身代わり花嫁は無愛想なエリート外科医(超甘党)からの極甘溺愛を刻まれる

プロローグ

「詩織さん。ずっと好きでした」

 姉の身代わりであるはずの私へ向けて、頭を下げつつじっと真剣な目線を向けるスーツ姿の彼。見る度に驚きが止まらない。
 どうして彼がここにいるのかも知りたいし、「いつもの姿」とは違うけども、クールな部分は同じだ。

「でも、私は……」
「いいんだ。あなたがたとえ身代わりだとしてもも、俺は既に君を骨の髄まで愛している」

 お見合いの場でまさかこうなるなんて、思ってもみなかった――。
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