二度目の人生でかつての戦友が私を溺愛する
あとがき
『二度目の人生でかつての戦友が私を溺愛する』を最後まで読んでいただきありがとうございます。
にった宇弥です。
中世ヨーロッパのような時代、転生、魔術、剣…
ザ・異世界という作品は初挑戦でしたが、とても楽しく執筆させていただきました!
戦争という重いテーマを取り入れましたが、そこだけは異世界ではなくて、同じ世界で起きていることです。
それを乗り越えて前向きに生きようとするハナたちの強さと、戦争の虚しさが伝わっていたら嬉しいです。
キャラへの思いです↓↓
ハナ・ロンド
剣の天才少女という憧れの設定です。
天才なのに自分に自信がなかったハナが、ロイやリン、友人たちとの日々を経て、前向きに成長してくれました。
最初和風設定を考えていたのですが、西洋風に変更したため、日本らしい名前ですが、可愛いので西洋設定でも引き継ぎました。
リンネット・ロンド
可愛く優しく明るい理想の女の子ですが、本当は心が弱くて笑顔の下に色々な感情を隠していました。
レストランで祈り文を書いた日、ハナと会える最後の日だとわかっていたのに、「きっとまた」と言った心情を思うと切ないです。
今世ではギルと幸せに生きてほしいです…。
リンという名前でも日本らしさを出しました。
姉妹で『凛とした花』という感じをイメージしています。
ロイ・フェルミナ
いつもはからかってばかりなのに、本当はハナに超絶一途なイケメンです。
ゲール語でロイは赤、前世の名字クリゾンテムはフランス語で菊。
赤い菊の花言葉は「あなたを愛しています」…というおしゃれな名付けにしました。
フェルミナは単に響きでつけました。
ギルバート・ウエストン
祈り文からリンへの愛がひしひしと感じられます。
彼の愛もまたまっすぐですが、リンを尊重するような優しさがあります。
ギルという響きはお気に入りです。
改めて、お読みいただきありがとうございました!
2025.09.01 にった宇弥