春瀬湖子さんの作品一覧

幽霊姫は止まれない!

総文字数/254,094

ファンタジー595ページ

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【2025.8中旬より週2回更新へ変更になります】 リンディ王国には四人の王子王女がおり、それぞれに秀でた才を発揮していたが、自身の出産で王妃である母を亡くした末の姫・エーヴァファリンは、国から王妃を、兄姉たちからは母を奪ったことを気に病み、表には一切姿を現さず城の奥に引きこもってしまう。 また早産の影響か、王族ならば必ず持っているという〝魔力〟にも恵まれなかった彼女は体が弱く、公務にも出たことがなかった。 そのため誰も彼女の姿を見たことがないことから、いつしか『幽霊姫』と嘲笑からくるあだ名までつけられ、ひとり嘆き隠れるように生きる日々。 ──まぁ、表向きだけは。 「エヴァ様! 勝手に城を抜け出すのはおやめください!」 「あらオスキャル。護衛対象に撒かれるなんて護衛騎士失格よ?」 「撒かれてねぇぇーッ!」 これは、実は誰よりもお転婆で破天荒な素顔を持つ末の王女様と、彼女の護衛騎士になったばかりに振り回されていつも不憫な目にあってしまう初恋拗らせ護衛騎士のドタバタとした日常の軌跡である。
崖っぷち漫画家はエリート弁護士の溺愛に気付かない

総文字数/69,864

恋愛(純愛)161ページ

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三十歳目前の漫画家である入沢みのり(ペンネーム・澤みのり)は、三度目の連載にこのままでは打ち切りを宣告されるというまさに崖っぷちに立たされていた。 彼女の漫画の欠点は、ヒーローが完全無欠過ぎることだと主張する担当編集。 そして担当から漫画のヒーローのモデルにするため『スパダリなのに欠点がある』という弁護士・村地高尚を紹介される。 初対面のふたりは相性最悪! けれど、苛立ちをお酒に向け互いに飲みまくった結果、なんと気付けばワンナイトしてしまっていた!? しかも話を聞けば襲った側はなんと自分自身。 これはもう出頭するしかない、と嘆くみのりに、なんと高尚が交際を申し込んできて……?
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その日トレイシーは焦っていた。 なんと両親が借金を残し蒸発してしまったのである。 しかも使用人に払う給料まで持ち逃げをして! 「でも大丈夫、私には『はわわ』があるんだから!」 ──はわわとは、すべてを解決する魔法の呪文なのである。 その呪文を唱えながら少しでも条件のいい令息と既成事実を作り、借金と使用人たちの給料だけでも稼いでやる! そんな決意をしたヒロインを見つめるのは……?
娼館の人気No.1はハジメテの夜を夢見てる

総文字数/146,900

ファンタジー308ページ

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娼館・ライッツの人気No.1であるアマリリス。 娼婦である彼女の最大の秘密は処女である事···! “べ、別に守りたくて守ってた訳じゃないのにぃ~ッッ!” そんな彼女の前に客として現れたのは、この国の“英雄”こと魔法騎士のシャルだった。 彼女の純潔が何故か守られていた理由を彼女自身の魔法だと気付いたシャルは、自分に魔法をかけてくれと頼んできて···?
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王家の盾であり、そして裏では王家の影をも担うコンタリーニ家に生まれたルチアは、嘆いていた。 なんと盾として頑張る予定が騎士団試験に落ちてしまったのである。 ならば影だ!と思ったのも束の間、ポンコツはいらないと断られてしまって? 「何にもなれないんですけどぉ!」 「なら僕の婚約者になればいいよ」 「王太子殿下、しれっと私を義父と呼ぶのはおやめください……」
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娼館・ノースィルの新米娼婦であるサシャは、いつか来るだろうデビューの為に日々勉強する毎日。 そんな彼女の元に現れたのは、相手が誰であろうと気に入らなければどんな手段を使ってでも排除すると有名なユクル公爵家からの使いだった。 しかも彼は初夜を終えれば妻を実家へ追い返すとも有名で、ついたあだ名は『悪徳公爵』。 そんな悪徳公爵の閨係として買われることになったサシャだが、実際に対面した彼はとても悪徳だなんて思えなくて……?
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庭師のテオドルと秘密の恋人だったソフィは、二十歳の誕生日にこっそり彼を部屋へと連れ込んだところを見つかり駆け落ちしようとする。 しかし駆け落ちは失敗し、彼を庇い一緒に死んだ──と思ったら、回帰していた!? しかも庭師の恋人は何故か死に戻った先では騎士になっていて……? あぁん、でもやっぱり好き!!
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伯爵令嬢でありながら魔法研究室の研究員として日々魔道具を作っていたフラヴィの集大成。 大きく反り返り、凶悪なサイズと浮き出る血管。全てが想像以上だったその魔道具、名付けて『大好き義弟パトリスの魔道ディルド』を作り上げたフラヴィは、早速その魔道具でうきうきと処女を散らした。 ――ことがディルドの大元、義弟のパトリスにバレちゃった!? 「その男のどこがいいんですか」 「どこって……おちんちん、かしら」 (だって貴方のモノだもの) そんな会話をした晩、フラヴィの寝室へパトリスが夜這いにやってきて――!?
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幼い頃、たまたま会ったいじめられていた少年。 思わず彼を助けたことがキッカケで、何故かその少年が私の犬になりたいと言い出した!? いや、飼い主になんかなるつもりなかったんですけどーッ! 「犬だから舐めてもいいですよね?」 優秀な番犬に見つからないよう婚活していた私の前に現れたのは、犬というより狼だった!?
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十二歳の時からずっと片想いをしていた三歳年上の騎士コルンと念願の婚約を結んだアリーチェ。 しかし私たちの間には少々甘さが足りないのではないかしら!? 好きで好きで堪らないコルンともっとラブラブな時間を過ごしたいアリーチェは、友人のエリーから借りた小説を参考にハッピーエンドを目指す! ……つもりで「君を愛することはない」なんて言ってみたら、渡されたのはまさかの婚約破棄合意書だった!? いや!! 婚約破棄なんてしたくなぁ~い! もう一度コルンの婚約者に返り咲くため、その日から自分磨きを頑張ることにしたアリーチェだけど――
愛されていない人質妻ですが、敵国王子の溺愛を所望中!

総文字数/154,266

ファンタジー340ページ

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大国グランジュから弱小国であるリヒテンベルンへと婚姻の申し入れがあったが、それは明らかに我が国への警告を意味したもの。 嫁いだ後の待遇は妻ではなく『人質』だと誰もが理解している中、その『人質妻』になったセヴィーナだったが……? 「貴方を指名します、私と恋をしてください!」 「はぁ?」 ※他サイト様でも公開しております。
極上の男を買いました~初対面から育む溺愛の味~

総文字数/43,333

恋愛(オフィスラブ)97ページ

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・木浦朱里 (きうらあかり) 26歳 東京都港区にあるネットワークサービスを扱う企業の企画広報課に勤めている。 実家は小さな町工場を経営しており、その事がどう漏れたのか影では社長令嬢というあだ名で呼ばれていた。 ・不二光希 (ふじみつき) 25歳 一方的に別れ話をされている朱里の席の隣に偶然座っていた。 普通にしているとただのイケメンだが、笑うと少し幼く見えて可愛い。本人もそれを自覚して有効に使ってくるタイプ。 好奇心が旺盛で、面白いことにはつい乗りがち。 ・畑野亮介 29歳 打算的でエセ爽やか。 顔でそれなりにモテてきたタイプ。 ヒロインが社長令嬢と知り、見た目も割りと好みの体だったこともあり結婚してやってもいいかなという目線で近付いてきた。 朱里と同じ会社の営業開発課に勤めている。 ・「インフォジーコネクト」 略して「インコネ」はSNSよりもしっかりとしたセキュリティで、メールや電話よりも手軽で身近にという思いが込められて作られている。 個別グループも作りやすく、恋人専用の鍵アカウントSNSのような使い方も出来る。 インフォジーとは、インフォーマル (形式張らない、カジュアルな)とイージー (簡単な)を掛け合わせた造語にコネクト (繋がる)足したもので、手軽に繋がれる特別なコミュニケーションツールとして配信され若者層を中心にかなりのシェア率となっている。
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政略結婚なんてものがあったのは遠い過去。 今では王族が国同士の親交の為にする時くらいしかなく、貴族に生まれたとしても何も不自由なく自由恋愛が楽しめるようになった、そんな時代。 自由恋愛だからこそ相手が見つけられずにいたレイラは、国が結婚率低下による少子化対策として作り出したマッチングシステム、その名も『マッチング貴族』に登録する。 ふざけた名前、なんて思うもののいざ相性ピッタリの相手とマッチングしましたと連絡されたら胸が高鳴る訳で⋯。 「なんでアンタなの!?」 「それは俺のセリフなんだが!」 ところがマッチングしたのは学生時代喧嘩ばかりだったカイルで⋯?
断罪されて死に戻ったけど、私は絶対悪くない!

総文字数/31,123

ファンタジー71ページ

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「ビクトリア・フォシェル! お前との婚約破棄を今ここで宣言する!」 十歳の時に結んだ第二王子との婚約を突然破棄されたビクトリアはそのまま処刑されてしまう。 しかし祖父から貰った魔道具のネックレスで婚約を結ぶ前まで時を遡って……? ーーでも、絶対私は悪くないわよね!?
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絵に描いたような美形一家の三女として生まれたリネアだったが、残念ながらちょっと地味。 本人としては何も気にしていないものの、美しすぎる姉弟が目立ちすぎていたせいで地味なリネアにも結婚の申込みが殺到……したと思いきや会えばお断りの嵐。 「もう誰でもいいから貰ってよぉ~!!」 なんてやさぐれていたある日、彼女のもとへ届いたのは幼い頃少しだけ遊んだことのあるロベルトからの結婚申込み!? 本当の私を知っているのに申込むならお飾りの政略結婚だわ!
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大手商社の受付として働く社会人四年目の久保美月は、ここ最近の同僚からの嫌がらせに辟易していた。 そんな日々のイライラのせいか、ある日熱を出してしまう。 意識朦朧としたままいつものように制服に着替えて持ち場へ行った美月だったのだが、おや、なんだか下半身がスースーする⋯? “こんな失態したことないんだけど!!” スカートを穿いていないことに気付いた美月を助けてくれたのは社会人二年目、営業部の水澄結翔で⋯。 助けられたことをキッカケに少しずつ親しくなる二人は-⋯
ポンコツ魔女は王子様に呪い(魔法)をかける

総文字数/111,716

ファンタジー231ページ

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集中力がないせいでいつまでたっても魔法が使えないリリアナに「俺が戻るまでに魔法を使えるようになっておけ。それまで帰ってくるのは禁止だ」と断言したのは師匠だった。 突然帰る家を失い一人頭を抱えていると、めちゃくちゃドストライクな青年が目に飛び込んでくる。 何でもいい。とにかく何でもいいから魔法を使えるようにならなくちゃ、と焦ったリリアナは、何を思ったのかその青年に自分へ惚れるように魔法をかけて⋯?
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15歳で親に捨てられたイメルダは、たまたま居合わせ助けてくれたブラゴヴォリン伯爵夫妻の一人息子・ルーペルトの専属メイドになる。 「おっぱいが見たい」 「どうぞお坊ちゃま」 「ちゃまはやめろ!」 7歳だった坊っちゃんもとうとう18歳、成人を迎えられ直面するのは夜の作法!? 可愛くて可愛くて仕方がない坊ちゃんの為なら閨教育も喜んで! なのに、何故か最後まで勉強する気はないようで。
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女では爵位を継げないからと、跡継ぎとしてヘレニウス伯爵家の養子になったバージル。 そんな彼と出会ったのは私ことシルヴィエが12歳、バージルが5歳の時だった。 義弟として紹介されたバージルを見て私は天啓を得る。 彼が私の、そして私が彼の運命の相手なのだと!! それからの14年、雨の日も風の日も風邪の日だって運命であることを伝え続けていた私だが、当の本人は「根拠を出せ」の一点張りで……?
王子は私のモノなんです!

総文字数/17,404

ファンタジー40ページ

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手に入れるモノはひとつでいいの。 本編あらすじ 「初夜ですわ、私ハジメテで怖いんですの。ですので旦那様には全て許可を取っていただきたいですわ」 第二王子のセルジオと公爵令嬢だったカテリーナの婚姻が本日結ばれた。 そして迎える初夜、でも力のない第二王子より私の方が上なんだから! 自分の優位を疑わないカテリーナと、歪んだ執着を向けるセルジオがひたすらえっちしてる初夜の話です。 また番外編としてその後の二人を王子目線にて。 番外編あらすじ 誰にも必要とされなかったハズレ王子のセルジオは、唯一自分を必要としてくれたカテリーナと念願の婚姻を果たす。 婚姻さえ成立したならもう能力を隠す必要はないと、他の王子を消すことにしたセルジオだったが国なんて要らないとカテリーナに嗜められて···?
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