プロフィール

紫月 瑠維
【会員番号】539527
ファンタジー中心の文字書き。息をするようにシリアスをぶちこみます。

◆発売中
└─月夜の逢瀬~皇太子様と紫苑の姫君~【原題】今宵、貴方の隣で
マカロン文庫様より電子書籍化して頂きました。

◆更新中
└─『黒き魔物にくちづけを』『あなたが教えてくれた世界』『人魚花』

◆完結済
└─『例えば星をつかめるとして』『君がいた夏』『姉御な私と無口なアイツ。』

作品一覧

黒き魔物にくちづけを

総文字数/190,998

ファンタジー239ページ

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これは、魔と呼ばれたものたちが 愛を得るまでの物語。 * 黒き魔物にくちづけを * 愛してしまったのは、孤独な魔物。 愛してしまったのは、生贄の少女。 ようやく幸せが掴める、はずだった。 ──残酷な運命は、いつだって無情に降り注ぐ。 * START 2017.03.05 END * 人間の幸せなんて、私はいらない。 だからどうか、ほんのひとしずくでいいから、 あのひとの苦悩を、私にも背負わせて。
ヘレナにはなれない

総文字数/4,961

恋愛(学園)10ページ

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" もし世界が私のものなら、 デメトリアスだけを取っておいて あとはみんなあなたにあげてもいい " 情熱的な台詞 激しい恋をした彼女に 私は決して、なれない。 *** 「死んでもいいと思えるほどの恋って どんなものなんだろうね」 「じゃあ俺にすれば良いんじゃないの、恋」 *** ヘレナにはなれない *** 2017.08.25 START *** 真夏の夜の夢物語 幕が上がる時、 君の隣に私は立てない
月夜の逢瀬~皇太子様と紫苑の姫君~
  • 書籍化作品
[原題]今宵、貴方の隣で

総文字数/58,871

ファンタジー30ページ

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嗚呼、どうして── 叶わないと知っていながら 貴方を愛してしまったのでしょう。 *   *   * きらびやかな時の都、平朝京。 華々しい内裏で繰り広げられる、 片や立太子を控えた皇子。 片や宮仕えをする一人の女。 小さく、大きな、恋物語。 *   *   * 『花など、安易に女に贈るものでは ありません……。 期待させてしまいますわ』 *   *   * 『不思議だな…… そなたの側が一番安らぐ』 *   *   * 月影のもとで咲き誇る待宵草に 私の想いを託しましょう。 決して言葉にはしなかったけれど、 貴方だけを、 お慕い申しておりました──。 *     *     * Special Thanks !! 木田あかり 様 ひい。様 癒雨姫 様 館苺 様 レビュー有り難う御座います♡ ひい。様 木田あかり 様 ヤミヲミルメ 様 星合香 様 み-助ぴ 様 爽歌。様 感想有り難う御座います♪ 2015.9.19 読者様数100名様突破 2015.10.26 「恋の相手は御曹子」特集掲載 読者数500名様突破 ジャンル別ランキング 4位 総合ランキング 62位 2016年5月12日~ マカロン文庫より電子書籍として発売されました! *     *     * 願わくは、もう一度……。 貴方の笑顔を見せてください──。
空にとけた夜の行方。

総文字数/8,167

恋愛(純愛)16ページ

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甘い甘いチョコレートを混ぜた カップケーキがふくらんでいく いびつな形のこれはきっと わたしの恋心だと思った …………………………………………………… 『俺、好きなやついるよ』 きみを想う午前0時 目が覚める午前6時 空を染めていた夜の色は どこへ消えていくのだろう …………………………………………………… タイトル・キャラクター原案:ひい。 表紙:相沢ちせ
例えば星をつかめるとして

総文字数/111,732

ファンタジー211ページ

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この宇宙が生まれたのは奇跡のような確率なのだと 誰かが言っていた。 「遠い惑星だよ。太陽系よりももっと遠い。 そこが、僕が生まれたところ」 流れ星が見えるのは一瞬で、手を伸ばしても掴めない ずっと、そう思っていた。 「好きになったかもしれない。 君が生まれた、この小さな星のこと」 都会で星が見えないのではなくて、 見ようとしなかっただけなんだ。 全部、君が気付かせてくれたのに。 ** 例えば星をつかめるとして ** 流れ星を繋ぎ止める方法を、私はしらない。 この想いを叫ぶには、星が流れるのは速すぎて。 「大丈夫だよ、君はこの星に愛されてるから」 星が願いを叶えるのなら、どうかこの時を止めて。 私が、君に言葉を伝えられなくなってしまう前に。 Start 7.4 End 8.29

公開リスト一覧

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レビュー一覧

★★★★★
2016/09/13 07:38
爽やかで眩しくて、けれど切ない

絵画コンクールで賞を逃し、それ以来「見てもらえる塗り方」を模索して絵を描くことが苦しくなってしまった主人公と、太陽みたいに人の輪の中にいるのに、時折透明になって姿を消してしまう少年。 世界のまんなかにいるような彼と過ごしながら、主人公は忘れていた大切なことを思い出していきます。 主人公の葛藤、それから成長していく様子がとても丁寧に描かれていて、絵を描かない私でも、ありありとその心情を追体験出来ました。 相沢ちせさんの文章は、水のようにすらすらと心に入ってきます。主人公と一緒に颯くんに出会い、キュンとして、彼の言葉にはっとさせられて、物語が進むごとに、彼の隠された秘密にも気がついていく。 少しずつ読んでいくつもりだったのに、あっという間に惹き込まれて気が付いたら読み終えてしまっていました。もちろん、読了感も爽やかでした。 是非、ご一読を。

絵画コンクールで賞を逃し、それ以来「見てもらえる塗り方」を模索して絵を描くことが苦しくなってしまった主人公と、太陽みたいに人の輪の中にいるのに、時折透明になって姿を消してしまう少年。

世界のまんなかにいるような彼と過ごしながら、主人公は忘れていた大切なことを思い出していきます。

主人公の葛藤、それから成長していく様子がとても丁寧に描かれていて、絵を描かない私でも、ありありとその心情を追体験出来ました。

相沢ちせさんの文章は、水のようにすらすらと心に入ってきます。主人公と一緒に颯くんに出会い、キュンとして、彼の言葉にはっとさせられて、物語が進むごとに、彼の隠された秘密にも気がついていく。

少しずつ読んでいくつもりだったのに、あっという間に惹き込まれて気が付いたら読み終えてしまっていました。もちろん、読了感も爽やかでした。

是非、ご一読を。

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★★★★★
2013/10/06 19:24
ひだまり。

すごく、温かいお話でした。 タイトルが、すごく雰囲気と合っていると思います。 キュンキュンして、時折切なくてでもやはり、優しくて。 登場人物たちも一人一人魅力的で、みんな大好きになりました。 そして、作品を支えるちせさんの優しい文章。 もう、全部が素晴らしかったです。 読んでみる価値大アリですよ!

すごく、温かいお話でした。
タイトルが、すごく雰囲気と合っていると思います。

キュンキュンして、時折切なくてでもやはり、優しくて。

登場人物たちも一人一人魅力的で、みんな大好きになりました。

そして、作品を支えるちせさんの優しい文章。

もう、全部が素晴らしかったです。

読んでみる価値大アリですよ!

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★★★★★
2013/09/20 17:07
買って良かったです。

本屋から帰ってからずっと読み続けて、あっと言う間に読んでしまいました(*´-`) なんて言うか……こんなに笑える本格ファンタジー、初めて読みました!! 会話の進め方とかが軽快で、すっと頭に入ってきて、笑いのツボもしっかり押さえてて。 かと思えば、シリアスなシーンや切ない感情の描写がとても丁寧で。 本当に、買って良かったと思える作品です。 ありがとうございました! ディーが主人公の話、待ってます(*^^*)笑

本屋から帰ってからずっと読み続けて、あっと言う間に読んでしまいました(*´-`)

なんて言うか……こんなに笑える本格ファンタジー、初めて読みました!!

会話の進め方とかが軽快で、すっと頭に入ってきて、笑いのツボもしっかり押さえてて。

かと思えば、シリアスなシーンや切ない感情の描写がとても丁寧で。

本当に、買って良かったと思える作品です。

ありがとうございました!
ディーが主人公の話、待ってます(*^^*)笑

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★★★★★
2013/07/05 19:00
本当に大好きな話です。

読み始めたら止まらなくなって、読みながら一人でニヤニヤしたり、切なくなったり、クライマックスでは思わず涙を流したり。 読み終えたとき、終わってしまったことを寂しく思うとともに、読んで良かったと思い、心があたたかくなる。もう一度読みたくなる。 これを読んだのは二回目ですが、本当に何度でも読みたいと思える作品です。 特に、登場人物たちの優しさが印象的でした。黒い部分が無いわけじゃない登場人物たちだけど、その優しさや温かさは本物で。 何度も繰り返すけれど、本当に大好きな話です。ありがとうございました。

読み始めたら止まらなくなって、読みながら一人でニヤニヤしたり、切なくなったり、クライマックスでは思わず涙を流したり。

読み終えたとき、終わってしまったことを寂しく思うとともに、読んで良かったと思い、心があたたかくなる。もう一度読みたくなる。

これを読んだのは二回目ですが、本当に何度でも読みたいと思える作品です。

特に、登場人物たちの優しさが印象的でした。黒い部分が無いわけじゃない登場人物たちだけど、その優しさや温かさは本物で。

何度も繰り返すけれど、本当に大好きな話です。ありがとうございました。

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