「え！？カードから星座たちが消えちゃった！？」 10歳の星見結愛(ほしみゆあ)は、星座占いが大好きな小学四年生。 占い師だったおばあちゃんからもらった十二星座をモチーフにしたカードが大のお気に入り。 ある日、結愛が寝ていると、夢の中でステラという小さな男の子と出会う。 「君は"星結び"の特別な魔法の力を持っているんだ。君の力で星座たちを救ってほしい」 翌日、目が覚めた結愛が変な夢を見たなと思いつつ、学校へ行く準備をしていると、大事にしていたカードがしし座のイラストだけを残して消えてしまったのだ。 「な、なにがおきてるの？」 そして、慌てる結愛の目の前に、突然ライオンの形をしたぬいぐるみが現れる。 そのライオンのぬいぐるみの正体は、夢の中で出会った少年、ステラだった。 「結愛！一緒に逃げ出した十二星座を探して。そして、悪竜ティアマトから星座の国、アステル国を救ってほしいんだ」 星座の国アステル国を救うために立ち上がった結愛。 はたして、十二星座カードを全て取り戻すことができるのか！？ 〈テーマ:星座×占い×魔法使い〉 ☆野いちごぽっぷ小説コンテスト応募作品★