孤高の総帥は初めての恋に溺れる
溺愛急流に流される穂香
今日はB勤なので15時半から22時半までの
勤務でタクシーのチケットがつく。
あわただしく出発便を見送り、夕食の休憩に
入る19時頃出発ロビーに、外人の背の高い
男性が穂香に声をかけた。
「瀬古穂香さんですね。僕はジョナサン・
ヤードと言うものです。ほんの少しの時間で
いいんです。お話を聞いてほしいのです。
お願いします」
とてもきれいな日本語で言って深く頭を
下げた。
「碧斗さんの秘書の方ですね。お手紙を
くださった。」
「はい、申し訳ありません。その件でテオ、
いや総帥に叱られて出禁になってしまい
ました」
「昨日の夜、碧斗さんにマンション迄連れて
いかれてちゃんと誤解を解いてくれました
からもう大丈夫です」
「そうですか。でも少し時間を頂ければ
その後の話をさせて頂きたいんです。
今、総帥は僕の話は聞いてくれないので…
電話も拒否されていますし、僕はまず嘘を
ついて穂香さんを傷つけたことを謝らないと
行けないと思っています。
どうかお願いします」
90度に大きな体を曲げて真摯に言葉を継ぐ
叱られた大型犬のように眦を下げて今にも
泣きそうな顔をする彼を放っておけなくて、
穂香は丁度夕食に行くので一緒にどうかと
誘った。
話ができるように個室のある和食レストラン
に案内した。
勤務でタクシーのチケットがつく。
あわただしく出発便を見送り、夕食の休憩に
入る19時頃出発ロビーに、外人の背の高い
男性が穂香に声をかけた。
「瀬古穂香さんですね。僕はジョナサン・
ヤードと言うものです。ほんの少しの時間で
いいんです。お話を聞いてほしいのです。
お願いします」
とてもきれいな日本語で言って深く頭を
下げた。
「碧斗さんの秘書の方ですね。お手紙を
くださった。」
「はい、申し訳ありません。その件でテオ、
いや総帥に叱られて出禁になってしまい
ました」
「昨日の夜、碧斗さんにマンション迄連れて
いかれてちゃんと誤解を解いてくれました
からもう大丈夫です」
「そうですか。でも少し時間を頂ければ
その後の話をさせて頂きたいんです。
今、総帥は僕の話は聞いてくれないので…
電話も拒否されていますし、僕はまず嘘を
ついて穂香さんを傷つけたことを謝らないと
行けないと思っています。
どうかお願いします」
90度に大きな体を曲げて真摯に言葉を継ぐ
叱られた大型犬のように眦を下げて今にも
泣きそうな顔をする彼を放っておけなくて、
穂香は丁度夕食に行くので一緒にどうかと
誘った。
話ができるように個室のある和食レストラン
に案内した。