蜜味センチメンタル
あとがき

こんにちは、春夏冬です。

『蜜味センチメンタル』を最後までお読みいただき、ありがとうございました✨


この物語のテーマは「過去の痛みを乗り越える愛」です。

羅華も那色も、それぞれに深い傷を抱えていました。羅華は人との距離に臆病になり、那色は孤独を埋めるために彷徨っていた。

そんな二人が出会い、互いの痛みに触れ合いながら、それを超えて“いまの愛”を選んでいく姿を書いてきました。


気づけば20万字を超える長編となり、こんなに大きな物語を書いたのは初めてでした。

思い描いたシーンを言葉にできないもどかしさに筆を折りそうになったり、「いっそプロットを削って早めに終わらせようか…」と悩んだりしたこともありました。

けれど、予定通りの構成で最後まで走り抜けることができて、今は達成感でいっぱいです!🥹


羅華は、不器用で繊細で、それでも芯が強い主人公でした。
那色は、華やかな仮面の奥に孤独を抱えていましたが、物語が進むうちに誰よりも真っ直ぐで一途な存在に育ってくれました。

弥と藍良は、それぞれの形で羅華の「過去と向き合う」という役割を担い、大和の静かな言葉や嵐の軽やかな存在は、物語全体を支える欠かせない灯になってくれたと思います。

なかでも嵐は、個人的にとても気に入っているキャラクターです😁

彼をメインに据えた次回作もすでに執筆中で、羅華や那色とはまた違う形で「誰かを想うことの重さ」と向き合う物語になるんじゃないかなと思っています。

こちらも楽しみにしていただけたら嬉しいです!


やや重めのお話になりましたが、ここまで最後まで読んでくださった皆さまに、心から感謝を込めて。

また次の物語でお会いできますように。
本当にありがとうございました!!


2025/9/27
春夏冬
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