いぬじゅんさんのレビュー一覧
物語を通じて降り続く雨が、この物語を悲しく彩っている。
個性豊かな登場人物たちによって紡がれてゆくなか、読者は後半に必ず「えっ」と驚くだろう。
作者の裏切りはそれだけにとどまらず、ノンストップで進む最後の展開には怖さとドキドキが止まらなかった。
初ホラーとは思えないほど、物語にひきこまれ、そして読み終わったときに私は確かに雨の音と、アノ足音を聞いたような気がした。
おすすめしたい作品です。
猫が出演している作品は読んでいて楽しい。
物語がきちんとしているなら、その楽しさはさらに倍になるだろう。
猫の湯、という不思議な場所でのたくさんの出会いは、非現実ながらまるでそこにいるかのように生き生きと伝わりました。
現実世界に悩める鈴と陽向との恋模様も、言うべきことが口にできない姿も、物語が進むにつれて彼らの成長を読者は感じるでしょう。
ラストは予定調和だけに完結しない作者様の『ひとひねり』が気持ちよかったです。
初作品とのことですが、これからも読んでみたいと思えるような作品でした。
おすすめします(=^ェ^=)
読み始めたら止まらなくなりました なんだか空気感がすごいです ほっこりとしながらも、なぜか切ない 主人公は、どこかさめているようで だけどそこには底辺に悲しみが流れている もっともっと読んでいたい、そんな 気持ちになりました 素晴らしい作品です!!
読み始めたら止まらなくなりました
なんだか空気感がすごいです
ほっこりとしながらも、なぜか切ない
主人公は、どこかさめているようで
だけどそこには底辺に悲しみが流れている
もっともっと読んでいたい、そんな
気持ちになりました
素晴らしい作品です!!
切ない想いが綴られています
短い言葉だからこそ伝わる悲しみ
笑顔で、抱き締めて、だけど気持ちはかくして…
途中、「なんでそんなに叶わないって決めつけるのさ」って、主人公を応援していました
が、最後のページで驚愕!!
あれ、これってそういうこと?
もしそうなら、読んできた世界観がガラッとかわります
切なさにはかわりはないですが、どうしてこのタイトルをつけたのか納得です
お奨めします
1ページが短い文章で構成されているこの作品。
しかし、気を抜くと大変なことになります。
トラウマ級の展開に、思わずかたまってしまいました
いじめをすることはもちろん許されないですが、友達を裏切ることの怖さをリアルに感じられます
本編最後のひとことには、
『うわあああ!!』
と、叫びそうになってしまいました
ぜひ、心してお読みくださいね
心に残る作品でした。
はじめは淡々と紡がれる執行日の朝。
それは、『心の刺』で、執行人の立場で物語がはじまったとき、深い感慨が胸におしよせる。
そう、人が人の人生を終わらせるときに、なにも感じない人なんていないのだ。
車の運転ができなくなった
その言葉は、私たちには計り知れない思いがこめられているようで、思わず息をのんだ。
それにしても、まるで見てきたようなリアルな描写。
深く心に残りました。
物語がはじまるとすぐに、そのシチュエーションにひきこまれます 短い言葉や文章の行間に、深い愛を感じます 1章を読んで2章へいき、作者の構成に気づいた時には、既に涙があふれていました どちらの主人公も、相手を思う気持ちにあふれ、それが優しく悲しく心にひびきます 選ぶ言葉のすばらしさは特筆すべき点です 行間の魔術師が送るこのストーリー ありがとう、と誰かに言いたくなりますよ オススメです
物語がはじまるとすぐに、そのシチュエーションにひきこまれます
短い言葉や文章の行間に、深い愛を感じます
1章を読んで2章へいき、作者の構成に気づいた時には、既に涙があふれていました
どちらの主人公も、相手を思う気持ちにあふれ、それが優しく悲しく心にひびきます
選ぶ言葉のすばらしさは特筆すべき点です
行間の魔術師が送るこのストーリー
ありがとう、と誰かに言いたくなりますよ
オススメです
最後は泣きながら読みました。 ある一脚の椅子の視点で語られる物語、たくさんのエピソードとともに暖かい空気が伝わります。 まるで絵本を読んでいるような、そんな暖色系の色合いが浮かびました。 素晴らしいお話をありがとうございました!
最後は泣きながら読みました。
ある一脚の椅子の視点で語られる物語、たくさんのエピソードとともに暖かい空気が伝わります。
まるで絵本を読んでいるような、そんな暖色系の色合いが浮かびました。
素晴らしいお話をありがとうございました!
完読しました なんと一気読みですー 気づけば夕方に。。。 それくらい空気感がすばらしい作品でした 皆人のキャラは新しく、ネタバレになるので詳しく書けませんが、ハードボイルドであり、コメディアンでもあります 特に感情が揺さぶられるときの表現方法は、リアルで尊敬します! 物語が大きく動く終盤からは、まさしくノンストップでスピードのある作者の仕掛けに翻弄されっぱなしです。 驚愕のラスト、そしてエピローグ。フルコースを堪能したかのような満足感でした。 オススメします!
完読しました
なんと一気読みですー
気づけば夕方に。。。
それくらい空気感がすばらしい作品でした
皆人のキャラは新しく、ネタバレになるので詳しく書けませんが、ハードボイルドであり、コメディアンでもあります
特に感情が揺さぶられるときの表現方法は、リアルで尊敬します!
物語が大きく動く終盤からは、まさしくノンストップでスピードのある作者の仕掛けに翻弄されっぱなしです。
驚愕のラスト、そしてエピローグ。フルコースを堪能したかのような満足感でした。
オススメします!
どの詩もすべてまっすぐに向かう先は「叶わない恋」 それでも想わずにはいられないせつなさを、何気ない言葉のようでいて実は確信を得た言葉で紡いでゆく 最後の詩で「恋をしてよかった」と言う主人公はきっと、すべてが本心ではないだろう悲しさを持っている それでも無理して笑う彼女に幸せがくることを願わずにはいられない そんな気持ちにさせてくれる悲しいけど、愛しい言葉たちです
どの詩もすべてまっすぐに向かう先は「叶わない恋」
それでも想わずにはいられないせつなさを、何気ない言葉のようでいて実は確信を得た言葉で紡いでゆく
最後の詩で「恋をしてよかった」と言う主人公はきっと、すべてが本心ではないだろう悲しさを持っている
それでも無理して笑う彼女に幸せがくることを願わずにはいられない
そんな気持ちにさせてくれる悲しいけど、愛しい言葉たちです
彼女の書く詩には不思議な魅力がある 誰もが感じたことのある卒業のうれしさと悲しさを、単純に表現するだけでなく、そこには物語が見え隠れしている。 読者は自然に自分と重ねるだけでなく、彼女自身が抱える恋にもいつしかシンクロするだろう 二度と戻れない中学時代を思い出させてもらい、せつなくなりました。 オススメですっ
彼女の書く詩には不思議な魅力がある
誰もが感じたことのある卒業のうれしさと悲しさを、単純に表現するだけでなく、そこには物語が見え隠れしている。
読者は自然に自分と重ねるだけでなく、彼女自身が抱える恋にもいつしかシンクロするだろう
二度と戻れない中学時代を思い出させてもらい、せつなくなりました。
オススメですっ
あるアイドルの告白ー 彼女の独白ですすむ物語は、彼女の悲痛な叫びが伝わってきます 淡々とした語り口だからこそ、リアルさが伝わってきました 皆さんに読んでほしい作品ですので、大賞に投票させていただきました
あるアイドルの告白ー
彼女の独白ですすむ物語は、彼女の悲痛な叫びが伝わってきます
淡々とした語り口だからこそ、リアルさが伝わってきました
皆さんに読んでほしい作品ですので、大賞に投票させていただきました
前作を上回る作品ですねっ とにかく、車の中でのやりとりがすごくリアルでした 深夜の感じや、雨の音まで聞こえてきそうでした。 最後の謎解きは、実にフェアーで、「あぁーそういうことかっ」と納得しました。 会話部分か、いつ見ても良いですね。 『会話の魔術師』と呼ばせてください
前作を上回る作品ですねっ
とにかく、車の中でのやりとりがすごくリアルでした
深夜の感じや、雨の音まで聞こえてきそうでした。
最後の謎解きは、実にフェアーで、「あぁーそういうことかっ」と納得しました。
会話部分か、いつ見ても良いですね。
『会話の魔術師』と呼ばせてください
すごく読みやすく、話にひきこまれました。 それぞれのキャラクターがたっていて、短いセリフからも人物像がえがけました。 岩木さまに、いつか5つ☆をもらえるように私もがんばります これからも応援しています
すごく読みやすく、話にひきこまれました。
それぞれのキャラクターがたっていて、短いセリフからも人物像がえがけました。
岩木さまに、いつか5つ☆をもらえるように私もがんばります
これからも応援しています
奈緒が死んだ、という衝撃の始まり方をするこの物語は、とにかく会話表現がナチュラルで、一気に物語にひきこまれます。 ナオが感じた気持ちや思いは、そのまま読み手に移り、最後はあたたかな気持ちになれました。 みんなが優しく、読後感は最高でした。素晴らしい作品です。
奈緒が死んだ、という衝撃の始まり方をするこの物語は、とにかく会話表現がナチュラルで、一気に物語にひきこまれます。
ナオが感じた気持ちや思いは、そのまま読み手に移り、最後はあたたかな気持ちになれました。
みんなが優しく、読後感は最高でした。素晴らしい作品です。