【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして

愚痴

──翌日

私の目は真っ赤に腫れていた。

昨日家に帰ってから大泣きしてしまった。

悔しくて。

目をある程度冷やしてから出社した。

しかし──

「何その目……」

森川さんが私の顔を見て驚いている。

大きなマスクを買ってなるべく顔を隠していたのにバレた。

「色々あるんですよ……」

「またかよ」

お前に私の気持ちがわかるか!

私は無視してデスクに戻って引き継ぎ書を作った。

* * *

仕事が終わってビルから出ると──

なぜか森川さんが待ち伏せていた。

「何してるんですか」

「聞いてあげようと思って」

「いいですよ。別に」

「川崎さんさー。もう俺たちバラバラになるわけじゃん?」

「そうですけど……」

「腹割って話そうよ」

もう話すことなんてないし、この人の気持ちは前聞いたし。

「信用してよ」

「そんなこと言われても……」

「奢るから」

「………」


───

「私悔しくて悔しくて!あんなやつの秘書とか絶対やりたくない!!」

「うん……」

飲み屋で森川さんと話してるうちに、だんだん怒りが湧いてきて、ずーっと森川さんに愚痴っていた。

「クソだと思いませんか?あんなのが副社長とか、日本も終わりですよ!」

「仕事とプライベートは別だと思うけどな……」

「はい!?」

「なんでもない」
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