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安季
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こんにちは、安季と申します!
ケータイ小説は始めたばかりなのでまだ慣れないですが、一生懸命書いていきたいと思います。

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『蒼色の瞳の猫』
安季/著

総文字数/10,124

恋愛(その他)31ページ

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『…お前は、そんなことで挫折したままの人生を送っていいのか?』 『やっぱ、何だかんだ言って一人じゃ何もできないんだろ?もっと頼って来いよ、俺んトコ。』 ___あたしが登校拒否をしているときにひょんなことから出会ったのは、小学校の時に同じクラスだった、陸貝 葵。 あなたは、あたしに何を言いたいの……? 『あのときのお前、すごく輝いてたのにな。』 『…あたしの何を知っているの?』 知っていてほしいけど、知らないでいてほしい。 だって、あたしには『思い出』も『友達』も無いから。 できれば、空気と化して透明人間になりたいと思った。 『俺のことは信用できるって、大丈夫だから。』 そう、笑顔で言った葵はあたしにはまぶしすぎて________ 『…お前、アイツと【姉妹だった】もんな、そっくりに決まってるし。』 アイツって誰…?もう、あたしには何が何だかわからないよ? 葵は、その子のこと好きなの? 「あたしには関係ない、葵の好きな子なんて」 思ってはいるけれど、どうしても葵のことが知りたくて。 葵は、あたしが初めて信用できると思った、最初の人でした______ 『ニャ?』 あたしの足元に擦り寄ってくる黒い猫。 名前は、【アオ】。 瞳が蒼いから、そうあたしが名付けた。 …たまに、あたしじゃない【誰か】を恋しく呼ぶように鳴く。 『葵もアオも、分からない。』 …そう、あたしにはわからない。 総てが分かった時、本当によかったと思えるのかわからないから、 【知りたくない】だけ。 【逃げている】だけ。 そんなあたしと、葵と、アオと。 事故で死んだあたしの義理の妹と。 4人、いや、幽霊が1人、人間が2人、猫が一匹…の物語。

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