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山崎柚子
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バス停

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恋愛(その他)17ページ

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私の心の中に雨が降りました。いくら待ってみてもあなたは私の方を見てくれていない。 寒くて風邪をひいてしまいそうになる梅雨の午後。バス停であなたを待つ。 心の中の雨は降り止まずやがて心を凍らせる。 そんなとりとめのない詩をまた作ってしまった。もういくつこんな詩を頭の中に描いては消しただろう。バス停で傘をかかげながら私は腕時計をちらりと見た。 国立駅に向かうバスにあの人は乗るはずだ。 いゃ乗ってくれなければ困る。でなければ傘を持つ手に跳ね返る雨の滴の冷たさに耐えながら、待っている私の努力が無駄になってしまう。 今日また午後の授業をさぼってしまった。 ただでさえ出席が厳しい授業をまたしても私は棒に振った。でもそれでも彼に会いたかった。 なぜこんなにコソコソしなければならないのか。 隠れる様に待たなければならないのか。 理由は簡単。彼は私の先生なのだ。

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