海咲雪さんの作品一覧

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【この作品は、第一回デビュー応援コンテスト・テーマ『溺愛×スカッと』応募作品です!】 ずっと私の世界は暗かった。 歴史のある財閥の娘であっても、家族からの愛は得られなかった。 高校を卒業して、家を出るために就職したはずなのに。 「深井さんって暗いよね」 「仕事は好きそうだし、押し付けちゃえば?」 「いいね、どうせ文句も言わないし」 職場でも馴染めずに、ただ毎日を過ごしていた。 そんなある日、我儘な妹がやって来た。 「私、愛のある結婚がしたくなっちゃった!お姉ちゃん、この縁談変わって?」 断れずに、縁談に向かうしかなかった。 これからもずっと苦しいだけの日々が続くはずだったのに…… 「陽月。安心して、笑って。もう一人で不安で震えないで」 「やっと陽月に近づけたんだ。俺とちゃんと向き合って。俺と目を合わせて」 「これくらいで大袈裟だね。俺はもっと陽月に近づきたいのに」 「陽月、俺と結婚しませんか?」 暗い世界に明かりが差し込み始めて、私は愛を知る。 【登場人物】 深井 陽月[ふかい ひづき]・・・24歳。深井財閥の令嬢でありながら、虐げられる生活を送っている。優しい性格だが、自分に自信がない。  × 滝田 奏吾[たきだ そうご]・・・27歳。滝田財閥の御曹司。陽月のことを前から知っていた……?
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【作者に音楽知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】 八月上旬の夜7時、大問題が発生しました。 「エアコン、壊れた……」 どれだけリモコンを押しても反応がない。 「クラリネット、どこで弾こう……」 いつも仕事終わりに家の防音室で練習していた。 趣味と言えど、3年以上続けている趣味。 丁度二週間後に近くの知り合いのバーで披露させてもらえることになっている。 しかし、窓を開けて家で練習をするとなると、さすがに音が漏れる。 周りの住宅も少なく、右隣は空き家。 家の前は道路だけで、住宅はない。 問題は左隣のお家だけ。 確か一人暮らしの男性のはず。しかし、姿を見たことはない。 もしかして誰も住んでない? そしたら、何も気にせずにクラリネットが吹ける。 そう思って、勇気を出してチャイムを鳴らしたのに…… 「可愛いですね、想乃さん」 「想乃さんの音色には、惹かれるものがあったのも事実ですし」 「本当に可愛いと思ったから言っているだけですので」 「押し倒してもいい?」 隣の家の住民は、天才クラリネット演奏者でした。 【登場人物】 大原 想乃[おおはら その]・・・26歳。普通の会社員。趣味はクラリネット演奏。優しくて、案外大胆な性格。  × 宇多川 凛也[うだがわ りんや]・・・27歳。有名クラリネット演奏者。想乃をからかうのが好き。
甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪/著

総文字数/33,631

恋愛(純愛)91ページ

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その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。 ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。 「案外、本当に君以外いないかも」 「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」 「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」 そのドクターの甘さは手加減を知らない。 【登場人物】 末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。   恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる? 田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い? 【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
姉の男友達に溺愛されてます!
海咲雪/著

総文字数/5,249

恋愛(その他)27ページ

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「あれ、花耶ちゃん緊張してる?」 「ずっと花耶ちゃんに近づきたかった」 「俺にどれだけ甘えてもいいんだよ」 私の前に現れたその男は姉の友達でした。 何で私を溺愛するんですか? [登場人物] 風岡 迅[かざおか じん]・・・24歳。花耶のことが大好き。少しチャラそうだが、実は一途。  × 三澄 花耶[みすみ かや]・・・21歳。優しい性格。姉の日和とは仲良し。 三澄 日和[みすみ ひより]・・・24歳。花耶の姉。風岡とは大学時代からの友達。風岡とはお互いに友達としか思っていない。
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わずか16歳で聖女を虐めた嘘の罪を着せられ、挙句帰り道の馬車で事故に遭い亡くなった公爵令嬢エイリル・フォンリース。 そんな彼女に女神は言いました。 「貴方だって【聖女】よ?」 女神の力で馬車で亡くなる運命を変えてもらい、エイリルは最悪の状況からもう一度人生をやり直す。 「愛しているよ、エイリル嬢」 「私にはどれだけ甘えてもいいんだ。愛する者に甘えてもらえることほど幸せなことはないのだから」 「これから先も私は君に愛を伝える。今の私を愛してもらえるように。そして、君と未来を歩めるように」 決意を新たにしたエイリルに愛を伝えるのは一体誰なのか。 そして、優しい彼女に与えられた聖女の能力は一体どんなものなのか。 今、もう一度、エイリルの世界が回り始める。 【登場人物】 エイリル・フォンリース・・・フォンリース公爵家長女。とても優しい性格。16歳。 リエナ・シーラック・・・ベルシナ国の聖女。16歳。 グレン・ヴィルシュトン・・・ベルシナ国第一王子。優秀であり、国王からの期待も大きい。17歳。 ルーマス・ヴィルシュトン・・・ベルシナ国第二王子。聖女リエナに心酔している。16歳。 リベス・ベルティール・・・エイリルが出会う青年。彼の正体は・・・?
【一話だけ大賞応募作品】天才画家は私を甘やかすくせに逃してくれない。
海咲雪/著

総文字数/3,362

恋愛(純愛)1ページ

スターツ出版小説投稿サイト合同企画「第2回1話だけ大賞」ベリーズカフェ会場エントリー中
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【第二回一話だけ大賞『ベリーズカフェ会場』応募作品です。コンテスト趣旨に合わせて一話だけの公開となっています】 天才画家は私を甘やかすくせに逃してくれない。 「君とならいつもの景色が全然違うものに見える気がするから」 甘く、溺愛の中で、距離を縮めていく。
この恋を執着愛と呼んでしまえば。
海咲雪/著

総文字数/18,692

恋愛(純愛)57ページ

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二人から注がれる愛に名前をつけるとしたら何と呼べば良いのだろうか。 「大学の時みたいに『史桜先輩』って呼んでくれて良いのに」 暗さを帯びた深い愛を注ぐ御曹司と、 「想代、ごめん。今だけ抱きしめさせて」 秘めた愛で私を振り回す幼馴染。 二人からの愛に私の世界が変わり始める。 ーーーーーーーーーーーーー 安心して。私が選ぶのは貴方だけだから。 ーーーーーーーーーーーーー 【登場人物】 永山 想代[ながやま そよ]・・・25歳。会社員。優しいけれど、度胸がある性格。   本間 史桜[ほんま しおう]・・・???   牧田 護[まきた まもる]・・・???
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休暇中の御曹司が突然隣に越してきて、溺愛してくるお話。 【登場人物】 今村 夏奈[いまむら なつな]・・・会社員。27歳。  × 古賀 凌介[こが りょうすけ]・・・夏奈のアパートの隣の部屋に越してきた。28歳。
6月25日、彼は。
海咲雪/著

総文字数/28,191

恋愛(純愛)75ページ

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高校二年生の6月25日。 私の目の前にクラスメイトの丹野 珀人(たんの はくと)が立っていた。その衝撃は声も出ないほどだった。 教室でクラスメイトが自分の前に立っているだけで、何故ここまで驚くのか。 それは丹野 珀人は教室の一番左側、後ろから二番目の席で今も普通に授業を受けているから。 にもかかわらず、一番前の席に座っている私の前にいるのだ。きっと意味が分からないと思う。私だって意味が分からない。 今、この教室に丹野 珀人が二人いる。 「あー! 伶菜は俺のことが見える感じ!?」 声も出ない私を見ても、目の前の丹野 珀人は気にせず続ける。 「伶菜は今から半年後の12月25日に俺と付き合います! そして、今から1年後の6月25日に自殺する。そして、それを止めようとした俺も巻き込まれて死にます!」 「だからさ、お互いのためにも付き合わない方が良いと思うんだよね。なので、俺は今から伶菜の彼氏作りを手伝います! 勿論、俺以外で!」 目の前の丹野 珀人は元気よくそう言い放った。
元文化部と元運動部の深夜ウォーキング
海咲雪/著

総文字数/10,536

恋愛(純愛)36ページ

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私はサークルの飲み会後に駅で眠ってしまって終電を逃してしまった。 そして、同じく駅で眠ってしまっていたのは同じサークルの笠木くんだった。 「笠木くんはどうする? 私は今からタクシー呼ぶけど、笠木くんも一緒に呼ぶ?」 「んー、俺はここから家近いし歩くわ」 そして、何故か私まで不思議な深夜ウォーキングに誘われることになる。 「ふはっ、ごめん。長谷川さんと話すのが楽しくて」 笠木くんって、ずるいよね。
この気持ちを伝えたいだけですから!
海咲雪/著

総文字数/1,050

恋愛(ラブコメ)5ページ

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久しぶりの元気が出る超短編です!
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結婚式当日、私レシール・リディーアとその夫となるセルト・クルーシアは初めて顔を合わせた。 「君を愛する気はない」 涙もこぼれなければ、悲しくもなかった。 だからハッキリと私は述べた。たった一文を。 「逃げるのですね?」 誰がどう見ても不敬だが、今は夫と二人きり。 「レシールと向き合って私に何の得がある?」 「可愛い妻がなびくかもしれませんわよ?」 「レシール・リディーア、覚悟していろ」 それは甘い溺愛生活の始まりの言葉。 [登場人物] レシール・リディーア・・・リディーア公爵家長女。  × セルト・クルーシア・・・クルーシア公爵家長男。
赤く染まった顔、見せたら最後。
海咲雪/著

総文字数/3,722

恋愛(純愛)14ページ

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その日、私は突然婚約者に押し倒された。 「ゲームをしましょうか、紗名さん」 ソファの上、目の前の視界には婚約者しか見えない。 それほど近い距離。 「僕に赤くなった顔を見せたら負け。負けたら婚約は継続です」 「制限時間は三十分。さぁ、始めましょうか」 赤く染まった顔、見せたら最後。 [登場人物] 藤山 紗名  × 雨野 修矢
君と一緒なら幸せになれる未来しか見えないっ!
海咲雪/著

総文字数/949

恋愛(ラブコメ)6ページ

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元気が出る超短編です!
深夜一時、突然始まる宝探しゲーム
海咲雪/著

総文字数/5,435

恋愛(オフィスラブ)16ページ

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「坂下さんは宝探しゲームをしたことってありますか?」 「宝探しゲームって隠した宝を探すやつですよね? 小さい頃にはよくしましたけど……」 「そうですか、得意でしたか?」 「はい?」 そんな意味の分からない質問から始まる意味の分からない勝負。 「坂下さん、手伝ってほしいことがあるんです。実は家の鍵を無くしたようで、お昼休みからずっと探しているんです」 「始めから普通にそう言ってくれませんか!? 大変じゃないですか!」 深夜一時、宝探しゲームは開始される。 「どちらが先に見つけられるか勝負しましょう」 この勝負の結末は、実は胸キュン……?
彼の秘密は、溺愛付き。
海咲雪/著

総文字数/25,311

恋愛(純愛)70ページ

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ずっと関わりのない人だと思っていた。 女性社員から人気の隣の部署の社員。 それでも私はあまり関わりのある部署じゃないし、一生縁のない人だと思っていたのに…… 「お客様、こちらの注文ですが……」 「え」 副業OKの私の会社で、彼が週末に小さなカフェで働いていることは悪いことじゃない。 それでも私は彼の秘密を知ってしまったらしい。 「ごめん、秘密にしてもらって。 俺の癒しの場所なんだ」 他人の秘密を言いふらす趣味がなかっただけなのに。 「なんで逃げんの? 俺だけが気を許してるってこと?」 「もうすぐ上がらせて貰うから、一緒にコーヒー飲ませて」 「もっと仲良くなりたかったから。それだけだよ」 「どうする? もっと伝えても良い?」 突然日常に現れた甘さへの対応の仕方なんて知らない。 [登場人物] 平塚 茅音(ひらつか かやね)・・・26歳。少し無理しすぎる所もあるが、仕事に熱意を持って頑張っている。  × 三原 惟吹(みはら いぶき)・・・26歳。社内で人気のある男性社員。仕事も出来るが、人気の一番の理由は人当たりの良さ。
その名前呼びは、反則。
海咲雪/著

総文字数/4,647

恋愛(純愛)17ページ

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貴方は何故か出会った時から私を名前で呼んでいた。 「琴ちゃんって呼んでも良い?」 ちゃんと頷いた記憶もないのに、口下手な私に返答を勝手に貰った気になって貴方はそう呼ぶ。 それでも気軽に名前を呼んでくれる貴方が、私を「無愛想だ」とか「コミュ障すぎない?」と笑わない貴方が、好きだったのに。 「琴ちゃんって不器用だよね」 そう言われた日から私の世界は止まっている……はずだった。 「あれ、琴ちゃん?」 「代わりにこれからずっと一緒にいて」 「琴ちゃん、キスして良い?」 早く動き出して、初恋。
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これは、「断罪された公爵令嬢は自分が聖女だと気づき、甘い溺愛の中でもう一度人生をやり直す」から三年後のお話です! 「断罪された公爵令嬢は自分が聖女だと気づき、甘い溺愛の中でもう一度人生をやり直す」の登場人物リベス・ベルティールにずっと恋をしていた女の子が、リベスの婚約者に選ばれます! [登場人物] レアリー・シャルク・・・パシュル国シャルク公爵家長女。リベスに幼い頃から恋をしている。  × リベス・ベルティール・・・パシュル国第一王子。 [ファンの方限定の作品です]
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「ねぇ、境先輩。ほっぺをむにっとするだけじゃ足りないかも。……なんかもっと欲しい」 その生意気さは、甘い毒薬。 [割と設定が変わっていて不安も多い作品ですが、作者的にはお気に入りの設定ですので少しでも楽しんで頂ければ幸いです……!]
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ここでなんと返答すれば良かったのだろうか。 「内海って甘いの得意?」 「へ?」 自分でも腑抜けた声が出たことが分かった。 「甘い系が好き? それともクール系?」 でも、きっとなんて返答しても溺愛が待っていた。 内海 季里[うつみ きり]・・・22歳。家で楽しむ一人の時間が大好きな社会人。  × 千田 北翔[ちだ ほくと]・・・27歳。季里の上司で、若くして出世した優秀な社員。季里が大好き。
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【この作品は『甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。』のafter storyになっています!】 ①田代くんと奏葉のその後 ②時哉と奏葉のその後 どちらも楽しんで頂ければ幸いです!
貴方のコップに入ったワインが終わる前に
海咲雪/著

総文字数/7,296

恋愛(純愛)24ページ

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【こちらの作品は姉妹サイトで掲載している作品です。いつもと少し雰囲気の違う恋愛作品となっています!】 ぎゅーってしたい。 私がぎゅーってして、貴方が「仕方ないなぁ」って顔で抱きしめ返してくれる。 そんな世界を夢見てしまう。 私は一歩彼に近づき、彼の背中に指を当てる。 「今から背中に文字を書くから当てて」 もしこの文字が伝わったら、きっとこの時間も終わってしまう。
金曜日の夜、思い出を額縁に閉じ込めた。
海咲雪/著

総文字数/7,190

恋愛(純愛)20ページ

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【こちらの作品は姉妹サイトで掲載している作品です。いつもと少し雰囲気の違う恋愛作品となっています!】 その一枚のSNSに載せられた写真だけで、私はもう貴方に興味を持った。 「私の写真を目を輝かせてみてくれて、綺麗だと言ってくれて……自信がなかった私には本当に今嬉しかったんです。出来れば貰ってくれませんか?」 たった一夜だけの出会いの話。
昼休みに会社の休憩室で、両思いに変わりませんか?
海咲雪/著

総文字数/2,242

恋愛(純愛)10ページ

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会社の昼休み、休憩室の自販機でお茶を選んでボタンを押した瞬間のこと。 一緒に休憩室に来ていた一個上の先輩が意味の分からないことを言い出した。 「ねぇ、宇田。結婚しない?」 「だって、まず宇田って可愛いし、素直だし、何よりいつも一生懸命だし、たまに仕事で疲れて休憩室で『疲れたー!』ってお茶を飲みながら結構大きめな声で言ってるもの可愛いし……」 「それに、たまに宇田に会えるから最高」 これは休憩室での甘い出来事。 【登場人物】 宇田 美里[うだ みさと]・・・会社員。24歳。金曜日に自販機でココアを買うのが楽しみ。  × 木原 重人[きはら しげと]・・・美里の先輩。25歳。昼休みによく休憩室を使う。
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毒で殺されたロタリスタ国の公爵令嬢リーネ・フローリアは、10年後のロタリスタ国で公爵令嬢リーネット・アステリア(16歳)として目を覚ます。 そして、リーネット・アステリアとして出会った隣国ヴィスタ国の公爵子息であるアルト・レクシアにこう告げられる。 「君は、【リーネ・フローリア】だろう?」 そして、彼はさらに続ける。 「君を殺したのは、俺なんだ・・・ねぇ、俺と結婚しない?」 「ねぇ、俺に君への贖罪《しょくざい》をさせてよ。リーネ・・・いや、今はリーネット嬢かな」 「俺と結婚してくれたら、必ず君を幸せにすることを誓うよ」 「君は何も考えず私に愛されていればいい」 彼は一体何を知っていて、どうして私に近づくのか。 甘い溺愛をする謎の多すぎるアルト・レクシア。 彼もまた誰かの生まれ変わりなのか。 彼は本当に、リーネ・フローリアを殺したのか。 謎の多い公爵子息の溺愛の中で、公爵令嬢は彼の謎を解き明かしていく。 【登場人物】 リーネ・フローリア・・・フローリア公爵家長女。= リーネット・アステリア・・・アステリア公爵家長女。16歳。 アルト・レクシア・・・ヴィスタ国レクシア公爵家長男。18歳。 レーヴィン・エイデル・・・ロタリスタ国第一王子。 フローラ・ヴィアローズ・・・ヴィアローズ男爵家の一人娘。レーヴィン殿下の他にも沢山の貴族子息を虜にしている。 リリ・フローリア・・・フローリア伯爵家(公爵家)次女。 ローリエ・フローリア・・・フローリア伯爵家(公爵家)夫人。リーネ・フローリアの母親。
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