颯希さんのレビュー一覧
世界のすべてには裏と表がある
影があるのは光があるから
光があるのは影があるから
この"普通"の町をつくる
文明が正義で、進歩だとしても
「浪漫だって夢だって全部飲み込んでやる。僕は、」
自分の正義を見つけに行こう
やられたらやり返す、ころされたらころす、それじゃいつまで経っても前に進めない。
紙袋の少年がしていたのは
人が強くなる手助け
それが無力な少年の正義だった
───見たことのない愛しい光よ、待っていてくれ。
*
近い将来この世界の御話。正義も悪も幻でしかない。心に突き刺さる、灰色の御話。
“世界は、まあるく出来ているんだよ”
心に残ったひとことでした。
疲れた大人たちじゃない。
強くなるのは、これからを生きるこの世代。変えていくのはこの世代。
灰色の空と、乾いた風と、荒廃した町と。
優しい優しい御話でした。
ぜひ、御一読を。
長年連れ添った相手と
俺は明日、結婚する。
結婚式の前日
──北海道で出会ったのは
彼女と真逆の女性。
愉快な仲間に囲まれて
まさかの同室
まさかの混浴!?
俺の心臓を弾ませるように
きみは笑った
遅すぎた出会いに
きみは泣いた
──俺は明日、結婚するのに…
『俺はその時、どう行動するか。』
「私は待ちます」
きみは優しく微笑んだ
「好きだよ」
きみは照れて、うつむいた
──たとえ何かを壊しても
手に入れたいモノが
そこにあった。
「悠人さん…」
愉快な仲間も
キューピットも
「見ちゃったんですか?」
────ほんとはすべて。
『俺はその時、どう行動するか。』
ぜひ、御一読を。
下駄箱で つかまえた
「名残惜しいくらいです」
「おれも、です」
ふわりふわり、舞う季節
景色にまみれて
想いも言葉も、ふわりふわり
赤く染まって
俺も君も
同じいろなら いいな
──魔法よ雪よ、
とけないで。
★ ★ ★
浮かぶ情景、引き込まれる世界観、ふたりの距離感
柔らかい文章
すべてが魅力な12頁です。
作者様の魔法につかまること間違いなし。
ぜひ、御一読を。
明日は山田小6年2組、修学旅行。
『明日の降水確率は100%です』
「なんだと…!?」
起きろ太郎!
我が6年2組のために
俺が雨なんか降らせやしない!
そう、たとえ
指に腱鞘炎が、頭に白髪が生えたとしても。
「お袋は黙ってろ!」
───“痛い”なんて言わせない。
誇りと希望をかけた
太郎の戦いが今 幕を開ける。
は?ピーターパン?
子供かお前らwwwwww
───10月31日
その日、悪夢は幕を開ける
古より伝わる“負”の感情は
幽霊よりも強く
人間を縛り付けていた
『人間って無様だね』
本当に悪いのは
本当の恐怖は何なのか
「──絶対に生き延びてくださいまし」
忌み嫌われる悪魔の子
彼等の悪夢の終末とは
『ハロウィンは追悼の日』
ぜひ、御一読を。
すべてがどうでもよくなって
ふたりの世界に閉じこもった。
「「…どっちが砂希でしょう」」
だって同じ顔同じ声
ふたりは双子なのだから
「「ハズレだよ」」
バリアを張って、何も見ない。
土足で中を踏み荒らすな
無責任に立ち入るな
「…嘘。お前、砂希のほうだ」
──転んだ転んだ坂だって
大きく曲がった向こうだって
みんなみんな“道”なんだ
「嘘に頼らないで、ぶつかれ」
人はみんな、過去がある
そこから出来た現在がある
造ってゆける未来がある
ゴールがあって
スタートする
厳しい険しい旅路の中で
出逢う幾つもの人がいる
『──幸せ、だ』
だから逃げないで
前を見据えて
警戒心を緩めて
「俺が絶対、助けてやるから」
あなたと一緒なら
なんだって乗り越えられるから
双子の足元には
道がたくさんあったのです。
──伝えなければ、伝わらない
素直でおチビ可愛いわんこと
ナチュラル変態タラシ野郎
──バカなあいつの
どれが本音でどれが嘘か
好きだってこの気持ち
あのとき素直に伝えられたら、
…可愛くないことばかり言ってしまうけど
深いところの想い
隠してんだよ
──あいつは最後まで
不器用な“嘘”を置いてった
素直じゃないみんなの
じれったい不器用ラブコメディ!
ラストが読めない展開に
目が離せなくなるはずです。
“伝える”大切さを教えてくれるお話。
ぜひ、御一読を。
最初から最後まで、心臓の音が鳴りやまないお話でした(><) ほっとしたのもつかの間、まだ問題は解決してなかったり。もうとにかくドキドキすることだらけです。 今までの三角関係ものとは違って、最後までどうなるか、ほんとうに分からない!!!(・ω・´) 途中で「これからどうなるの!?」とマジで悩んでしまうほど、三咲ちゃん、聖くん、紅くんの心が複雑に絡まって、そこがまたドキドキ。 ちはちゃんはすごいです(-ω-´) 素敵な表現が多くて、みんなすごくいい人たちで、だから切ない。ひとりひとりの気持ちがよく分かるからこそ引き込まれていきます。 読んだ後、絶対胸がいっぱいで何をどうすることもできなくなります。保証します(・∀・) チェリーな3人の迷子な話。 ぜひぜひ味わってみてくださいっ(*^^*)
最初から最後まで、心臓の音が鳴りやまないお話でした(><)
ほっとしたのもつかの間、まだ問題は解決してなかったり。もうとにかくドキドキすることだらけです。
今までの三角関係ものとは違って、最後までどうなるか、ほんとうに分からない!!!(・ω・´)
途中で「これからどうなるの!?」とマジで悩んでしまうほど、三咲ちゃん、聖くん、紅くんの心が複雑に絡まって、そこがまたドキドキ。
ちはちゃんはすごいです(-ω-´)
素敵な表現が多くて、みんなすごくいい人たちで、だから切ない。ひとりひとりの気持ちがよく分かるからこそ引き込まれていきます。
読んだ後、絶対胸がいっぱいで何をどうすることもできなくなります。保証します(・∀・)
チェリーな3人の迷子な話。
ぜひぜひ味わってみてくださいっ(*^^*)