康診断だから、みんな遅刻しないように気を付けること!」
ピコン♪
〈夜ご飯用意してるけど、食べなかったらそのまま置いといていいから!〉
悠くんからのLINE。
作戦決行!
〈ちょっとしんどいから遊びに行くのやめた。明日も学校だしご飯食べて早めに寝るね!〉
前日から少し体調悪いアピールしとく。
多分仕事中はそんなにスマホ見れないから「これで良し!」
どうかこのまま上手くいきますように!
悠馬side
玲菜の夕食だけ準備して出勤。
平和でありますように、、、。
〈ちょっとしんどいから遊びに行くのやめた。明日も学校だしご飯食べて早めに寝るね!〉
玲菜からちょっと気になるLINEが届いてたけど返信することもできず、すっかり忘れて気づけば翌朝。
「、、っあ、そー言えば!」
と玲菜の様子を確認しようとスマホを開くと着信履歴が1件
「ん?学校?!、、、学校休んだのか?」
とりあえず学校に折り返しの電話。
<もしもし、お世話になっております。五十嵐玲菜の兄です。>
「、、、え!?あ、はい、すみません。妹とも相談してみます。」
まさかの事実を知り、なんとなーく玲菜の意図が読めた気がした。
健康診断だったとは、、、。
小児科に行くと、、、見つけた!
「潤、お疲れ!ちょっといい?」
潤「あ、悠馬おつかれー。どうした?」
「玲菜から何か聞いてない?」
潤「玲菜?いや、今度の休みいつ?とは聞かれてたけど、、、何かあった?」
「実は、、、」と学校の先生からの話も含めて伝える。
話が進むにつれて潤もなんとなくわかったのか、苦笑い。
潤「うーん、さすが!としか言いようがないね、君の妹さんは(笑)」
「いや、お前の彼女でもあるだろ?(笑)」
潤「んで、これから学校連れてくの?」
「時間的に無理だし、どうせ学校からどっかで検診受けろって言われるだろうから」
潤「神谷先生にも伝えなきゃだなー。どんな顔するかな(笑)」
ケラケラ笑う潤だけど、俺はこれから玲菜と話さないといけないのよ、、、。
「もぉ笑い事じゃないぞマジで。当直平和だったのに一気に地獄だよ」
はぁ、、、。何をどう話そうか、、、。
考えながら帰宅。
結局玲菜のLINEの返信忘れてたわ。
「ただいまー」
荷物を置いて玲菜の部屋へ。
”トントントン”
「玲菜、ただいま。大丈夫か?」