バレリーナ*ララ
1、ララはバレリーナ
ララは、バレエがだいすきな女の子。
今日も学校がおわったあとに、バレエ教室にむかいます。
「みなさん、とてもすばらしいです。来週の発表会がたのしみですね」
バレエの先生は、みんなのレッスンのようすを見てにっこりとほほえみます。
しかし、なぜかララはかなしそうな顔をしています。
じつは、ララは人前でおどるのが苦手なのです。
バレエは教室にいるだれよりもじょうずなのに、お客さんの前ではきんちょうしておどることができないのです。
ララは家にかえると、さっそく自分の部屋で練習します。
ララの部屋には、ララのしんちょうよりも大きな鏡があります。
鏡はずっと昔から家にあるもので、バレエの練習のためにララは部屋においてもらっているのです。
【ララが鏡のまえで練習しているよ。鏡にうつるララのポーズと同じものは次のうちどれかな】
①右手を上げているポーズのイラスト
②左足を上げているポーズのイラスト
③両手を上げているポーズのイラスト
④腰をそらしているポーズのイラスト
※鏡の前に立つララのイラストと鏡写しにしたら同じポーズのイラストの番号が答え
その夜、ララは夢を見ました。
発表会でお客さんの前でうつくしくおどっている夢です。
「夢みたいに、本番でもじょうずにおどれるようになれたらいいな」
ふとララは、前におばあちゃんからおしえてもらったまほうのことばを思いだしました。
『ララだけに、元気がでるまほうのことばをおしえてあげよう』
ララは、まほうのことばをとなえます。
【ララがおばあちゃんからおしえてもらったまほうのことばはどれかな。3つの中からすきなことばをとなえてみよう】
①ポポロア・プーペ!
②キラリール・リリハ!
③チットン・トントン!
「まほうのことば、覚えていてくれたんだね!」
すると、まくらもとで声がしました。
おどろいたララはとび起きます。
目をむけると、ぬいぐるみのモコが手をふっていました。
モコは、ララのおばあちゃんがつくってくれた背中に羽のはえたピンク色のうさぎのぬいぐるみ。
ララにとってはたいせつなともだちです。
「モコがしゃべった!」
「そうだよ。ララがまほうのことばをとなえてくれたおかげで、はなせるようになったんだ」
モコはふわふわと浮かんでララのそばまでやってきます。
「元気がでるってこういうことだったのね。モコとおはなしができるだなんてうれしい!」
ララはモコをぎゅっとだきしめます。
「ねぇララ、ぼくについてきてよ。つれていきたい場所があるんだ」
「わたしをつれていきたい場所?」
「うん。バレエの練習をがんばるララのために、ひみつのぶたいにあんないするよ」
「すてき!行ってみたい!」
「よし!じゃあ、いこう」
そしてモコは、ララを部屋にある大きな鏡の前に立たせます。
「モコ、この鏡がどうかしたの?」
「ここが、その入口だよ。さあ、とびこもう!」
モコはララの手をにぎると、鏡に向かってとびこみました。
今日も学校がおわったあとに、バレエ教室にむかいます。
「みなさん、とてもすばらしいです。来週の発表会がたのしみですね」
バレエの先生は、みんなのレッスンのようすを見てにっこりとほほえみます。
しかし、なぜかララはかなしそうな顔をしています。
じつは、ララは人前でおどるのが苦手なのです。
バレエは教室にいるだれよりもじょうずなのに、お客さんの前ではきんちょうしておどることができないのです。
ララは家にかえると、さっそく自分の部屋で練習します。
ララの部屋には、ララのしんちょうよりも大きな鏡があります。
鏡はずっと昔から家にあるもので、バレエの練習のためにララは部屋においてもらっているのです。
【ララが鏡のまえで練習しているよ。鏡にうつるララのポーズと同じものは次のうちどれかな】
①右手を上げているポーズのイラスト
②左足を上げているポーズのイラスト
③両手を上げているポーズのイラスト
④腰をそらしているポーズのイラスト
※鏡の前に立つララのイラストと鏡写しにしたら同じポーズのイラストの番号が答え
その夜、ララは夢を見ました。
発表会でお客さんの前でうつくしくおどっている夢です。
「夢みたいに、本番でもじょうずにおどれるようになれたらいいな」
ふとララは、前におばあちゃんからおしえてもらったまほうのことばを思いだしました。
『ララだけに、元気がでるまほうのことばをおしえてあげよう』
ララは、まほうのことばをとなえます。
【ララがおばあちゃんからおしえてもらったまほうのことばはどれかな。3つの中からすきなことばをとなえてみよう】
①ポポロア・プーペ!
②キラリール・リリハ!
③チットン・トントン!
「まほうのことば、覚えていてくれたんだね!」
すると、まくらもとで声がしました。
おどろいたララはとび起きます。
目をむけると、ぬいぐるみのモコが手をふっていました。
モコは、ララのおばあちゃんがつくってくれた背中に羽のはえたピンク色のうさぎのぬいぐるみ。
ララにとってはたいせつなともだちです。
「モコがしゃべった!」
「そうだよ。ララがまほうのことばをとなえてくれたおかげで、はなせるようになったんだ」
モコはふわふわと浮かんでララのそばまでやってきます。
「元気がでるってこういうことだったのね。モコとおはなしができるだなんてうれしい!」
ララはモコをぎゅっとだきしめます。
「ねぇララ、ぼくについてきてよ。つれていきたい場所があるんだ」
「わたしをつれていきたい場所?」
「うん。バレエの練習をがんばるララのために、ひみつのぶたいにあんないするよ」
「すてき!行ってみたい!」
「よし!じゃあ、いこう」
そしてモコは、ララを部屋にある大きな鏡の前に立たせます。
「モコ、この鏡がどうかしたの?」
「ここが、その入口だよ。さあ、とびこもう!」
モコはララの手をにぎると、鏡に向かってとびこみました。
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