追放令嬢が可愛い犬を拾ったら実は狼の神獣でした〜なぜか気に入られて国を滅ぼしそうな勢いです〜
15未来へ向かって
「そんなことよりもエリス。よくあいつの楔を打ち砕いたな。まさか、エリス自身が楔を砕けるとは思わなかった」
イリオはそう言ってじっとエリスを真剣な眼差しで見つめる。
「あれは……私もどうしてできたのかわからないの。でも、あのままじゃいけない、私は絶対に断ち切って見せるって思ったら、できちゃった」
胸に手を当てて、エリスは目を瞑り微笑む。
「楔を打ち砕いたおかげで、こうして一緒にこちらの世界に来ることができた。あいつも、もう二度とエリスには近寄れない。魂の縁を立ち切ったんだ。本当に、よかった」
そう言って、イリオはエリスをぎゅっと抱きしめた。
「……イリオは、私の魂がリーリアさんの魂と同じだってわかってたの?」
「最初は全然わからなかった。でも、ほぼ失われていた力が復活してきてから、だんだんとそうじゃないかって思い始めた。そして、やっぱりエリスはリーリアだとわかって、もう二度と失いたくない、そう思った」
ぎゅうっとエリスを抱きしめる力が強くなる。
「イリオは、私がリーリアさんだから私と一緒にいたいと思ったの?」
エリスの問いかけに、イリオは驚いたようにエリスから体を離してエリスを見つめる。イリオのサファイアのような美しい瞳には、複雑そうで不安げな表情をしたエリスが映っていた。
イリオはそう言ってじっとエリスを真剣な眼差しで見つめる。
「あれは……私もどうしてできたのかわからないの。でも、あのままじゃいけない、私は絶対に断ち切って見せるって思ったら、できちゃった」
胸に手を当てて、エリスは目を瞑り微笑む。
「楔を打ち砕いたおかげで、こうして一緒にこちらの世界に来ることができた。あいつも、もう二度とエリスには近寄れない。魂の縁を立ち切ったんだ。本当に、よかった」
そう言って、イリオはエリスをぎゅっと抱きしめた。
「……イリオは、私の魂がリーリアさんの魂と同じだってわかってたの?」
「最初は全然わからなかった。でも、ほぼ失われていた力が復活してきてから、だんだんとそうじゃないかって思い始めた。そして、やっぱりエリスはリーリアだとわかって、もう二度と失いたくない、そう思った」
ぎゅうっとエリスを抱きしめる力が強くなる。
「イリオは、私がリーリアさんだから私と一緒にいたいと思ったの?」
エリスの問いかけに、イリオは驚いたようにエリスから体を離してエリスを見つめる。イリオのサファイアのような美しい瞳には、複雑そうで不安げな表情をしたエリスが映っていた。