相沢ちせさんのレビュー一覧
人間でもない、吸血鬼でもない。 半分の身体になってしまった主人公。 幸せな日々を送っていたはずなのに... このまま吸血鬼になっちゃうなんて嫌だーー! しかも頼りになるのは、サボり魔のムカつくアイツだけなんて! 悔しいけど、悔しいけど。平和な日常を取り戻すため、頑張ります! * 病の原因を探すため、うららちゃんが頑張る姿がとても印象的でした。 題材はダークなのに、コメディっぽく優しい雰囲気で進められていくのもよかったです。 意地っ張りな吉崎くんの、ストレートな優しさもキュンとしました!ぜひご一読下さい*
人間でもない、吸血鬼でもない。
半分の身体になってしまった主人公。
幸せな日々を送っていたはずなのに...
このまま吸血鬼になっちゃうなんて嫌だーー!
しかも頼りになるのは、サボり魔のムカつくアイツだけなんて!
悔しいけど、悔しいけど。平和な日常を取り戻すため、頑張ります!
*
病の原因を探すため、うららちゃんが頑張る姿がとても印象的でした。
題材はダークなのに、コメディっぽく優しい雰囲気で進められていくのもよかったです。
意地っ張りな吉崎くんの、ストレートな優しさもキュンとしました!ぜひご一読下さい*
口癖のように『死 にたい』なんて言う。
伊都は私の、たったひとりのヒーロー。
きみがいるから、生きていける。
きみがいるから、私は生きる。
死 にたがりなヒーローと、私。ふたりきりで、生きていく。
*******
さびしくて、けれどとても優しいふたりの関係。
読み始めると、このなんともいえない切ない雰囲気に、どっぷりと浸かってしまいたくなります。ぜひご一読下さい。
女の子泣かせで有名な新庄。
絶対に関わりたくない、大嫌いな奴だったのに、そんな新庄と澄は付き合うことになってしまった。
暴言上等、ケンカは日常茶飯事。
誰がどう見ても、おかしな『ど付き合い』をしているのに、それでも離れられない。
『好き』と『嫌い』を飛び越えたふたりが、行き着く結論は?
*
ふたりのやりとりが、すごく面白かったです。
また新たな愛の形というか、まさにケンカップルというか。
ひと味違うラブコメを読みたい方、ぜひご一読ください。
色んな時間を共にしてきた、幼なじみの彼。
子供から大人になっていく、みんなが変わっていく、今。
私はひとつ、君に告白がある。
*
ひとつひとつの表現が、すごく心に残りました。
さらりと駆け抜けていくようで、ずん、と心に沈み込むところもあって。
どことなく暖かくて、それでいて寂しくなる。
けれど前を向いて、歩き出したくなる。
そんな物語。
おわりははじまり。君を想っていた日々に終止符をうち、そうして私はまた新たな日々へ歩き始める。
はじまりの春に読んでいただきたい一作です。
ある遠距離カップルのお話。自由人で星が大好きな彼と、素直になれない彼女。
連絡、してよ。寂しいよ。
そんな想いで空を見上げては、彼の『一番星』の言葉を思い出す。ねえ先輩、あれはどういう意味だったの...?
*
優しくて、きらきらしている雰囲気。言葉の節々が丁寧で、惚れ惚れします。この余韻に、ずっと浸っていたくなるような、そんな感じ。
本当にどこかにいそうな、遠距離カップルのお話です。情景が静かに浮かんできて、すんなりと物語へ入っていけました。
自信をなくして、恋に憂鬱なとき、元気がもらえる、そんな作品。個人的に、曲を聴きながら読むのがオススメです。是非、ご一読下さい。
きっかけは、勘違いから生まれたラブレター。
みんなに内緒、ふたりだけの交換日記。
ウソをたくさんに重ねて、自分と正反対の『あの子』になりすます主人公。
切なくてもどかしいウソとホントに、こちらも主人公と一緒になって、苦しくなったり嬉しくなったりでした。
思っていることを上手く口に出せない希美ちゃんと、思ったことをすぐ口に出す瀬戸山くん。正反対なふたりの、噛み合わない恋。
特に希美ちゃんには、共感するところがたくさんありました。
ホントの言葉を口に出すのが、時折怖かったりする。けれど、勇気を出してみたら、何かが変わるかもしれない。
ラストは本当に感動致しました。是非御一読下さい。素敵なお話をありがとうございました!
心理描写が、凄く上手です。
葉月ちゃんが心のなかでつぶやく言葉がひとつひとつ、すんなりと胸のなかに入ってきます。
感情移入しやすく、葉月ちゃんと一緒に嬉しい気持ちになったり、切ない気持ちになったり。陽平くんへの想いが、凄く丁寧に描かれていました。
お祭りのシーンも、楽しげなふたりの様子が、目に映るようでした。まるで目の前で陽平くんが笑っているような、そんな感覚です。
最後の花火が上がる描写には、ハッとさせられるものがありました。描かれる花火の文字列に、惚れ惚れ致しました。
切ない、夏の終わり。しんみりとしていて、けれど暖かい。そんな雰囲気の作品です。是非、ご一読下さい。
非公開にされていたので、なかなかレビューをかけませんでしたが…
とても感動致しました。
ゆりちゃんのひとつひとつの言葉が、無邪気で、素直で、けれど切なくて…
四人が、お互いを大切に思いあっているのが、伝わってきます。
いちやくんには、お子さんと共にいつまでも幸せでいてもらいたいです(*^^*)
切なくて、けれど暖かな想いあふれる物語です。
是非、ご一読下さい。