うさのじゅんさんのレビュー一覧
慌ただしい毎日に、心が疲れているときに 是非読んでいただきたい短編です。 肩の力をほどいて、ふぅっと深呼吸して。 温かい飲み物を片手に、是非どうぞ☆
慌ただしい毎日に、心が疲れているときに
是非読んでいただきたい短編です。
肩の力をほどいて、ふぅっと深呼吸して。
温かい飲み物を片手に、是非どうぞ☆
そんな短編。 読み終わった後に、分厚い小説を読み終えたかのような充足のため息が漏れました。 ラストは薄々予想できたのですが、その最後の1頁、最後の一文に読者の共感(あるいは、自分が「私」になったような感覚)を誘うために必要な言葉がすべて、前の10頁に仕込まれているのです。 素晴らしい筆力が秘められた作品だと思いました。 敢えて言うならば、 実話かと思えるほどに人物像や世界が作り込まれており、 この数十年に渡る家族の物語を短編にとどめてしまうのは勿体ない気がしました。 本来は長編作品に値する世界をダイジェストで見ているような、そんな感覚といったらいいでしょうか。 良質な作品に出会えた「充足」と、 もっと読んでいたかったという「渇望」。 両方味わえる作品です。 秋の夜長に、ゆっくりお読みください。
そんな短編。
読み終わった後に、分厚い小説を読み終えたかのような充足のため息が漏れました。
ラストは薄々予想できたのですが、その最後の1頁、最後の一文に読者の共感(あるいは、自分が「私」になったような感覚)を誘うために必要な言葉がすべて、前の10頁に仕込まれているのです。
素晴らしい筆力が秘められた作品だと思いました。
敢えて言うならば、
実話かと思えるほどに人物像や世界が作り込まれており、
この数十年に渡る家族の物語を短編にとどめてしまうのは勿体ない気がしました。
本来は長編作品に値する世界をダイジェストで見ているような、そんな感覚といったらいいでしょうか。
良質な作品に出会えた「充足」と、
もっと読んでいたかったという「渇望」。
両方味わえる作品です。
秋の夜長に、ゆっくりお読みください。
この作品は、 子供が親に贈ることができるものの中で 最高のプレゼントだと思います。 子供のあなたにも、 親のあなたにも。 是非読んでほしい作品です。
この作品は、
子供が親に贈ることができるものの中で
最高のプレゼントだと思います。
子供のあなたにも、
親のあなたにも。
是非読んでほしい作品です。
二人のちょっと不思議なやり取りが、 ありそうでなかった短編作品。 限られた頁のなかに 上手に情景と心理描写が織り込まれていて、 同じ軒先に佇んでいるように作品の空気感に浸ることができました。 評価形式のレビュー依頼から来ましたので、表現上の意見を一つだけ。 最後の一文は現在形の文で終わっていますが、 初見だと突然お話が途切れてしまったような感覚になりました。 最後の文は、例えば「そう、思った。」など 過去形で終わった方が終わりの響きがあり 短編作品として締まりがよいのではないかと思います。 とはいえ、そんなことは気にならないほどの ステキな空気感を持った作品です。 是非、ご一読を☆
二人のちょっと不思議なやり取りが、
ありそうでなかった短編作品。
限られた頁のなかに
上手に情景と心理描写が織り込まれていて、
同じ軒先に佇んでいるように作品の空気感に浸ることができました。
評価形式のレビュー依頼から来ましたので、表現上の意見を一つだけ。
最後の一文は現在形の文で終わっていますが、
初見だと突然お話が途切れてしまったような感覚になりました。
最後の文は、例えば「そう、思った。」など
過去形で終わった方が終わりの響きがあり
短編作品として締まりがよいのではないかと思います。
とはいえ、そんなことは気にならないほどの
ステキな空気感を持った作品です。
是非、ご一読を☆
野いちごのコメディファンなら知らない人はいない、ご存じ「チャリパイ」シリーズの最新版が、とうとう完結! 今回は、異国の地「ブタリア王国」にて、心美しいイベリコ姫を狙うブタフィ将軍の陰謀を阻止すべく、所狭しと大活躍!のはずでしたが… あれ?全員捕まって? え、処刑~?! チャリパイ、まさかの最終回?! 一度読んだらやめられない、ノンストップアクションコメディの決定版です!チェキラ☆
野いちごのコメディファンなら知らない人はいない、ご存じ「チャリパイ」シリーズの最新版が、とうとう完結!
今回は、異国の地「ブタリア王国」にて、心美しいイベリコ姫を狙うブタフィ将軍の陰謀を阻止すべく、所狭しと大活躍!のはずでしたが…
あれ?全員捕まって?
え、処刑~?!
チャリパイ、まさかの最終回?!
一度読んだらやめられない、ノンストップアクションコメディの決定版です!チェキラ☆
オトナだって夢を見る。 ちょっと螺の外れた教師なら、なおさらだ。 二人に立ちはだかる障壁と、夢のような解決法。 それを現実逃避だと言いたければそう言いたまえ。 でも私はそれを、「超越」と呼びたい。 恋する二人に、不可能なことなど何もないのだから。 超短編ですが、 独特の空気感と高い文章力で 余韻がいつまでも残る作品。 あなたも是非、 3頁の宇宙旅行へお出掛けくださいな。
オトナだって夢を見る。
ちょっと螺の外れた教師なら、なおさらだ。
二人に立ちはだかる障壁と、夢のような解決法。
それを現実逃避だと言いたければそう言いたまえ。
でも私はそれを、「超越」と呼びたい。
恋する二人に、不可能なことなど何もないのだから。
超短編ですが、
独特の空気感と高い文章力で
余韻がいつまでも残る作品。
あなたも是非、
3頁の宇宙旅行へお出掛けくださいな。
ある日突然、契約終了を告げられたその日から、 派遣社員・三島咲の戦いが始まった。 彼女の卒のない仕事ぶり、強い責任感は男勝りなのに、 読み進めるうちに湧いてくるのは、なぜか愛しさ。 正社員でも、派遣社員でも。 一生懸命にがんばる全てのオシゴト女子に、共感必至の作品です。 是非どうぞ☆
ある日突然、契約終了を告げられたその日から、
派遣社員・三島咲の戦いが始まった。
彼女の卒のない仕事ぶり、強い責任感は男勝りなのに、
読み進めるうちに湧いてくるのは、なぜか愛しさ。
正社員でも、派遣社員でも。
一生懸命にがんばる全てのオシゴト女子に、共感必至の作品です。
是非どうぞ☆
夜のコンビニに強盗が現れるという、穏やかでない出だし。 だけど、その正体は… コメディとして申し分のない面白さ。 加えて、読後に暖かさが残る秀逸な作品です。 「優しきコンビニ」 読み終わると、このタイトルが実にぴったりだということに気づくはず。 この感じ、なんだろうなぁ コンビニのおでんを買って帰りたくなるような。 そんな暖かさを含んだコメディです。 是非どうぞ!
夜のコンビニに強盗が現れるという、穏やかでない出だし。
だけど、その正体は…
コメディとして申し分のない面白さ。
加えて、読後に暖かさが残る秀逸な作品です。
「優しきコンビニ」
読み終わると、このタイトルが実にぴったりだということに気づくはず。
この感じ、なんだろうなぁ
コンビニのおでんを買って帰りたくなるような。
そんな暖かさを含んだコメディです。
是非どうぞ!
子供の時に何度も読んで、 大人になったら自分の子供に読んであげたい。 いつもそばに置いておきたいと思えるような、本当にステキなお話です。 コドモのあなたも、 オトナのあなたも。 是非どうぞ♪
子供の時に何度も読んで、
大人になったら自分の子供に読んであげたい。
いつもそばに置いておきたいと思えるような、本当にステキなお話です。
コドモのあなたも、
オトナのあなたも。
是非どうぞ♪
タイトルからして、ただの恋愛物語ではなさそうと予感はしていましたが。 コメディだろっこれは!!(爆) 恋愛小説だと思って読むと、ケガをしますよ♪ へ~んしん♪
タイトルからして、ただの恋愛物語ではなさそうと予感はしていましたが。
コメディだろっこれは!!(爆)
恋愛小説だと思って読むと、ケガをしますよ♪
へ~んしん♪
「いつまでも、幸せに暮らしましたとさ」 童話にありがちなハッピーエンドでは、ありません。 それでも、 読後に心に残る、輝く何か。 「優しさ」とは「強さ」でもあることを、 このお話を読んで思い出しました。
「いつまでも、幸せに暮らしましたとさ」
童話にありがちなハッピーエンドでは、ありません。
それでも、
読後に心に残る、輝く何か。
「優しさ」とは「強さ」でもあることを、
このお話を読んで思い出しました。
突然短く切った髪、 好きな飲み物も変わった。 彼女のさりげない変化に、とまどう主人公。 どうして君は、変わっていくの? 謎解きと、読後の暖かさの両方が楽しめる作品でした。 文章も読みやすく、情景描写と心情描写が心にすんなり届きます。 オススメです!
突然短く切った髪、
好きな飲み物も変わった。
彼女のさりげない変化に、とまどう主人公。
どうして君は、変わっていくの?
謎解きと、読後の暖かさの両方が楽しめる作品でした。
文章も読みやすく、情景描写と心情描写が心にすんなり届きます。
オススメです!
どんでん返しが身上の、いぬじゅん様の新作です。 あなたの目の前で、今まさに冤罪事件が! あなたには、真犯人を暴けますか? 推理を楽しめる、良質ミステリー! 寝苦しい夏の夜にどうぞ☆ …あ、ますます寝られなくなるかも(笑)
どんでん返しが身上の、いぬじゅん様の新作です。
あなたの目の前で、今まさに冤罪事件が!
あなたには、真犯人を暴けますか?
推理を楽しめる、良質ミステリー!
寝苦しい夏の夜にどうぞ☆
…あ、ますます寝られなくなるかも(笑)
「僕は今 苦渋の選択を迫られている」 ただならぬ様子で幕を開ける この短編集 彼の身に、一体何が? 悶々と悩み続ける「僕」。 果たして、その結末は…? 最後の最後に、思わず 「ウォオオオイッ!」 と突っ込みたくなる結末が待っています。 是非どうぞ♪
「僕は今
苦渋の選択を迫られている」
ただならぬ様子で幕を開ける
この短編集
彼の身に、一体何が?
悶々と悩み続ける「僕」。
果たして、その結末は…?
最後の最後に、思わず
「ウォオオオイッ!」
と突っ込みたくなる結末が待っています。
是非どうぞ♪
短編ですが、なんとも暖かく切ない読後感。 感動しました。 悩みの多い世界だけれど、 この世界は「スゴクスゴイコト」であふれている。 私たちが生きていること。 それ自体が、スゴクスゴイコト。 今だからこそ、多くの人に読んでいただきたい作品です。
短編ですが、なんとも暖かく切ない読後感。
感動しました。
悩みの多い世界だけれど、
この世界は「スゴクスゴイコト」であふれている。
私たちが生きていること。
それ自体が、スゴクスゴイコト。
今だからこそ、多くの人に読んでいただきたい作品です。
辛口トピから参りましたので、努めて辛口で行かせていただきます!
まず、大正時代という時代設定が新鮮。情景描写や店の名前、人の道徳観念に至るまで大正浪漫の香りが漂い、読者を無理なくその時代に誘う筆力は素晴らしいと思います。
また、主人公の周りの人物が物語の中できちんと動いており、心情描写もなされていることが物語に深みとリアリティを与えており、純粋な文学小説として読みごたえのある作品に仕上がっています。
惜しむらくは、最後の手紙。
「全ての人が幸せになれるように」ということを目指したのであれば、後に残してきた者たちに対する二人の気遣いなり、感謝なりの気持ちをもう少し手紙の中に込めてほしかったなぁ、と思いました。
辛口で評価しましたがこの作品は、より大勢の皆様に愛される、名作にもなり得る予感がします。
是非読んでみてください。
飛行機が空高く飛び立つためには、 ほんの少しだけ翼を上向きにすればいい 気持ちが下向きになってるなと感じるときは、 ぜひこの詩集を手にとってください。 連ねられているのは シンプルな言葉たち あなたの心の翼を ほんの少し、上向きに してくれるでしょう 実際のところ、 上昇気流に乗るために必要なものは そんなに大それたものじゃなくて よいのです
飛行機が空高く飛び立つためには、
ほんの少しだけ翼を上向きにすればいい
気持ちが下向きになってるなと感じるときは、
ぜひこの詩集を手にとってください。
連ねられているのは
シンプルな言葉たち
あなたの心の翼を
ほんの少し、上向きに
してくれるでしょう
実際のところ、
上昇気流に乗るために必要なものは
そんなに大それたものじゃなくて
よいのです
短い言葉の中に込められた、 何よりも深い愛情が伝わってくる作品です。 今子どものあなたにも、 昔子どもだったあなたにも 読んでほしい。 これはお母さんからあなたへの、手紙です。
短い言葉の中に込められた、
何よりも深い愛情が伝わってくる作品です。
今子どものあなたにも、
昔子どもだったあなたにも
読んでほしい。
これはお母さんからあなたへの、手紙です。
「チャリパイ」とは、森永探偵事務所の3人の美女(?)エージェント・・・ こぶた(食べ物と変装はまかせて♪) ひろき(酒はどこ?) てぃーだ(二人とも、仕事しろ!) ・・・「チャーリーズ・エンゼルパイ」の略称である♪ そして、チャリパイ率いる(色んな意味で)謎多き探偵・シチローが繰り広げる、冒険の数々! 今回の依頼は、なんと未来から? どうするシチロー! どうなるチャリパイ! そこに、愛と正義と、食べ物と酒はあるのか? 大人も子どもも楽しめる、ドタバタ・アクション・コメディーの決定版♪ シリーズを通してお楽しみください♪
「チャリパイ」とは、森永探偵事務所の3人の美女(?)エージェント・・・
こぶた(食べ物と変装はまかせて♪)
ひろき(酒はどこ?)
てぃーだ(二人とも、仕事しろ!)
・・・「チャーリーズ・エンゼルパイ」の略称である♪
そして、チャリパイ率いる(色んな意味で)謎多き探偵・シチローが繰り広げる、冒険の数々!
今回の依頼は、なんと未来から?
どうするシチロー!
どうなるチャリパイ!
そこに、愛と正義と、食べ物と酒はあるのか?
大人も子どもも楽しめる、ドタバタ・アクション・コメディーの決定版♪
シリーズを通してお楽しみください♪
小説を書くということ。 それは、一つ一つの字を組み合わせて単語を作り 単語と単語を組み合わせて文を紡ぎ 文と文を組み合わせて一つの世界を作り出していく、地道な作業。 しかし、その作業で出来上がる作品は 山河を飛び越え空に虹を描いたり 落ち込む誰かを力づけたり 自らの小ささを否応なく思い知らしめたり だから、字には無限の可能性が秘められている。 叶原さんの描く、『観念世界』 非日常を描いているようでいて、なぜか胸の中に既視感がわき起こる不思議な作品 字が紡ぎだす、無限の広がりを感じさせてくれる作品 私はこの広大な字の森の中で この作品にめぐり合えたことを、 本当に嬉しく思います
小説を書くということ。
それは、一つ一つの字を組み合わせて単語を作り
単語と単語を組み合わせて文を紡ぎ
文と文を組み合わせて一つの世界を作り出していく、地道な作業。
しかし、その作業で出来上がる作品は
山河を飛び越え空に虹を描いたり
落ち込む誰かを力づけたり
自らの小ささを否応なく思い知らしめたり
だから、字には無限の可能性が秘められている。
叶原さんの描く、『観念世界』
非日常を描いているようでいて、なぜか胸の中に既視感がわき起こる不思議な作品
字が紡ぎだす、無限の広がりを感じさせてくれる作品
私はこの広大な字の森の中で
この作品にめぐり合えたことを、
本当に嬉しく思います