過保護な医者に心ごと救われて 〜夜を彷徨った私の鼓動が、あなたで満ちていく〜

あとがき

こんにちは、桃井凛です。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。

雪乃の人生は決して平坦ではなかったけれど、だからこそ、小さな希望や誰かの優しさが、とても大きな意味を持つ物語になりました。

彼女のそばには、支えてくれる人たちがいました。
医師の神崎先生は、一見クールでも誰よりも患者思いで、ちゃんと向き合ってくれる人。

その彼をフォローしながら、明るく周囲を和ませてくれる滝川先生の存在も、大きな力になっていたと思います。

そして看護師の遠藤さん。
まるで家族のように、そっと寄り添い続けてくれる、あたたかくて頼れる存在でした。

心の余裕がないとき、「助けて」と言うのは難しいことです。
でも、もし誰かの言葉や行動で、ほんの少しでもその勇気が湧くなら──
それって、とてもすてきなことですよね。

作中にも登場するソーシャルワーカーの岸本さんのように、現実にもそっと手を差し伸べてくれる人たちはたくさんいます。
もし、あなたやあなたの大切な人が疲れたとき、そんな場所にちゃんとつながれますように。

この物語が、ほんの少しでも誰かの心をあたためられたなら嬉しいです。
また別の物語でお会いできますように。

桃井凛
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