【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
出張同行事変 その1
──羽田空港 朝7時45分
勇輝さんと待ち合わせをしている搭乗口の近くで立っているとスマホに通知がきた。
『今日は気をつけて行ってきてください』
勇凛くんからだ。
『ありがとう。頑張ってくるね』
返信をした。
「おはよう」
低く響く声。
──この声は……
見上げると、勇輝さん……と、スーツを着た知らない男性が二人。
「……おはようございます。あの、そちらの方々は……?」
「前の秘書だ」
「は?」
どういうこと?
「秘書課の人は別の部署に配属されたのでは……?」
「今日は大事な会議だ。何かあった時のために同行させている」
私がいる必要はあるの?
──いや、私がいる必要なんてない。
ただ私を見極めようとしているだけだ。
ボロをだすのを待っているのかもしれない。
絶対に油断してはいけない。
「……わかりました」
搭乗開始のアナウンスが流れ、人の流れが動き出す。
「じゃあ先に入る」
三人は先に搭乗の列の中に入っていった。
勇輝さんと待ち合わせをしている搭乗口の近くで立っているとスマホに通知がきた。
『今日は気をつけて行ってきてください』
勇凛くんからだ。
『ありがとう。頑張ってくるね』
返信をした。
「おはよう」
低く響く声。
──この声は……
見上げると、勇輝さん……と、スーツを着た知らない男性が二人。
「……おはようございます。あの、そちらの方々は……?」
「前の秘書だ」
「は?」
どういうこと?
「秘書課の人は別の部署に配属されたのでは……?」
「今日は大事な会議だ。何かあった時のために同行させている」
私がいる必要はあるの?
──いや、私がいる必要なんてない。
ただ私を見極めようとしているだけだ。
ボロをだすのを待っているのかもしれない。
絶対に油断してはいけない。
「……わかりました」
搭乗開始のアナウンスが流れ、人の流れが動き出す。
「じゃあ先に入る」
三人は先に搭乗の列の中に入っていった。