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14歳〜白くも黒くもなれるギリギリの年齢〜

総文字数/34,674

ノンフィクション・実話108ページ

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14歳、中学2年。 まだ純粋でまっすぐだったあの頃。 あの頃の私は、自分はもう大人で、何でも自分1人でやっているような気になっていた。 今思うとそんなわけないのにね あなたのことが好きで、好きで、好きで 本当にただ大好きで、あなたさえいれば何もいらないと、本気でそう思えた。 最初から2人しかいなかったらよかったのに。とさえ思った。 そしたら、こんなに苦しまなくてよかったのに。 人を愛しく思う気持ち、愛することの意味を教えてくれたあなた。 それと同時に愛することの苦しさ、悲しみ、辛さ、人間の残酷さを教えてくれたあなた。 私はずっと、苦しくて、辛かったけど、あなたのことを想うとあたたかくて、幸せな気持ちになれたよ。 あなたは今、元気ですか? ちゃんと笑えていますか? 幸せですか? 私はーーーーーーーー
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まだ15歳だった頃の私は、 高校入って、 大学でも行って、 てきとうに就職して、 どこにでもいそうな普通の人と結婚して 、きっと自分は普通の人生を送るんだろうなー、ってなんとなく思っていた。 だって、私はどこにでもいる普通の子だから。 かわいいわけじゃない。あえて言うなら中の上止まり、かわいい子の引き立て役。 性格だってよくない。天然でもないし、かわいい子には嫉妬するし、普通に悪口だって言う。 ほんとはピンク色が好き。だけど、私はかわいい子担当じゃないの知ってるから、黄色が好きってことにしてる。 かわいい服だって好き。だけど、似合ってないって陰口言われるのが怖いから、着る勇気なんてない。 女子なんてみんな上辺だけの関係だってことにも、みんな平等なわけなくて、 学校にも目立つ子、そうじゃない子でグループが出来てるのも気づいてる。 バカにされたり、下に見られたくないから、自分のポジション見極めて、空気読んで、それなりに中の上くらいの位置をキープする。 なんでこんな狭い世界で私は必死にもがいているんだろう、って時々考える。 けど、学校は社会の縮図って誰かが言ってた。 だから、きっと、これからもずっとこんな狭い世界で生きていかなきゃいけないんだろうなって、悟った気になってた。 けど、あなたに出逢って、私の世界は輝きだした。 ってありきたりなセリフだけど、まさにそんな感じ。 あなたは、私にそれまでに見たことがないほど、キラキラした世界を見せてくれた。 それまで知らなかった喜びや幸せ、愛しいと思う気持ちを教えてくれた。 だけど、同時に、それまで感じたことがないほどの悲しみや苦しみ、切ない気持ちも教えてくれた。 それでも、あなたといる時の私を 私は好きになれた。 あなたのことを思うだけで 私は強くなれた。 あなたの幸せを自分の幸せだと思えるほど、大人にはなりきれなかったけど、 あの頃の私は全力であなたに恋してた。 ううん、今も恋してる

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レビュー一覧

★★★★★
2017/04/29 15:39
めっちゃ泣けます‥

本当に好き同士で付き合えるカップルってすごいな‥と改めて考えさせられました

本当に好き同士で付き合えるカップルってすごいな‥と改めて考えさせられました

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