プロフィール

緑野かえる
【会員番号】1322811
基本的にハッピーエンド、大人の女性向けなしっとりとした落ち着いた恋愛模様を主に書いています。

~ 緑野完結『長編』作品集 ~

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「好き……優しいあなたが好きです」 恥ずかしそうに言葉にしながらもちゅ、と短くキスをする彼女の親愛の行為はあまりにも甘く、優しかった。 ――学生時代、お前はヤクザの子だからと中身のない、謂れのない因縁で一方的に殴られ、血が滲んでいた深い傷を臆することなく手当てをしてくれた指先は今も変わらず自分に優しく...
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「私が吸う筈だったんだけどなあ……」 あちらの世とこちらの世。 神様に使える猫の神使たちを纏める猫王、三条国芳に気に入られたのは少し人生にくたびれていた人の子、犬飼すず子(30)だった。
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\本編約13万字、2025/07/12 完結しました/ 「宗君、また大きくなった?」 場所は夜の六本木、とあるクラブ内にて―― にこっと男に笑い掛けるのは龍堂撫子(34)。そして彼女の瞳を真っ直ぐに見つめてご機嫌になっているのは熊井宗一郎(30)だった。 体も愛情も大きな宗一郎は大好きな撫子と許婚の関係にあったのだが……。 ――これは暴対法が意味を為さなくなった世の中の話。 バブル経済期を過ぎ、強化された筈の暴対法がこんなにも早く崩れるとは誰も思ってもみなかった。反面、秩序の消えた繁華街には不法滞在の外国人が溢れかえり、それは地方都市にまで及んでいた。 容赦のない暴力、略奪、そのカネは一体どこに流れているのか。息を潜めながらも社会の裏側に未だ存在していた日本の暴力団組織は業を煮やし、一つの大きな連合を立て……。
『その秀女、道を極まれり ~冷徹な親衛隊長様なんてこうして、こうよっ!!~』

総文字数/115,517

ファンタジー87ページ

第6回ベリーズカフェファンタジー小説大賞エントリー中
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「親衛隊長様なんてこうして、こうよっ!!」 周琳華は大人げも無く、しかし確実にキレていた。 確かに酷い言われようであったが彼女にとって彼の言葉の全部が図星だったのだ。 (このわたくしが、この周琳華が殿方にこうもけちょんけちょんに完膚なきまで事実を突き付けられて馬鹿にされる日が来るなど……っ!!) おしとやかさを気取っていても見破られていたし、咄嗟の物事に対し気を取られがちになっている事も見抜かれて……。

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