うちの鬼畜社長がお見合い相手で甘くて困る
【おまけ】ガヤ社員たちの考察
うちの鬼畜社長が平泉さんにだけ甘い。
「あのさ……最近、平泉さんと社長、仲良くない?」
「やっぱ思う?この前さ、社長が平泉さんの資料、なぜか本人より先に見ててびびった」
「しかも、『お前らはこんなレベルで満足か』って部長に詰めてたのに、平泉さんには『これは悪くない』って!なにその差!!」
「てか、社長が“悪くない”って言うなんて、ほぼ満点じゃない?」
「うちの鬼畜社長が……?」
「いや、待って。こないだの全体会議でさ、平泉さんが言葉に詰まった時、社長、めっちゃ自然にフォロー入れてなかった?」
「“そこは俺が言おう”って、あれドラマかよ!」
「ちょっとちょっと!最近、社長が私たちに全然微笑まないのに、平泉さんが横にいるときだけ笑ってるって話、聞いた?」
「え、それ恋じゃん。」
「え?でもさ、社長って結婚とか興味なさそうじゃなかった?」
「その“興味なさそうな人”が、“気づいたらガチで落ちてる”ってのがいいんじゃん~~~!」
「つまり、これは……社内シンデレララブってやつか……!」
「いやでも平泉さん、そんな軽くないと思う。むしろ社長が押して押して落ちた感じしない?」
「鬼畜社長が?!」
「……やばい、妄想が止まらない……」
「とりあえず言えるのは、平泉さん、前よりめっちゃきれいになったよね?」
「……あ、それはわかる。なんか、柔らかくなったっていうか」
「社長、やっぱそういうの見抜くんだよ……!」
「まさかの社内恋愛か~。でもなんか、納得しちゃうんだよね……」
「今度、ランチ誘って根掘り葉掘り聞いてみようか」
「やめなよ、ばれるって!」
「てか社長に睨まれるって!」
「いや、でも……平泉さん、どっちが先に落ちたんだろうね?」
「うわ、それめっちゃ気になる!」
「絶対、社長でしょ~。落ちたときの破壊力、やばそうじゃん」
「わかる。落ちたら一途そう。めっちゃ甘くなりそう。ギャップえぐそう」
「……はあ。社長、平泉さんにはずるい」
「でもちょっと見てたい、あの二人の今後」
「え、むしろプロポーズとか目撃したいよね」
「わかる!!」
(背後で通りがかった凪が、会話を一部聞いてしまい、耳まで真っ赤にして逃げていた)
「あのさ……最近、平泉さんと社長、仲良くない?」
「やっぱ思う?この前さ、社長が平泉さんの資料、なぜか本人より先に見ててびびった」
「しかも、『お前らはこんなレベルで満足か』って部長に詰めてたのに、平泉さんには『これは悪くない』って!なにその差!!」
「てか、社長が“悪くない”って言うなんて、ほぼ満点じゃない?」
「うちの鬼畜社長が……?」
「いや、待って。こないだの全体会議でさ、平泉さんが言葉に詰まった時、社長、めっちゃ自然にフォロー入れてなかった?」
「“そこは俺が言おう”って、あれドラマかよ!」
「ちょっとちょっと!最近、社長が私たちに全然微笑まないのに、平泉さんが横にいるときだけ笑ってるって話、聞いた?」
「え、それ恋じゃん。」
「え?でもさ、社長って結婚とか興味なさそうじゃなかった?」
「その“興味なさそうな人”が、“気づいたらガチで落ちてる”ってのがいいんじゃん~~~!」
「つまり、これは……社内シンデレララブってやつか……!」
「いやでも平泉さん、そんな軽くないと思う。むしろ社長が押して押して落ちた感じしない?」
「鬼畜社長が?!」
「……やばい、妄想が止まらない……」
「とりあえず言えるのは、平泉さん、前よりめっちゃきれいになったよね?」
「……あ、それはわかる。なんか、柔らかくなったっていうか」
「社長、やっぱそういうの見抜くんだよ……!」
「まさかの社内恋愛か~。でもなんか、納得しちゃうんだよね……」
「今度、ランチ誘って根掘り葉掘り聞いてみようか」
「やめなよ、ばれるって!」
「てか社長に睨まれるって!」
「いや、でも……平泉さん、どっちが先に落ちたんだろうね?」
「うわ、それめっちゃ気になる!」
「絶対、社長でしょ~。落ちたときの破壊力、やばそうじゃん」
「わかる。落ちたら一途そう。めっちゃ甘くなりそう。ギャップえぐそう」
「……はあ。社長、平泉さんにはずるい」
「でもちょっと見てたい、あの二人の今後」
「え、むしろプロポーズとか目撃したいよね」
「わかる!!」
(背後で通りがかった凪が、会話を一部聞いてしまい、耳まで真っ赤にして逃げていた)