幸屋 彼方さんの作品一覧

空愛 くうあい

総文字数/3,014

恋愛(純愛)12ページ

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花は、その時期に 咲くからこそ、美しく 儚く 特別な存在だ。 咲いては、散り また、新たな命へと バトンを継いでいく。 その花が 一年中 咲いているとしたら、きっと 特別な存在でもなければ、 目をくれる人は きっと少なく 風景の一つにしか、すぎないであろう。 花は、その時期に 咲くからこそ、主役にもなれる。 なら、私のこの思いは その花の如く、その時=タイムリミット つまり、散るとき を知ってたからこそ、こんなにも、燃え上がっていたのだろうか
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