マリオネット
送られてきた写真
それから数週間、生活もあまり変わらなかった。
私は相変わらず仕事、凪もアルバイトに慣れてきたようだった。
私があんなに心配をしていたアルバイトの飲み会も、特に何もなさそうに彼は日が変わらないうちに帰って来てくれた。
「久し振りにあんなに話したけど、ちゃんと彼女いるって言ってきた。やっぱり陽菜乃さんとテレビとか見てた方が楽しい」
そんなことを凪は言ってくれた。
もう少しで凪の誕生日。
プレゼントは何にしようか考えていた時だった。
どうせ、凪に相談しても「いらない」って言うだろうから。何がいいかな。
会社から出て、駅に向かう途中
<今から帰るね>
彼に連絡しようと思い、スマホを見ると
<ごめん。陽菜乃さん。今日、急にバイトの子が休んじゃって。帰りが陽菜乃さんより遅くなっちゃうかも>
という連絡が来ていた。
<お疲れ様!私は今から帰るところだよ。私のことは気にしなくていいから、気をつけて帰って来てね>
凪、大変だな。
今日は私の方が帰るの早いんだし、夕ご飯、何か作ろうか。冷蔵庫に何があるんだろう。食品関係は凪に任せてあるからわからないや。ダメな女だ。
今更そんなことを考えても遅いと思いながら帰宅をした。
ポストを見ると、私宛に手紙が届いていた。
「誰だろう?」
私は相変わらず仕事、凪もアルバイトに慣れてきたようだった。
私があんなに心配をしていたアルバイトの飲み会も、特に何もなさそうに彼は日が変わらないうちに帰って来てくれた。
「久し振りにあんなに話したけど、ちゃんと彼女いるって言ってきた。やっぱり陽菜乃さんとテレビとか見てた方が楽しい」
そんなことを凪は言ってくれた。
もう少しで凪の誕生日。
プレゼントは何にしようか考えていた時だった。
どうせ、凪に相談しても「いらない」って言うだろうから。何がいいかな。
会社から出て、駅に向かう途中
<今から帰るね>
彼に連絡しようと思い、スマホを見ると
<ごめん。陽菜乃さん。今日、急にバイトの子が休んじゃって。帰りが陽菜乃さんより遅くなっちゃうかも>
という連絡が来ていた。
<お疲れ様!私は今から帰るところだよ。私のことは気にしなくていいから、気をつけて帰って来てね>
凪、大変だな。
今日は私の方が帰るの早いんだし、夕ご飯、何か作ろうか。冷蔵庫に何があるんだろう。食品関係は凪に任せてあるからわからないや。ダメな女だ。
今更そんなことを考えても遅いと思いながら帰宅をした。
ポストを見ると、私宛に手紙が届いていた。
「誰だろう?」