妖精の足跡さんの作品一覧

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「お嬢様、僕には貴方しかいないのです。どうかずっと僕をおそばに……」 「捨てるはずないでしょ。私は自分のものは大切にしておく主義なのよ」  私は貴方より上のはずなのに。 「お嬢様は僕だけのものですよね?   その視線を、  その声を、  その笑顔を他のひとには与えないで下さいね」    どうやら、本当は彼の方が上らしい。 「お嬢様、そんな意地悪をおっしゃらないでください。そうでなければお仕置きですね」      にっこりと艶やかに笑う私の下僕に勝てる気がしない。
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