ヴィクトリアマンソンさんの作品一覧

イケメンシェフの溺愛レシピ

総文字数/84,393

恋愛(純愛)55ページ

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※「溺愛はディナーの後で」の続編になります。 メディア出演も多数のイタリアンレストラン、コン・ブリオのイケメンオーナーシェフ石崎哲也(36)と都内キー局でディレクターをつとめる中原綾乃(34)。 衝突を繰り返すも、お互いのこだわりの強さを認め合うようになり、恋人になった二人のその後のストーリー。 仕事人間で恋愛から長いこと遠ざかっていた不器用な大人女子を、中身までイケメンなシェフが… 2024.02.29 完結。気長にお付き合いくださいましたみなさま、本当にありがとうございました。 2024.05.13 番外編 ローマの甘い休日 を追加しました。楽しんで頂けましたら嬉しいです。
キネンオケ

総文字数/68,688

恋愛(純愛)40ページ

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オーケストラに所属してプロのヴァイオリン奏者として活動する朋美。 音楽は大好きだし仕事に情熱も愛情もあるけれど、誰かの特別になりたいともがく日々のなかで、友人繋がりで紹介してもらった、東大医学部を卒業後、大学院に在籍しているという魁の夢。 「夢が、あるんですか?」 「そう、タイムふろしきとか作れたらいいなあって思って」 これは、変人だわ。 朋美は血の気が引くのを感じる。 いくら彼女がいない独身でも、外見がよくても、東大卒の医者でも、大学院生で、時間を戻す風呂敷をつくりたいなんて言う不思議な人は無理よ! 過去も未来もいらない。今この瞬間が愛おしいだけ。だから今。今、ここにそれが欲しいだけ。懐かしいそれ。過ぎ去った、永遠に奪われた、決して失いたくなかったもの。 ねえ、あなたが取り戻したいものって、何? 「もしも、指が動かなくなったら、あなたの作ったタイムふろしきで治してちょうだい」 *エスプレッシーヴォ、いつかのエチュードで登場したキャラクターたちが登場します。 このお話だけでも楽しんでいただけるように書いていますが、エスプレッシーヴォ→いつかのエチュードで読んでいただくと、よりキャラクターの個性などが楽しめてよいかもしれません。 (2021.09.05~12.25) (2023.11.09 一部修正)
スウィート・ギムレット

総文字数/7,660

恋愛(その他)5ページ

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さようならには早すぎたのだろうか。 「俺はいつでも大歓迎だけど」 十五年以上ぶりに再会した円の昔の恋人、了吾と飲むギムレットは少し甘みが強かった。 それでも、これ以上の期待も失望も持たないでいいままで、ただ穏やかに、やさしい時間を共有できる日が来るなんてこと、知らなかった。 イエスかノーしか知らなかったあの若かった自分には。
私的な旋律

総文字数/17,054

恋愛(純愛)12ページ

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過去に書いた『エスプレッシーヴォ』の博樹と瑛子のショートストーリーです。 男性目線からの葛藤、嫉妬、独占欲など楽しんでもらえたら嬉しいです。
極光、歪んだ誠実さ

総文字数/18,431

恋愛(純愛)10ページ

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「春臣くんと付き合ったままでいいよ」 見合い相手であり、遠い親戚の修輔は虹子に言った。 大学の同級生だった春臣との交際を両親に反対されていた虹子にとって、味方のような修輔は希望にも思えたが。 「指輪をしてもらうよ、ここに。僕と揃いのをね」 それから始まる夫公認の不倫。 そして変わらずに他人の妻となった虹子を抱く春臣。 奇妙でバランスの取れた三人の関係。 どんなに待ち続けても出会えないかもしれない極光。 そして、その歪んだ誠実さ。
溺愛はディナーの後で

総文字数/27,994

恋愛(純愛)13ページ

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イタリアンシェフの石崎哲也(36)は都内に有名店を構えるオーナーシェフでありながら、そのルックスの良さからメディアへの出演も多い。 テレビ局でディレクターをしている中原綾乃(34)は担当する番組で一緒に仕事をするが、互いにこだわりの強さから衝突してしまうものの、いい意味でのこだわりにお互いを認め合うようになり… 2022.06.04 番外編を更新しました。 嬉しいレビューを頂きとても励まされておりました。ありがとうございました! 2024.02.29 続編『イケメンシェフの溺愛レシピ』が完結しました。 よろしければこちらもぜひお楽しみください。
情熱の続き

総文字数/71,601

恋愛(純愛)37ページ

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商社に勤める貴広は海外転勤にあたって里穂に想いを告げ、二人は夫婦になったものの里穂を密かに思い続けていた貴広と違って、里穂には大切にしたいものがたくさんあり、過去を懐かしく思うこともしばしば…貴広の友人であり、自分も学生時代から親しくしてきた宗一郎の存在もその一つだった。 宗一郎には、一度だけ抱きしめられたことがある。決して忘れられない抱擁。 「ただの挨拶だよ」 「嘘よ。そんなのじゃない。あんな風に抱きしめられて、平気でなんかいられない。どうして、私を抱きしめたの」 貴広のことは確かに好きだったが、それとは違う大切な気持ちで宗一郎を想う里穂。里穂と宗一郎の気持ちに気づきつつも、一途に里穂に愛情を注ぐ貴広。そして宗一郎の本心。 それぞれの想いがたどりつく場所とは… ※以前書いた「情熱」というお話のその後の話です。 過去作品を読まないでもお楽しみいただけるように書いたつもりですが、「情熱」を読んでもらうとよりわかりやすいかもしれません。 2022.03.14~04.17 お読みくださりありがとうございました。
情熱

総文字数/35,539

恋愛(純愛)18ページ

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里穂、桃子、貴広、宗一郎の四人は学生時代から親しくしてきた友人同士。 社会人五年目を過ぎても、このままでいたいと思う里穂に対し、桃子は里穂を気にかけつつも職場の先輩と結婚して確実に日常を変化させていく。 そして商社に勤める貴広は海外赴任にあたって里穂に一緒に来て欲しいと言うが、友情が続いていくものと思っていた里穂は返事ができないまま。 そんな里穂にとって宗一郎はすべてを知っていて、すべてを話せる貴重な存在だったが…
エスプレッシーヴォ

総文字数/53,037

恋愛(純愛)16ページ

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espressivo(エスプレッシーヴォ)  〔伊〕表情豊かに、感情をこめて。 25歳、音大のピアノ科を出て働いたこともない不自由のないお嬢様の瑛子と、31歳になる働き盛りの医師である博樹。 お見合いで知り合った二人は互いに知らないことも多いまま、でも断る理由もなく、なんとなく惹かれあって結婚したが・・・。 関係は悪くないはずなのにどこか遠いお互いの距離も、いつか、自然と近づいていくものだと思っていた。言葉にしなくてもわかってくれると思っていた。 想えば想うほどに喜びだけでなく苦しみも増すことを知りながらも、それでも、恋をせずにいられなかった。 純粋すぎる夫婦の想い、真実。
いつかのエチュード

総文字数/28,273

恋愛(その他)14ページ

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「夫人のサロン用練習曲にすぎない」 名指揮者であり、ピアニストでもあるハンス・フォン・ビューローの言葉。 彼はかつてピアノの詩人と言われたフレデリック・ショパンの『黒鍵のエチュード』についてそう語ったそうだ。 大学時代からずっと一緒に過ごしてきた研修医の和樹と夏海。 医師という仕事に対する不安も多い夏海と真逆に現状を楽しんでいると言う和樹はいつだって羨ましい存在。 そんな和樹の想いの先にいる女性の存在に気づいてしまったこと、そしてそんな夏海を気にかけてくれる医局の先輩のこと。 「ねえ、それってけっこう、愛じゃない?瑛子さんとは違うかもしれないけど」
すてきな気持ち

総文字数/39,625

恋愛(純愛)22ページ

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「子どもだけ欲しいの」 博樹は、この話を覚えてくれているだろうか。 お互いに病院の長男、長女で生まれた博樹と由香。 忘れられない初恋に終止符を打って、それぞれの道を進んできたけれど。 「あなた以上に好きな人ができない」 その一方で、お見合いで知り合った前田くんという整形外科医。 「友達になりましょう」 結婚とか未来とか、そんなことは抜きにして、ただまたこんなふうにおいしいものを分かち合って、それぞれの知らないことを話すのは、楽しいことのように思えた。 「初めてあなたに会ったとき、私は天井にぶつかった。あなたを忘れられなくなった」 ジョージ・ガーシュウィンの曲。 そんなすてきな気持ちが、今、ここにある。確かに。
悲しいジュトゥヴ

総文字数/35,827

恋愛(純愛)12ページ

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Je te veux<ジュ・トゥ・ヴ> 音楽界の異端児とか変わり者と言われたエリック・サティが作曲した曲。 <あなたが欲しい>と情熱的な詩がのせられている。 「俺のこと好きにならないなら」 変な結婚と言いながらも、それでも知らない人よりいいと思って、幼いころから付き合いのある悠史と結婚することにした繭子。 端正な顔立ちと人柄のよさをそろえた医師である悠史はもてるが、繭子はもちろん束縛しない。それでもワインをシェアしたり今日あったことを話したり、日々は穏やかで不自由がないのに苦しくて、でも失いたくない。 「ずるいわ。男の手で私に触れて、いつも優しくして、話を聞いてくれて。これで好きになるなって、どういうこと?」 人を好きになることは悲しい。 本当はいつだってあなたが欲しかった。 *2021.01.20一部修正しました。
アンバーメモリー

総文字数/9,078

恋愛(その他)3ページ

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うまくいく可能性がなかったわけじゃない。 誰よりこの人のことを知っているつもりだった。 いつしか大人になっていた男女の、ある一夜。 ウイスキーと懐かしい香り、交錯する2人の想い。 ほんとうに泣きたいのは、どっちだろう。 *大人な女性に楽しんでもらえたら嬉しいです~
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