流衣ruiさんの作品一覧

雫-sympathy affection-〜そこから零れた一握の涙〜
流衣rui/著

総文字数/5,538

恋愛(その他)12ページ

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いつもの朝と 溶けかけのシェイク 日々は鮮明に見えた そこに見えないキミがいた 「玲央(れお)がいるなら、  もう何も失うものなんてないよ」 永遠があるから、 そこに莉玖(りく)がいたんだよね もう、涙なんて零れないよ 莉玖との永遠が、 そこに見えたから―――。 ********************* 書始*start*/2010.11.13~ *********************
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❦ボクは、実に実直な猫だとか言われるんだけど。 ホントは見慣れない日常なんて、ボクにはなかったんだよね。 ある日、ふと思ったんだ。 『雨』を初めて見たのは、いつだったんだろう・・・って。 ボクの名前? 《うん、ボクの名前はさ、れおん。よろしく》 ◇◆◇◆ ❦アタシの願い。 いつか、ここから何かを見つけてみたい。 この中にいると、いつも何かと呼ばれる名前。 ………《マロン、今日も元気でいる?》 ―――うん、一応、ね。今日もがんばってね。 ◇◆◇◆ ❦オレ、けっこう生きたよ、ホント。 何を願っているわけでもないんだけどさ。 ただね、ご主人には恩があるんだよ。 それを返すのが、オレの最後の願いかもしんないね。 今日も、笑顔でご飯をくれるんだけど。 なかなか、いろいろ苦労も絶えなくてさ、何かと、ね。 ………《ポン太ー、ご飯だよー》 ・・・わかってるよ、今行くよ。 *********************** ≪完結:2010/08/21≫
『未来』―*君に伝えるコト*  キミを想うコトとして―
流衣rui/著

総文字数/11,162

実用・エッセイ(その他)14ページ

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月は 太陽を嫌う 私に光を当てないで 太陽は 月を追いかける キミを照らしてあげよう いつだって 原動力は太陽だった いつまでも 夜がはびこるわけじゃない いつかは 朝がやってきて 太陽は夜を一掃する いつまでも 月のしずくに支配されたいのに 心を感じて歩んでみなさい、と あなたは心の背中を押すんだよね 『もう泣くんじゃないよ』 あなたの声で あたしはいつも目を覚ますんだ ************************ 初書:2009/2/25 改編始:2010/08/21 最終更新:2010/08/24
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