バレリーナ*ララ
3、ひみつのぶたい
「ついた!」
モコがそういうと、目の前にはみずうみがひろがっていました。
みずうみの水面には、星空がうつっています。
「わ〜、きれい。まるで星空のじゅうたんをしいているみたい」
ララは目をかがやかせます。
「でも、モコ。ぶたいっていっても、わたしはバレエのよういはなにももってきていないよ?」
ララがたずねると、モコはじしんまんまんに自分のむねをぽんっとたたきました。
「それなら、ぼくにまかせてよ!」
モコにはなにか考えがあるようです。
「ララ、ここにくるまでの道でひろったものをだしてみて」
モコにいわれて、ララはポシェットからとりだします。
白い羽、白い花、キラキラの石。
「これでぜんぶだね。じゃあ、いくよ」
モコがそういって両手をぱちんとたたくと、なんとそれらのかたちがかわったのです。
白い羽は、真っ白なバレエいしょうのチュチュに。
白い花は、真っ白なバレエタイツに。
キラキラ石は、水色のトゥシューズに。
「すごい、モコ!それに、とってもかわいい!」
これだけそろえば、バレエの練習ができます。
ララはさっそくきがえました。
「ララ、にあってるよ」
「ありがとう、モコ」
いしょうにきがえたララはにこりと笑います。
「こっちにおいでよ、ララ」
モコがみずうみの上でまっています。
しかし、ララはそちらにはいけません。
「だめだよ、モコ。いしょうがぬれちゃう」
「大丈夫だよ。ララがはいているのは、まほうのトゥシューズだから」
モコはララに向かって手をふります。
ララはふしぎに思いながらも、足を一歩をみずうみに入れました。
すると、おどろいたことに水の上を歩けるのです。
「本当だ!」
ララはうれしくなってみずうみの上をおどるようにかけます。
水の音、風の音、木の葉っぱがゆれる音。
ここちよいそれらの音すべてが、ララには音楽のようにきこえました。
それにあわせて、ララはおどります。
みずうみには、かれいにおどるララのすがたがうつっていました。
【まちがいさがし:ふたつのイラストをみくらべて、まちがいを4つみつけてね】
モコがそういうと、目の前にはみずうみがひろがっていました。
みずうみの水面には、星空がうつっています。
「わ〜、きれい。まるで星空のじゅうたんをしいているみたい」
ララは目をかがやかせます。
「でも、モコ。ぶたいっていっても、わたしはバレエのよういはなにももってきていないよ?」
ララがたずねると、モコはじしんまんまんに自分のむねをぽんっとたたきました。
「それなら、ぼくにまかせてよ!」
モコにはなにか考えがあるようです。
「ララ、ここにくるまでの道でひろったものをだしてみて」
モコにいわれて、ララはポシェットからとりだします。
白い羽、白い花、キラキラの石。
「これでぜんぶだね。じゃあ、いくよ」
モコがそういって両手をぱちんとたたくと、なんとそれらのかたちがかわったのです。
白い羽は、真っ白なバレエいしょうのチュチュに。
白い花は、真っ白なバレエタイツに。
キラキラ石は、水色のトゥシューズに。
「すごい、モコ!それに、とってもかわいい!」
これだけそろえば、バレエの練習ができます。
ララはさっそくきがえました。
「ララ、にあってるよ」
「ありがとう、モコ」
いしょうにきがえたララはにこりと笑います。
「こっちにおいでよ、ララ」
モコがみずうみの上でまっています。
しかし、ララはそちらにはいけません。
「だめだよ、モコ。いしょうがぬれちゃう」
「大丈夫だよ。ララがはいているのは、まほうのトゥシューズだから」
モコはララに向かって手をふります。
ララはふしぎに思いながらも、足を一歩をみずうみに入れました。
すると、おどろいたことに水の上を歩けるのです。
「本当だ!」
ララはうれしくなってみずうみの上をおどるようにかけます。
水の音、風の音、木の葉っぱがゆれる音。
ここちよいそれらの音すべてが、ララには音楽のようにきこえました。
それにあわせて、ララはおどります。
みずうみには、かれいにおどるララのすがたがうつっていました。
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