Secret love.
Episode2
現在に戻ってきて会社の昼休み、天気も良いからとカフェのテラス席でランチをしていた。
「へぇ、及川くんが?」
「そう、可愛いでしょ。こういうの初めてもらった。」
「へぇ、素敵。似合ってる。」
話をしているのは営業部にいる同期であり、会社に入ってからずっと友好的な関係を気付いてきている人、新田 実季に昨日の事を話していた。唯一私と及川くんの関係を知っている人で、実季にも同棲中の彼氏が居る。その男は経理課に居て、その人も私達の同期である。
元々同期は多く居たのだけれど、今は転職や寿退社など様々な理由で残っている同期はそんなに多くない。そして私は実季の彼氏の加藤 隆太という男が嫌いである。悪い奴ではない、のだけど、一緒の経理課に居るからほかの女にもふらふらとした動きが見えてしまう分嫌いになってしまった。
「…実季と加藤くんって、もう付き合って長いよね。」
「そうね、もう4年くらい。」
「同棲してからは?」
「3年」
それほど一緒に居れば情も信頼もあるはずなのに、営業事務にいる若くて可愛い女性社員と良い感じになっている加藤くんを時々見ていて、その話は実季にしていた。別れなよと言った事もあったけど、本当に浮気しているならその証拠見つけてから別れると言っていた。
その営業事務の女も、交際相手がいると言っていて近付いて行くのも、それが同じ部署の女性だと知っても関係無く行くのも気に食わない。そしてその女が加藤くんだけではなく、及川くんにもアプローチをしているのを知っている。
「へぇ、及川くんが?」
「そう、可愛いでしょ。こういうの初めてもらった。」
「へぇ、素敵。似合ってる。」
話をしているのは営業部にいる同期であり、会社に入ってからずっと友好的な関係を気付いてきている人、新田 実季に昨日の事を話していた。唯一私と及川くんの関係を知っている人で、実季にも同棲中の彼氏が居る。その男は経理課に居て、その人も私達の同期である。
元々同期は多く居たのだけれど、今は転職や寿退社など様々な理由で残っている同期はそんなに多くない。そして私は実季の彼氏の加藤 隆太という男が嫌いである。悪い奴ではない、のだけど、一緒の経理課に居るからほかの女にもふらふらとした動きが見えてしまう分嫌いになってしまった。
「…実季と加藤くんって、もう付き合って長いよね。」
「そうね、もう4年くらい。」
「同棲してからは?」
「3年」
それほど一緒に居れば情も信頼もあるはずなのに、営業事務にいる若くて可愛い女性社員と良い感じになっている加藤くんを時々見ていて、その話は実季にしていた。別れなよと言った事もあったけど、本当に浮気しているならその証拠見つけてから別れると言っていた。
その営業事務の女も、交際相手がいると言っていて近付いて行くのも、それが同じ部署の女性だと知っても関係無く行くのも気に食わない。そしてその女が加藤くんだけではなく、及川くんにもアプローチをしているのを知っている。