プロフィール

Sain
【会員番号】254804

作品一覧

黒い青春

総文字数/1

青春・友情1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
青春とは… 老若男女問わず我々には青春がある。 今、青春だと思い行動している人達は、10年後、20年後に、それが青春だったと言えるであろうか… 私は言えないと思う。 何故なら青春とは、過去を振り返り自覚するものだと考えている。 無我夢中で走った、長距離マラソンの余韻は、完走した後、ひしひしと心に表れるように、走っている間はそんな事すら考えてはいないはずだ。そしてこう思う。 走ってよかったと… 青春とは既に過ぎた出来事を振り返る大きな楽しみでもあり喜びでもある 辛い事や悲しい事も… それが青春だと言えるとすれば、それはあなたが全力で前に向かって走ったという誇れるべき経験なのだ。
青いリスト

総文字数/18,278

実用・エッセイ(その他)36ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
失恋、挫折、裏切り、貧困、病気等、人達は必ずこれらを一度は経験する…一度だけではなく、何度でも、それが毎日という人もいる。 一度経験すると、免疫がつく人とそうでない人がいる。死を望む人は間違いなく後者の方だ。 過去の記憶が臆病にさせ、行動が少しずつ自粛させられる。受けた傷は二度と消えないのだ。失恋は恋愛による幸福、挫折は成功、裏切りには孤独を幸福だと考えるようにする。貧困と病気は言うまでもない。 これらが改善されたとはいえ、心の傷は残ったままだ。苦労をした人は強いとよくいうが、それは全くのでたらめだと思う。そうでない人は前述の前者の方にあたる。 死を望む人は弱い…というより弱くなっている。人間が元々備わっている防衛反応とでもいうか、二度と同じように傷つかないように、他のあらゆる事に対し、受動態の生き方を強いられている。それが唯一の身を守る手段なのだ… 年間自殺者をグラフで表しているのを見ると虫ずが走る思いだ。 [人の人生を簡単な線で描いてはいけない] 私は常々そう言う。 何万人だろうが、その一人一人が歩んだ軌跡を略式する権利は他者にはないんだ。

公開リスト一覧

公開されているリストはありません。

レビュー一覧

レビューした作品はありません。

好きな作家

    登録されていません。
pagetop