虐げられた私が姉の策略で結婚させられたら、スパダリ夫に溺愛され人生大逆転しました。

34.ナイトの一途な思いは呪いをといていた。

お茶会は2日目で予想した以上の人に来て頂けた。

私はお休みする方もいるかもしれないけれど、お友達を1人でも連れてきて頂ければということを期待して10席を設けていた。

しかし、予想に反して75人の方がいらっしゃって使用人の方達急遽に協力を求めることとなった。

私は最初のお茶会で私に嫌悪感を持っていたとしても断れないだろう5人の令嬢に声をかけた。

面識もない上に、私はお姫様気取りで舞踏会で偉そうに振舞っている姿を見られている。
それなのに、私が最初に招待した5人は私のためにたくさんの方を連れてきてくれた。

「今日は私の見通しが甘くて、ご迷惑お掛けいたしました。明日で、お茶会は終了になります。もしかしたら、今日のようにたくさんの方がお越しになるかもしれません。ご協力頂けるとありがたいです」

私は急遽対応してくれた使用人達にお礼をした。
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