プロフィール

美咲蓮斗
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作品一覧

壊れない速度

総文字数/3,826

恋愛(純愛)3ページ

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「好き」という気持ちは、ときに救いになり、ときに引き金になる。 過去に心を壊した経験を持つ〈私〉は、作業所で再会した女性・真子への想いに戸惑いながら、一歩を踏み出さない選択をする。 何も起こらない一日を守ることは、逃げではなく、生きるための決意だった。 これは、恋と再生のあいだで揺れながら、「壊れない速度」を探すひとりの人間の物語です。
平社員の野望

総文字数/10,600

恋愛(その他)4ページ

のん子の彼氏

総文字数/12,956

恋愛(純愛)6ページ

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「のん子の彼氏」 吉永のん子24歳は、呑気な性格である。のん子の3日だけの彼氏は東大4年。柏原康夫24歳。彼は二浪して物理学を専攻していて恋愛サークルで男女の研究をしている。のん子の職業は携帯会社の販売員。のん子のお客だった柏原は、3日間の約束で契約デートにこぎつけた。柏原の狙いは。3日間で、彼女を落とせるかがサークルの研究課題である。仲間の口車にのり、気弱な彼氏が抜擢された。気弱な彼氏は、同好会で学んだ攻略法でのん子に挑む。柏原はゲーム感覚でいたが、のん子は本気で柏原を好きになった。柏原は予期せぬのん子の展開に、あわてふためく。3日間が過ぎた。柏原は、のん子に吸い込まれそうになるが、マニュアルのない恋愛に発展していく。 主な登場人物 吉永のん子27歳 携帯販売員 呑気        松田優香27歳 携帯会社販売員 ぶりっ子      柏原康夫24歳東大二浪4年生 彼女歴0年      鶴田覚知24歳東大4年生  彼女歴4年      片桐涼子29歳 恋愛サークル顧問 既婚
看護実習生由美〜時を超えて

総文字数/8,478

恋愛(純愛)6ページ

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平成29年3月。熊本大学付属看護大学3年生の田中由美(21)は、3日後から始まる精神科病院での看護実習を前に、仲間たちと飲み会に参加していた。実家はミカン農家で、祖母のしつけで門限は21時。恋心を寄せているのは、盲目のシンガーソングライター・川口学(熊大法学部4年)だった。 実習初日。父の車で病院に送られた由美は、近代的な精神科病院に驚きつつも、利用者と接しながら研修を開始する。そこで出会ったのが、40年間入院生活を続けている相馬龍太郎(還暦間近)だった。物静かな彼は、由美の顔を見て、若き日に愛した女性・片桐康子の面影を重ねる。 由美は精神科実習の不安を抱えながらも、龍太郎の穏やかさに興味を抱き、少しずつ距離を縮めていく。 そんな折、病院で川口学のミニライブが開かれることになり、由美は思わず震えるほどの衝撃を受ける。ライブでは川口学本人と初めて言葉を交わし、彼の母から次回ライブのチケットまで受け取り、夢のような時間を過ごした。 一方、龍太郎は由美の優しさに触れるたび、心の奥で長年封じてきた“過去”が揺れ始めていた。 ——昭和53年。 両親を亡くし、新聞奨学生として上京した18歳の龍太郎は、デパートのとんかつ屋で康子と運命的な出会いを果たす。富士急ハイランドへ行き、ジェットコースターに乗り、横浜のホテルで一夜を過ごした。しかし幸福の絶頂で心が耐え切れなくなった龍太郎は、精神の均衡を失い、品川駅で飛び込み自殺未遂を起こす。身元不明のまま医療保護入院となり、それから40年、退院できぬまま人生が止まってしまったのだった。 実習の7日目。由美はデイケアの日帰り旅行で、龍太郎を励まそうと手を取り、ジェットコースターへ強引に連れ出す。恐怖と興奮が入り混じる中、龍太郎は再び「恋をした時」の胸の高鳴りを覚える。由美の温もりは、長年凍りついていた彼の心を動かしていた。 実習最終日。龍太郎は徹夜で自分の半生を綴った小説「走馬灯」を完成させ、由美に手渡す。 「辛い時の励みにします」 そう言って微笑む由美の姿は、龍太郎の失われた40年に、やわらかな光を灯した。 物語は、由美が父の迎えを待つ夕暮れの病院で、龍太郎と最後の会話を交わす場面へと向かっていく——。
ぶりっ子キャスターと非正規の男

総文字数/11,699

恋愛(純愛)5ページ

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あらすじ 失恋をきっかけに北九州を離れ、埼玉への転勤を決めた38歳の織田俊平。 福岡空港の喫茶店で、地方局の女子アナ・なつみと偶然出会う。わずかな会話と笑いに彩られたその出会いは、互いにとって一期一会のはずだった。 しかし、なつみのバッグには、俊平が落とした「電話番号入りのハンカチ」が残っていた。 やがて好奇心に駆られたなつみは、酔った勢いでその番号に電話をかけてしまう。 再び繋がった二人は、休日にランチをする約束をする。 一方の俊平は、職が決まらず、貯金300万円と不安を抱えながら東京で再出発を模索する非正規労働者。 対するなつみは、福岡からフジテレビ本社へ突然の異動。 しかしその裏には、上司・上尾プロデューサーの“ぶりっ子キャラ”を利用した不当な抜擢と、やがて発覚するセクハラ事件があった。 居場所を失いかけたなつみは、別の企画で再びチャンスをつかむ。 そんな時、俊平との偶然の出会いが、彼女の心の支えとなり始めていた。 渋谷での初デート。 身分も立場も違う二人は、互いに本音をぶつけながら、少しずつ距離を縮めていく。 なつみは全国区のアナウンサーへの不安と葛藤を抱え、俊平は非正規から抜け出せない自分の現実と向き合う。 それでも二人の胸には、なぜか小さな「予感」が芽生えていた。 ──あの空港での偶然は、運命の始まりだったのかもしれない。

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