エナはマーメイドの仕立屋さん~はじめてのお仕事はプリンセスのドレス~
⑧
「わぁ……」
海藻の迷路を抜けると、そこにはきれいなサンゴ礁の隠れスポットがありました。
いろとりどりのサンゴと魚たち。
そこは地上からの光を受けて輝く楽園のようでした。
おばあちゃんの地図によると、ここが目的の場所のようです。
「ここであのドレスに合う貝殻を探すんだね?」
エナはレクシーと目を合わせました。
「クク」
レクシーはたぶんそう、と言っているようでした。
「わたしとおそろいみたいな貝殻がいいな」
エナはニコッと笑って、ナナのことを思い浮かべました。
(きっと、この貝殻と似た貝殻なら、ナナもよろこんでくれるはず)
そう思って、エナは虹色の巻き貝を探しはじめました。
サンゴ礁の間を見てみたり、砂をかきわけてみたり。
いろんなところを探しました。
巻き貝は見つかるのに、虹色のものはなかなか見つかりません。
時間はどんどん過ぎていき、エナはあきらめそうになりました。
「あきらめちゃダメだよね」
でも、エナはまたレクシーに話しかけて、うんとうなずきました。
【※ここでエナの持っている虹色の巻き貝と似たものをいろいろな場所に描かれた絵からさがす、絵探しゲームを入れます】
「あ! あそこ!」
その虹色の巻き貝は海の中の岩山の頂上にありました。
急いでエナはすいすいと頂上に泳いでいきます。
「やった!」
手を伸ばして、エナは虹色の立派な巻き貝をゲットしました。
でも、そのときです。
「わっ!」
急に岩がくずれはじめました。
海の中なのにガラガラと音がします。
大きな岩が落ちていってエナはあわてました。
一緒に落ちてしまう、と。
でも、思い出します。
(そうだ、ここは海の中、わたし、泳げるんだ!)
レクシーとすいーっと泳いで、エナは岩山から離れました。
「よかったぁ……」
「ククー……」
ほっとして、ぎゅっとレクシーを抱きしめます。
手の中にはきれいな虹色の巻き貝。
これでナナのドレスに魔法をかけることができそうです。
海藻の迷路を抜けると、そこにはきれいなサンゴ礁の隠れスポットがありました。
いろとりどりのサンゴと魚たち。
そこは地上からの光を受けて輝く楽園のようでした。
おばあちゃんの地図によると、ここが目的の場所のようです。
「ここであのドレスに合う貝殻を探すんだね?」
エナはレクシーと目を合わせました。
「クク」
レクシーはたぶんそう、と言っているようでした。
「わたしとおそろいみたいな貝殻がいいな」
エナはニコッと笑って、ナナのことを思い浮かべました。
(きっと、この貝殻と似た貝殻なら、ナナもよろこんでくれるはず)
そう思って、エナは虹色の巻き貝を探しはじめました。
サンゴ礁の間を見てみたり、砂をかきわけてみたり。
いろんなところを探しました。
巻き貝は見つかるのに、虹色のものはなかなか見つかりません。
時間はどんどん過ぎていき、エナはあきらめそうになりました。
「あきらめちゃダメだよね」
でも、エナはまたレクシーに話しかけて、うんとうなずきました。
【※ここでエナの持っている虹色の巻き貝と似たものをいろいろな場所に描かれた絵からさがす、絵探しゲームを入れます】
「あ! あそこ!」
その虹色の巻き貝は海の中の岩山の頂上にありました。
急いでエナはすいすいと頂上に泳いでいきます。
「やった!」
手を伸ばして、エナは虹色の立派な巻き貝をゲットしました。
でも、そのときです。
「わっ!」
急に岩がくずれはじめました。
海の中なのにガラガラと音がします。
大きな岩が落ちていってエナはあわてました。
一緒に落ちてしまう、と。
でも、思い出します。
(そうだ、ここは海の中、わたし、泳げるんだ!)
レクシーとすいーっと泳いで、エナは岩山から離れました。
「よかったぁ……」
「ククー……」
ほっとして、ぎゅっとレクシーを抱きしめます。
手の中にはきれいな虹色の巻き貝。
これでナナのドレスに魔法をかけることができそうです。