詩シリーズ

「針路」

僕は僕の道をただひたすらに進むだけだ。

振り返ることは過去にもこの先にも無い。

もう何年生き続けただろうか、そんな物差しは不要だ。

どんな、ガラクタになったって良い。
泥だらけになって息が切れるほど走って。

きっと生き方について、学ぶことも否定されることも有るだろう。

それを振り切って、閉じこもることもこの先有るだろう。

けれど結末がどうであろうと、
最後に笑うのは己自身なのだから。
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