君ともう一度、 恋を始めるために
絆
告白
「ママ、ごはん?」
「ええ、そうよ」
莉奈を迎えに行き、祖母の病院にも顔を出してから柚葉は自宅に帰ってきた。
当然時刻は7時を回り莉奈に夕食を食べさせる時間になったのだが、テーブルの上にはすでに美味しそうな夕食が並んでいる。
「食事の準備までしてもらって、すみません」
リビングのテーブルの上に広げられた食事を前に、柚葉は礼を言った。
正直、今日は疲れてしまって夕食を作る気力がなかった。
何か買って帰ろうかそれとも冷蔵庫にあるもので済ませようかと思っていた所だったが、いつのまにか涼が手配してくれたのだ。
「そんなこと気にしなくてもいいし、敬語もやめてくれ。俺もこうして一緒に食事ができてうれしいんだ」
「そう、ありがとう」
今日は涼に窮地を救ってもらったし、こうして共に食卓を囲むことは柚葉にとってもうれしいこと。
ただ、ほぼ初対面の莉奈の反応だけが心配だった。
「ええ、そうよ」
莉奈を迎えに行き、祖母の病院にも顔を出してから柚葉は自宅に帰ってきた。
当然時刻は7時を回り莉奈に夕食を食べさせる時間になったのだが、テーブルの上にはすでに美味しそうな夕食が並んでいる。
「食事の準備までしてもらって、すみません」
リビングのテーブルの上に広げられた食事を前に、柚葉は礼を言った。
正直、今日は疲れてしまって夕食を作る気力がなかった。
何か買って帰ろうかそれとも冷蔵庫にあるもので済ませようかと思っていた所だったが、いつのまにか涼が手配してくれたのだ。
「そんなこと気にしなくてもいいし、敬語もやめてくれ。俺もこうして一緒に食事ができてうれしいんだ」
「そう、ありがとう」
今日は涼に窮地を救ってもらったし、こうして共に食卓を囲むことは柚葉にとってもうれしいこと。
ただ、ほぼ初対面の莉奈の反応だけが心配だった。