嵐 万凛子さんのレビュー一覧

★★★★★
2013/01/01 08:47
ネタバレ
冷静でも冷たいわけじゃない


真剣に生きる人間の可笑しみ(なんて言葉あったっけ)。
うさのさんの眼差しの温かさにまた触れた作品です。
まぁ、女は、家にあるほぼ全ての貰い物、誰からもらったのか、覚えてるものですよ、センセ。


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★★★★★
2013/01/01 08:37
ネタバレ
吹き出しっぱなし


不器用で愛らしいオトコを描かせたらもう、うさのさん天下一品で。

普通、読んでる本の内容を人に話して聞かせたって『ふ~ん』ってな感じなのに、コアラのくだりを説明したら、八歳の娘がぶぶぶっと笑いましたぞ。
ってこれレビューになっとるかいな?

ユーモアと愛に溢れた、素敵な短編です。


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★★★★★
2013/01/01 08:28
ネタバレ
愛って、ぶこつ

寒い夜道を、ポケットに手を入れもせず、花を提げて帰ってきてくれた人。
ぶこつさが、愛らしくて、可笑しくて。
あぁ、幸せね!!

申し分ないお話に、あえて申し上げるなら、題名でネタバレしてしまってるのがもったいないです。

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★★★★★
2012/12/31 19:25
ネタバレ
旦那さん、の意味


冒頭、未亡人が儚だなんて、ベタだな、と思う。
中盤で、彼女が夫を「旦那さん」と呼ぶのにひっかかる。
ところが、終盤でそれがすべて伏線だと分かる。

腑に落ちて怖い、よくできた短編でした、お見事!!

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★★★★★
2012/01/19 23:32
たしかに、かゆくない

書き手は、挑戦したくなる。いつだって、そうなんだ。 愛はどこにだってあるから、だからこそ誰も紡いだことのない言葉を探して語りたい。 だけど、うさのさんは面白い。何気ない言葉に愛を込めてみせるわよ、と。 そう、だから確かに、人さまの直球ど真ん中な恋愛を覗いてるのに、こっちはこっぱずかしくないんだ。 誠実で、まっすぐで、朗らかで、照れ屋で純粋な。 かゆくない恋ばな。 たまには、いかが。


書き手は、挑戦したくなる。いつだって、そうなんだ。
愛はどこにだってあるから、だからこそ誰も紡いだことのない言葉を探して語りたい。

だけど、うさのさんは面白い。何気ない言葉に愛を込めてみせるわよ、と。

そう、だから確かに、人さまの直球ど真ん中な恋愛を覗いてるのに、こっちはこっぱずかしくないんだ。


誠実で、まっすぐで、朗らかで、照れ屋で純粋な。
かゆくない恋ばな。

たまには、いかが。



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